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【建築奔放】あすかとお散歩〜中之島編1〜

2019.1.13

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEモデルのあすかです。

今回ご紹介するのは中之島の大阪ナカエリア。現在もレトロな建物が立ち並び、オシャレなカフェやレストランが集まっています。

そんな大阪ナカエリアの歴史溢れる代表的なレトロ建築をご紹介します!

大阪市中央公会堂

まずは大阪市のシンボルでもある大阪市中央公会堂

1918(大正7年)1031日竣工のレトロ建築です。201811月に開館100周年を迎えました。現在でも大集会室や会議室、レストランを利用でき、コンサートや講演会などのイベントが開催されています。

竣工 1918年
規模 地上3階、地下1階
設計原案 岡田信一郎
建築顧問 辰野金吾
所在地 大阪市北区中之島1丁目1番27号

歴史

株式仲買人の岩本栄之助氏が、建設費の100万円(現在の50億円)を大阪市に寄付したことにより、公会堂の建設に至ったそうです。2002年には約4年の歳月を経て、改修工事が終了し、80年ぶりに竣工当時の姿として甦えりました。

同年12月には公会堂建築物として西日本で初めて、国の重要文化財に指定されました。

外観の特徴

特徴はレンガ造りの外壁と白い帯、青銅色のドーム屋根です。ネオ・ルネッサンス様式を基調としています。細部にはウィーン分離派様式といったものも取り入れられているそうです。

地下1階・地上3階建ての建物で、1階から2階までの吹き抜けの大集会室があり、3階には中・小集会室と特別室があります。

写真を見ると、何となくあれ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。公会堂の設計には、赤レンガが特徴の東京駅舎を手がけた辰野金吾氏も関わっていました。どことなく東京駅舎に雰囲気が似ていますよね。

夜のライトアップも非常に幻想的でおすすめです。川を挟んだ反対側のレストランから眺める夜景は川面に光が反射してムード満点ですよ!

 

大阪府立中之島図書館

大阪市中央公会堂から少し歩いたところにある大阪府立中之島図書館

1904(明治37年)に本館(中央部分と1号書庫)がネオ・バロック様式で建てられました。その後、1922(大正11年)に左右の両翼が増築され、現在の形となりました。

竣工 1904年
規模 地上3階
設計 野口孫市、日高胖
建築顧問 辰野金吾
所在地 大阪市北区中之島1-2-10

歴史

こちらの図書館は、住友家第十五代当主の住友吉左衛門が欧米への視察旅行に出かけた際、富豪たちが私財を投じて文化事業や社会事業に協力している姿を目のあたりにし感銘を受け、地元大阪に図書館建物と図書購入資金を寄贈したことによって建設されました。本館は大阪大空襲の戦災からも免れ、幾度かの書庫の増築を経て、残存しています。

1974本館左右の両翼が共に国の重要文化財に指定されています。

外観の特徴

レンガと石造りの重厚な建物で、エントランスはローマのパンテオン(神殿)をモデルにしており、さらにドーム状の中央ホールは教会を思わせる造りとなっています。

中之島図書館は現在も、古典籍・貴重書や大阪関連の文献、ビジネス関係分野の書籍・資料に特化した図書館として利用され親しまれています。

 

日本銀行大阪支店旧館

大阪府立中之島図書館から御堂筋へ歩いて行くと、御堂筋に面して堂々と建っているのが日本銀行大阪支店旧館です。

竣工 1903年
規模 地上2階、地下1階
設計 辰野金吾・葛西万司・長野宇平冶 
所在地 大阪府大阪市北区中之島2-1-45

歴史

こちらの旧館は、1903(明治36年)に建設されました。この場所には江戸時代、島原藩水戸藩の蔵屋敷があり、明治の初めには、今の郵便局である郵便役所が大阪で最初にできた、歴史ある場所です。

旧館は、先ほどご紹介した大阪市中央公会堂や中之島図書館より先に建てられており、ここでも辰野金吾氏が設計にたずさわっています。辰野氏が明治建築界の第一人者であることが見て取れますね。

事前に予約すれば、旧館の内部や新館の営業室などを見学することができるそうです。

外観の特徴

ドーム型の屋根が特徴で、こちらも外観のデザインはネオ・ルネッサンス様式を主に取り入れています。

築後80年を経て、老朽化と地盤沈下が進んだため、旧館は198082年(昭和5557年)にかけて、改築工事が行われました。一時は高層ビルへの全面建替えも計画されましたが、「歴史的価値のある建物をぜひ残してほしい」という声を踏まえ、外観は、御堂筋から見える東・南・北3面の外壁のほか、旧貴賓室、大階段など内部の重要な部分を保存し、西側敷地に高層棟が新築されました。

(引用:大阪案内観光公式サイト)

旧館の雰囲気にあわせて外壁を花崗岩のグレーで統一しており、高層棟の現代建築と旧館の調和が素晴らしいです。

 

最後に

キタミナミの間に位置し、都会でありながら歴史的な建造物が立ち並ぶ中之島エリア。途中でオシャレカフェに立ち寄ってみたり、リバーサイドを歩いてのんびり癒されるのもいいですね。

ゆったりお散歩しながら、大阪で大切に守られてきたレトロ建築をぜひ味わってみてください。

 

以上、あすかでした!

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