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【現場に突撃!】建物の基礎、電気工事ってどうしてるの?

2019.1.19

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのまほです。

本日は現場に突撃!ということで建物の基礎部分の電気工事がスタートされた現場に行き、実際に電気工事士さんに取材しながら電気工事の方法電気工事士についてご紹介したいと思います。

電気工事士はこんなところで大活躍

ケーブルを触るのが得意という人が店舗や住宅の配線を工事してもいいのか?と言われればそうではありません。
店舗や住宅の細かい配線は必ず電気工事士の資格を持った方が行う必要があります。

電気工事士とは?

電気工事士ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の工事を行っています。電気工事士の資格は、それらの電気工事を行う際に必要となり、電気工事の欠陥によって災害が発生するのを防ぐために、一定の資格のある人でなければ電気工事を行ってはいけないことが、法令で定められています。その法令を電気工事士法といい電気工事士の資格は、経済産業省が認定する国家資格です。

まずはじめに分電盤の確認を行う

作業中すみません!今はなにをされているんですか?

分電盤の確認ですね。ビルなどでは主にメンテナンス室などでビル全体の電力がまとめられています。そこから各部屋に電力が分けられていて、その分けられた電力は部屋にある分電盤というところで管理されます。実際に使用する電力が、部屋ごとに分けられた電力と比べた時に不足してしまっている場合は、供給電力を増やす必要が出てきます。その場合は新しい工事が必要になるので、分電盤工事が始まる最初の段階で確認する必要があります

たまに家でドライヤーとレンジを一緒に使ったらブレーカーが落ちちゃうんですが、それは電力が不足しているということですか?

そうです!同じ場所でこれだけの電力は使えるけど、それ以上になるとショートしちゃうというのがその現象ですね。ご自宅だったらそこまで大きな問題にならないかもしれませんが、会社や店舗となればそうはいきません。特に飲食店とかだと冷蔵庫とレンジを一緒に使うなど、電力を同じ場所でたくさん使用することもあります。実際にその場所でどのくらい電力を使用するのかを事前に確認しておくことは、僕たち電気工事士大事な役目ですね

なるほど。そういった部分は電気工事士さんのお仕事だったのですね

照明の入れ替え施工も電気工事士の仕事

蛍光灯からダウンライトに変更するので、今までの天井にはめ込んでいた蛍光灯を取って修復の作業を行っていました。でも実際にはどうやって変更するのでしょうか?施工の段階を見ることが出来ましたのでご紹介します。

照明の種類について

クライアントさんの希望にそって、様々な照明の中からイメージにあったものを選んで設置工事を行います。
今回の現場ではもともと蛍光灯がついていた天井から、蛍光灯を外してダウンライトを設置し直す工事が行われていました。

どうやって照明の設置工事は行われているの?

へぇ〜!こんな感じで蛍光灯がはめ込まれていたんですね

そうなんです。蛍光灯重さがあるので、天井の裏にあるボルトに吊るして付ける必要があるんですよ

この天井の素材は何ですか?

こちらはジプトーンといって天井でよく使用される素材です

ジプトーンとは、吉野石膏株式会社の化粧石膏ボードの商品名で、トラバーチン(不規則な穴の開いたデザイン)模様の洋風天井材。
比較的安価な上、下地の上に張るだけという簡易性やメンテナンス性の高さにより、事務所・店舗建築などで広く普及している。また、住宅関連では、物置、倉庫などにも使われている。
特徴としては、凹み部に専用ビス留めをすることで、ビスが目立たなく意匠性を損なわない。現場でのクロス仕上げ、目地処理や塗装仕上げが不要で、工数および業種が少なく、工期短縮になる。そして、不燃材料なので、内装制限を受けないなどメリットが多い。ホルムアルデヒドを吸収・分解する性能を付加したジプトーンも商品化されている。

(引用:https://suumo.jp/yougo/s/gyptone/

蛍光灯を外したあとの穴を同じようにジプトーンで埋めています。今はまだ簡易的に埋めているように見えますが、この上に塗装をすることでほぼ周りとの差がなくなるのが、メンテナンスがしやすいと言われている部分なんですよね

なるほど!ダウンライトにはどのように変えるんですか?

完成後は埋め込んでいるように見えますが、実際には天井にこうした穴を開けて穴の入り口に引っ掛けて取り付けます。ダウンライト一個分くらいだと重さもそこまで無いので、蛍光灯のようにボルトに引っ掛けたりしなくてもいいんですよね

この電気の配線取り替え電気工事士さんの資格が必要なんですか?

はい。基本的には電圧が600V以上の接続や設置等は基本電気工事士でないと出来ない為、一見作業さえ覚えれば簡単な工事に思われがちですが、こうした場所にも資格は役立ってきます

やっぱり資格があるとないとでは出来ることが変わってくるんですね!

電気工事士さんに聞いた、施工時に重要視していること

実際にこうして現場を見ると、照明ひとつ入れ替えたりすることにもたくさん工程があるんだと分かったのですが、中でもとても重要なお仕事と言えば何ですか?

そうですね。一番は最初にご紹介した通り設計士との事前確認だと思います。こうした電気の配線などは壁や天井が完成する前に仕込みが必要です。設計士との事前確認がひとつでも漏れてしまうと施工がいちからやり直しになってしまうこともあり、一度現場が完成した後にやり直しとなった場合はかなり大掛かりな工事になってしまいます。なので、分電盤で供給量の確認どこでどのくらいの電力を消費するのかなどもは、設計士と綿密に打ち合わせします

なるほど。コンセントひとつ増やすだけでも後になると大変なこともあるんですね

そうなんです。天井や壁が出来ていない場合にはこんな感じで電線を引っ張ってこれば、どこにでもだいたい設置ができるのですが、完成してしまうとそうはいかない場合もあるんですよ

これがコンセントに繋がる線なんですね。壁の中でこんな感じになっているとは!なかなか壁が無い状態では見れることが無いので勉強になりますね!

なかなか見えない場所なのですが、とても重要な工事になります。クライアントさんが完成後にその部屋でどんなことをするのかや、飲食店であれば厨房をどう使うのかなども考えて配線工事を進めていくので、タイトなスケジュールの中で「もしかしたら、ここに配線をもってくるのは難しいかもしれない」と思った場合でも、どうにか引っ張ってこれるルートを探すなど妥協なく進めていくことはとても意識しています

さすがプロの仕事ですね。色々と教えていただいてありがとうございました

まとめ

本日は施工現場に実際に取材に行き、電気工事士さんが実際にどんな仕事をしているのかをご紹介しました。
資格があるからこそさまざまな施工ができるということはもちろんのこと、配線工事照明の付け方など普段見ることが出来ない部分も見られてとても勉強になりました。

次は照明が設置された後に、照明の色温度や、実際にどんな雰囲気になるの取材に行きたいと思います。
次回更新もお楽しみに!

以上、まほでした。

 

 

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