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屋根の雪は落とさない!?雪国地域の屋根事情!

2020.1.21

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのれいこです!

白銀の世界!辺り一面を真っ白に変える雪はとても美しいですよね!しかし、実際に雪が降る地域で生活するとなると、さまざまな問題が出てきます。大雪が降ったり、冬に厳しく冷え込むような環境でも快適に暮らすには「雪対策」がとても重要になります。

今回は雪対策のひとつとして、雪国地域の屋根事情についてお話ししていきたいと思います!

雪国の家の屋根について知ろう!

雪国では冬になると一晩で数十センチ、豪雪地帯では1メートル以上もの雪が屋根の上に積もります。屋根の上に積もった大量の雪をそのまま放置しておくとさまざまな問題危険が生じます。そこで、降雪量の多い地方に暮らす人々にとって雪対策の重要なポイントになるのが屋根です。

雪に強い屋根とは?

雪に強い屋根とは、吸水率が低く雨漏りしにくい構造であることが重要になります。そのため豪雪地帯では約7割金属屋根(特にガルバリウム鋼板)を利用しており、密閉性が高く雨水が入り込みにくい構造になっています。

金属屋根には以下の3つの特徴があります!

雪に強い

金属屋根の場合、組み合わせることでほぼ密閉されるため雪が溶けたあとの水が入り込みにくくなっています。

地震に強い

金属屋根はとても軽いので、家の重心が低くなるため地震の揺れに強くなっています。

地球に優しい

鉄は溶かすと再び鉄に戻すことが出来るので、リサイクルして新たな資源として活用することができます。

ガルバリウム鋼板は非常に薄くて軽いので耐震性があり、サビに強く耐久性にも優れています!

雪国の屋根は急勾配と緩勾配どちらがいいの?

降雪量が多い地域では住宅の屋根に積もった雪をどう処理するかという大きな課題があります。屋根には急勾配緩勾配の2種類があります。屋根に積もった雪を落としたい場合は急勾配の屋根にして、屋根を雪の置き場として考える場合は緩勾配の屋根にします。急勾配の屋根は雪が滑り落ちやすく、落雪や雪下ろしによる事故が年々多発していることから問題視されてきています。

また、雪を落とすために十分な敷地の広さが必要になります。一方で緩勾配の屋根は雪下ろし作業がしやすい反面、軒先につららができる危険性があります。

 

雪国で使用される屋根の種類

主な屋根の種類は以下の通りです!

耐雪屋根

耐雪屋根は陸屋根や緩勾配の施工になり、雪の加重に耐えられるようにを頑丈にして3メートルの積雪に耐えられるようにしてあります。

融雪屋根

融雪屋根とは、屋根に直接パイプやヒーターを設置して屋根に積もった雪を電気や灯油などの熱を使って溶かし、水にして処理を行うシステムです。全面的に積雪を処理するのが可能な全面屋根融雪、積もりやすい谷部分のみの低コストな部分屋根融雪、軒先の氷柱対策・落雪防止対策に効果的な軒先部分融雪があります。軒先だけなら1カ月2万円くらい、屋根全面に融雪装置を設置すると1カ月5万円くらいの電気料がかかることもあります。

 

降雪量の多い地方におすすめの無落雪屋根

重大な事故が絶えない屋根からの落雪や社会問題化する隣家への落雪、雪下ろし中にバランスを崩して屋根から落下するといった事故が多数発生し、死亡事故も絶えません。降雪量の多い地方に暮らす人々にとって毎年の雪下ろしは重労働で、「屋根の雪で悩まされるのならいっそのこと屋根から雪が落ちなければいいのでは」という発想で生まれたのが三角屋根ではない無落雪屋根です。

無落雪屋根の最大のメリットは雪下ろしの必要がないということでしょう!降雪量の多い地方では積極的に導入されています。

無落雪屋根とは?

無落雪屋根は以下の3つのタイプに分けることができます!

勾配屋根方式

勾配のある一般的な三角屋根に雪止めが設置されている構造です。降り積もった雪は雪止めにひっかかり、滑り落ちることなくそのまま自然に溶けていきます。雪解け水や雨水は勾配によってスムーズに流れ落ちるため、雨漏りなどのリスクは少ないです。

フラットルーフ方式

勾配屋根方式と同じく雪を乗せたまま処理する方法ですが、こちらは三角ではなく平ら(フラット)な屋根です。平らなので雪が滑り落ちることはなく、わずかに勾配がつけられているので雪解け水や雨水は傾斜方向に流れる構造です。積もった雪の大部分は風で飛ばされ、内部で凍ってしまった部分は徐々に溶けて流れ落ちていきます。

スノーダクト方式

屋根の中央部分に設置されたスノーダクトに向かって緩い勾配がついている構造の屋根です。太陽光などで自然に溶けた雪がダクトから室内を通って外に排出されます。建物の周囲に雪や雨水が落ちる心配がなく、ツララもできにくいため降雪量の多い地方ではスノーダクト方式が主流となりつつあります。

ただし、スノーダクト方式は定期的なメンテナンスがかかせません。排水口に異物が詰まっていないかなど年に1回程度はチェックするように心がけましょう。

 

まとめ

雪国では屋根は雪から建物を守るとても重要な役割を果たします。雪下ろしの際の転落事故や落雪による事故・トラブルは毎年のように数多く発生しています。万が一の雪による事故で高額な費用がかかってしまう可能性も十分にあるため、事前にしっかりと対策しておくことが大切です。

どのような方法がいいか迷ったときは、屋根の雪対策が得意な専門業者や建築会社に相談し、住んでいる地域の降雪量や環境、建物の構造などそれぞれに適した屋根をプランニングしてもらうといいでしょう。屋根をこだわることで長い冬の生活も快適になるかもしれません。

本日はここまで!以上、れいこでした!

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