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大規模修繕工事時のトラブルを未然に防ぐための心がけ

2019.11.12

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのあすかです!

マンションの大規模修繕工事時に気をつけなければならないのは工事のことだけではありません。工事中はそのマンションの入居者の方々にも配慮が必要です。大規模修繕工事時は特に入居者の方とトラブルになりやすいため、事前に挨拶回りをするなどの気配りが大切になります。

今回は大規模修繕工事中に入居者の方とトラブルにならないための心がけをご紹介していきます

マンションの大規模修繕工事

まず、マンションの大規模修繕工事ではどのような工事が行われているかを見てみましょう!

大規模修繕工事とは?

大規模修繕工事とは、建物が健全に建っていられるように行う点検や劣化部分の修繕です。建物内部に雨水が入らないようにするための防水工事に始まり、サビや腐食を防ぐための塗装工事設備工事などのさまざまな工事が行われます。大規模修繕工事は建物の寿命を守る工事であるとともに、入居者の方が安心・安全に暮らしていくために重要な工事なのです。

大規模修繕工事の項目

大規模修繕工事には大きく下記のような項目があります。

  • 仮設工事
  • 下地補修工事
  • 塗装工事
  • シーリング工事
  • 防水工事
  • 建具、金物工事
  • 設備工事

これらは建物を健全に維持するためには必要な工事です。この他にも、工事をスムーズに行うために建物の周りに足場を組む「足場工事」が行われます。

たくさんの工事がありますね!これだけの項目ですので、マンションの大規模修繕工事には2,3ヶ月~半年の工期が必要になるのが一般的です。マンションの規模が大きくなるのに比例して工期も長くなります

大規模修繕工事を怠ると建物はどうなる?

大規模修繕工事を怠ると建物の外壁や屋上などあらゆる箇所が劣化し、防水効果がなくなったりヒビが入ったりしてしまいます。そのような劣化した箇所から雨水が侵入することで建物内部の建材の劣化や腐食の進行を早めることになり、結果的には建物自体の寿命が短くなることにつながります。

内部が劣化すると建物が倒壊する恐れが出てきますので、安心して暮らすことができませんよね!大規模修繕工事は全ての建物になくてはならない工事です

 

大規模修繕工事時によく起こるトラブル

工事は非常に大規模になりますが、工事中も入居者の方々はマンション内で普通に生活をすることになります。そのため工事中にはトラブルが発生しやすいと言われています

騒音問題

工事中はどうしても大きな音が発生しますので、どんなに気を付けても騒音は発生してしまいます。特に日中に工事音が響くことで、入居者から下記のようなクレームが出てしまうようです。

  • TVの音が聞こえない
  • 赤ちゃんや子供が起きてしまう
  • 日中寝ることができない

塗料などによる悪臭問題

塗料の多くは揮発性ですので、外壁や共有部分などに塗装すると異臭を放ってしまいます。その異臭が家の中に入ってきたり洗濯物についたりするため、入居者は塗装工事中に窓を開けて空気を入れ替えることができません。

プライバシー問題

工事中は足場をマンション全体に組み、作業員があちこちを移動します。実はベランダもマンションの共有部分にあたりますので、作業員はベランダにも降り立って作業することになります。

このとき作業員から室内が丸見えになってしまいますので、入居者の方は作業中ずっとカーテンを閉めていなければいけなかったり、逆に閉め忘れて見られたくない室内を見られてしまったとストレスを感じることもあるようです。

入居者にできるだけストレスを与えないためにも、マンション側は工事の事情を理解してもらう努力が必要です

 

工事中のトラブルを回避するための心がけ

工事自体はとても重要ですので欠かすことはできません。しかし入居者のストレスになることは出来るだけ避けなくてはいけません。一番大事なのは入居者に工事のことを理解していただき、工事中のストレスをできるだけ避ける対処法をしっかりお伝えすることです

入居者から理解を得るための挨拶回り

工事のことをしっかりと理解していただくためにも、工事前に説明会を開くだけではなくきちんと挨拶回りを行いましょう。挨拶回りで入居者にお話するポイントは下記の通りです。

  • 工事内容
  • 騒音問題や悪臭問題の対処方法
  • 工事期間 など

これらを直接お伝えした上で書面でもお渡しすると効果的です。予算に余裕がある場合は菓子折りなどをもっていくのもいいでしょう。事前にしっかり説明することで入居者も工事に対して心構えができ、工事期間が分かっているだけも不安な思いをすることが減ることでしょう。

工事中も必要になったら再度説明する

工事の説明は事前だけではなく、工事中にも行うことでより理解を深めてもらうことできます。

大規模修繕工事の中で、特に音が出る工事臭いが発生する工事がある場合、事前に再度説明に回っておくことで入居者の方々もあたらめて備えることができます。こういった丁寧な対応がトラブルを防ぐことにつながります。

隣接するマンションや住宅にも挨拶回りを

挨拶回りはマンションの入居者のみに対してではなく、隣接するマンションや住宅の方々にも行いましょう。特に騒音は防音シートをしていても音漏れしてしまうこともありますので、入居者と同様に近隣の方々への配慮が必要です。

 

まとめ

大規模修繕工事は建物にとって欠かせない工事のひとつです。大規模修繕工事がなければ入居者の方も日々の生活を安心・安全に過ごすことは難しくなってしまいます。

工事中、騒音が異臭など入居者の方には多くの理解や配慮をしていただく必要がありますが、しっかりと説明しご納得いただくことでトラブルを防ぐことが可能です。工事の前の説明会や掲示板への張り紙だけではなく、入居者ひとりひとりと向き合うことが大事です。

要するに一番重要なのは入居者とのコミュニケーションが重要だということですね!しっかりと入居者とコミュニケーションをとり、トラブルなく大規模修繕工事をおこなえるように心がけていきましょう!

以上!あすかがお送りしました!

次回もお楽しみに!

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