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地球の未来につながる資格、造園施工管理士とは?

2019.9.16

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEモデルのあやです!

深刻化する温暖化の防止環境保護のために、屋上緑化・公園・庭園・道路緑化工事などの都市環境整備事業が拡大しました。今回は事業の拡大にともなって適切な造園工事を行うための技術管理者の国家資格、造園施工管理士についてお話したいと思います!

都市の緑化計画に興味のある方はぜひこちらの記事もご覧ください。

 

造園施工管理士とは

造園施工管理士とはどんな資格?

温暖化防止や環境保護といった側面から、屋上緑化・公園・庭園・道路緑化工事などの都市環境整備事業が拡大したことを背景に、適切な造園工事を施工するための技術管理者の育成を目的にこの資格制度が発足しました。

造園工事などを請う際には、施工計画の作成や現場の工程管理、資材等の品質管理、作業の安全管理等を行う技術管理者の配置が義務づけられます。その業務の担い手として認められているのが造園施工管理技士有資格者です。

資格、スキルの活かし方

この資格には1級と2級があり、1級有資格者は大規模工事2級有資格者は一般建設業において管理者となることが認められています。造園工事には欠かせない存在だけに造園業者からの評価は高く、有資格者に対して手当を支給するところもあります。

活躍の場も造園のみならず、建設業や土木関連業など広く、独立する人も少なくありません。エクステリアデザイナーやガーデナーと呼ばれる人の多くも造園施工管理技士の有資格者です。

未来への期待

環境保護や地球温暖化の問題に世界規模で関心が高まる中、緑を守り新たに創造するプロジェクトは今後さらに増えることでしょう。その上で欠かせない存在とも言える造園施工管理技士への注目とニーズが高まりつつあります。環境保護活動の一環として仕事ができる社会的役割を担うといった意味でもやりがいのある仕事ができるようになります。

またエクステリアやガーデニングデザインなど個人からのニーズも高まっています。

緑化は日本、世界、地球にとって欠かせない計画になってきます。この資格は大きく社会に貢献できる資格ですね!

 

地球の温暖化の現状

上昇し続ける世界最高気温

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(2013~2014年)によると、陸域と海上を合わせた世界平均地上気温は1880年から2012年の期間に0.85℃上昇しました。最近30年の各10年間は、1850年以降のどの10年間よりも高温を記録しています。

地球温暖化のメカニズム

太陽からのエネルギーで地上が温まる

地上から放射される熱を温室効果ガスが吸収・再放射して大気が温まる

温室効果ガスの濃度が上がる

温室効果がこれまでより強くなり、地上の温度が上昇する

地球温暖化が進行する

主な温室効果ガスの種類として、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロンなどがあります。

加速するアマゾンの森林火災

アマゾンの森林は地球の肺と呼ばれCO2と温暖化の上昇を食い止める大切な存在です。しかし農業や放牧を行うための森林開拓を理由に、現在も森林は燃え続けています。燃えた面積はカリフォルニア州2つ分にあたり、これは深刻な環境問題につながるとされ日本でもやっとメディアで報じられ始めました。

各国の著名人や団体が多くの寄付や署名をしているほど大きな問題になっています。火は一瞬にして森を灰にしてしまい、去年に比べ145パーセントのアマゾンの森林が消えました。これは地球の未来にかかわる大問題なのです。

 

造園施工管理士の資格取得方法

温暖化を防止するためにも、造園にかかわっている方もぜひこの資格を勉強してみてはいかがでしょうか?資格の取得方法をご説明します!

造園施工管理士2級

2級でも造園の評価は大きいです。

2級を取得すると一般建設業において主任技術者となることができます。主任技術者とは外注総額が4,000万円未満の元請業者や下請業者が直に雇用している技術者から現場に配置しなければならない技術者を指します。

建設業許可を取得している業者の場合、請負代金の額が500万円未満であっても主任技術者を置く必要があります。もし主任技術者がいない場合、会社は工事の受注に制限がかかります。2級を取得すれば主任技術者になれるので、会社にとって必要な人材として厚遇される可能性があります。

会社によっては資格手当が付き、さらに有資格者がいる会社は公共工事の入札において評価が高くなるので大きな工事も受注しやすくなります。

2級試験の合格率

平成25年度以降の合格率を見てみると、学科試験はほぼ5割、実地試験では約4割程度となっています。これらを単純に掛け合わせると最終合格率は20%程度になります。10人受けたら8人が不合格という難易度の高い試験です。

学歴と実務経験

学歴 必要な実務経験
大学の指定学科を卒業 1年以上
大学の指定学科以外を卒業 1年半以上
短大・高専の指定学科を卒業 2年以上
短大・高専の指定学科以外を卒業 3年以上
高校の指定学科を卒業 3年以上
高校の指定学科以外を卒業 4年半以上
中学を卒業 8年以上

 

職業能力開発促進法による1級または2級造園技能士であれば、4年以上の実務経験が必要となります。また学生でも、指定学科の卒業見込み者や既卒業生が実務経験を積む前に学科試験のみを受験することができます。

法改正が行われる可能性があるので、全国建築研修センターのホームページなどから必ず最新の情報を確認してください。

造園施工管理士1級

1級を取得すると主任技術者の他に監理技術者になることができます。これは特定建設業者が請け負った下請契約の金額が4,000万円以上になる場合に、その工事現場に専任で配置しなければならない技術者です。

高額の案件を扱うために必要な人材といえ、また1級所持者がいる会社は公共工事の入札において2級の3倍も高く評価されるので、公共工事を請け負いたい会社は1級所持者を確保しようとします。このため転職時に大変有利です。

1級試験の合格率

1級試験の合格率ですが、平成25年以降は学科試験で4~5割程度、実地試験で3割を超える程度になっています。

平成28年度試験の場合、学科合格率が53.2%、実技合格率が32.5%で掛け合わせると総合合格率は17.29%です。実務経験者のみが受ける試験ということを考慮すると、かなり低い合格率となっています。

このことから施工管理技士の資格で最難関と呼び声が高い資格です。

学歴と実務経験

学歴 必要な実務経験
大学の指定学科を卒業 3年以上
大学の指定学科以外を卒業 4年半以上
短大・高専の指定学科を卒業 5年以上
短大・高専の指定学科以外を卒業 7年半以上
高校の指定学科を卒業 10年以上
高校の指定学科以外を卒業 11年半以上
中学を卒業 15年以上

職業能力開発促進法による1級造園技能士は、10年以上の実務経験が必要となります。

 

まとめ

造園施工管理士は「造園」の分野で施工計画から工程管理、資材調達、品質管理、安全管理などに携わる仕事です。造園施工管理技士の国家資格は実務経験がなくては取得できないため、造園会社などで職人としての経験を積み資格取得を目指すのが一般的なルートです。平均年収は300~650万円くらいとされており勤務先によって差が出てきますが、この仕事は技術職であるため経験やスキルがある人ほど多くの収入を得やすい傾向があります。現場ではスキルが重視されるため下積みから地道に経験を積んでいく努力が欠かせません。

造園の仕事の範囲は個人の庭を整理するだけでなく、公園遊園地など幅広い分野に及びます。緑地工事、庭園工事、公園工事、道路緑化工事など、さまざまな造園工事がどのような時代にも行われており、その現場監督になれる造園施工管理技士の将来性は明るいといえるでしょう。施工管理技士検定の中で最難関とも言われる造園施工管理士の資格を取ることは大きなキャリアアップに繋がるので、資格の取得は積極的に検討してもいいでしょう。

取得は大変ですが、取得できればこれからとても重宝されスキルアップにも確実につながる資格ですね!

以上あやでした!次回もお楽しみに!

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