知らないと損!日常に欠かせない給湯器の特徴や種類をご紹介!
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こんにちは!POPCONEインタビュアーのあすかです!
お家で当たり前のように出てくるお湯は、給湯器のおかげで利用できています。生活に欠かせない給湯器ですが、種類や特徴を理解して利用している人は少ないのではないでしょうか。きちんと理解した上で給湯器選びをすることで、お得に使うことができます。

今回は、知っているとお得な給湯器の種類や特徴をご紹介します!
目次
給湯器とは?
給湯器とは水をお湯に変えることのできる機械のことです。お風呂だけでなく洗面台や台所など、日常生活に欠かせない部分で利用されており大切な役割を果たしています。

湯沸かし器や温水器と言うこともあります!
給湯器の種類
給湯器の種類は特にこだわらないという方も多いかもしれませんが、どのような給湯器を選ぶかによって使い勝手や光熱費は大きく変わってきます。給湯器にはさまざまな種類があり、それぞれ仕組みや特徴が変わるのできちんとした知識を持って選ぶことが大切です。

ここからは主な給湯器のタイプをご紹介します!
ガス給湯器
ガス給湯器は台所やお風呂に設置されることが多く、一般家庭で使われるもので最も普及率の高いタイプです。水を流したパイプをバーナーで加熱することで、そこを通過する水の温度を上げてお湯にする仕組みとなっています。

マンションの給湯器として利用されることもあり、多くの家庭で利用されています!
電気給湯器
電気給湯器は作ったお湯をタンクで貯める仕組みとなっており、使用できるお湯の量が決まっています。そのため機種によっては湯切れを起こす場合もあります。電気給湯器の移動や交換は簡単にはできませんので、選ぶ際にはタンクの容量選びも重要です。

代表的なものでエコキュートなどがあります!
ハイブリッド給湯器
ハイブリッド給湯器は、ガスと電気の良い部分を併用したハイブリッドな給湯器です。電気のヒートポンプは少ない電気量で効率よくお湯を沸かし、ガスのエコジョーズは使いたいときにいつでも十分な給湯をすることが可能です。

使用量が少ないときは電気を利用し、お湯が大量に必要なときはガスを利用する仕組みです!
石油給湯器
石油給湯器とは、灯油を燃料に燃焼バーナーを利用して給湯する仕組みです。ガスや電気だと寒い場所ではランニングコストが高くなってしまいがちですが、石油給湯器は給湯能力が高いので温度は関係なく安心して利用することができます。

貯湯式が主流でしたが、現在は瞬間式(直圧式)の製品が増えています。
エコ給湯器
エコ給湯器は、自然冷媒ヒートポンプというシステムで大気熱を利用してお湯を沸かす仕組みです。電気の力ではなく空気中の熱を利用してお湯を沸かすので、自然の力でお湯を沸かすシステムと言われています。エコ給湯器は電気代が安いことが最大のメリットで、電気給湯器と比べると約3分の1となっています。

地球にも家庭にも優しい給湯器です!
ガス給湯器と電気給湯器はどちらが良い?
現在普及している給湯器は、ガス給湯器と電気給湯器の2種類がメインとなっています。2つのタイプの違いや特徴は何なのかを理解しておくと、給湯器選びの役に立ちます!

ここからはそれぞれの観点からみたポイントをご紹介します!
初期費用
電気給湯器はタンクの機器費や電力配線、基礎工事などの工事費用もかかってきますのでガス給湯器より初期費用は割高となります。

トータルコストはあまり変わりませんが、初期費用の面ではガス給湯器の方が割安となっています!
ランニングコスト
先ほどご紹介したように、初期費用の面では電気給湯器が割高となっていますがランニングコストの面ではガス給湯器よりも割安となっています。契約するプランにもよりますので一概には言えませんが、ランニングコストを考えると電気給湯器がお得と言えます。

メーカーによってさまざまなプランを出しているので、きちんとプランも把握するようにしましょう!
設置スペース
ガス給湯器は瞬間式なので、貯湯タンクが必要ないためスペースがほとんどいりません。大きさは電気給湯器の10分の1程度です。貯湯式の電気給湯器はお湯をつくるユニットとお湯をためておくタンクユニットに分かれているので、タンクの大きさによっては約1畳分のスペースが必要です。

給湯器を選ぶ際は、設置場所をきちんと確認しておくようにしましょう!
シャワーの勢い
貯湯式の電気給湯器はタンク内で保存されているお湯を使うのに比べて、瞬間式のガス給湯器は水道圧の勢いを利用しているため、一般的にガス給湯器に比べて電気給湯器はお湯の勢いが弱くなります。

給湯器の種類によって、シャワーの勢いにも違いがあるんですね。
給湯器の選び方
給湯器の種類や特徴をご紹介しましたが、実際に給湯器を選ぶ際に何をポイントにして選ぶと良いのでしょうか。一緒に生活する家族の人数やライフスタイルによっても選ぶ基準は変わってきます。

給湯器を選ぶ上でのポイントをいくつかご紹介します!
設置をする場所
どこに設置する給湯器なのかはポイントになります。給湯器の主な設置方法を下記にまとめました。
- 屋外設置(壁掛型・据置型)
- 屋内設置(FE型・FF型)
- パイプシャフト設置
- 浴室内設置

一戸建てかマンションかによっても設置方法は変わります!
号数の違い
号数とは、給湯器の給湯能力を表す数字です。「水温」と「25度のお湯を1分間に何リットル出すことができるか」で号数が決められます。
- 16号給湯器……1〜3人の家族向け
- 20号給湯器……2〜4人の家族向け
- 24号給湯器……4人以上の家族向け

例えば24号の給湯器であれば、1分間に24リットルのお湯を出すことができるということです!
オートとフルオートの違い
浴室で使う給湯器には、オートタイプとフルオートタイプがあります。どちらも設定温度やお湯はり機能が付いていますが、フルオートタイプ特有の機能がいくつかあります。浴槽の湯量が少なくなると自動的にたし湯を行なってくれる自動たし湯機能や、浴槽の栓を抜いたときに追炊き配管を自動洗浄してくれる機能などがあります。

オートタイプはフルオートタイプより機能が制限されている分、費用が安くなります!
まとめ
普段の生活で当たり前のように使っているお湯は、給湯器のおかげで利用することができています。給湯器にはさまざまな種類があり、コストや設置場所によって選ぶタイプは変わってきます。家を建てる際や買い替えの際には、きちんとした知識を持って自分のライフスタイルに合った給湯器を選ぶことが大切です。

それぞれのメリット、デメリットをきちんと理解して選ぶようにしましょう!
以上、あすかでした。次回もお楽しみに!