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【玉掛け技能講習修了】重宝される!現場で人気の資格

2019.9.12

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのとまこです!

建設現場でクレーン車が大量の建材などをつり上げているところを目にすることはありませんか?今回はそういったクレーン車を扱う際に必要な玉掛けの資格について解説していきます。

私たちにはなじみのない言葉ですがクレーンなどを扱う職場で働く皆さんはよくご存じの言葉ですよね!建設現場では重要な資格です!まずはそんな玉掛けの作業とはどういうものなのでしょうか。

玉掛けとは

玉掛けとは、工事現場などで見かけるクレーン車のフックに建材を掛けたり外したりする作業、そしてその建材を指定の場所へと運ぶ作業を指します。特に重い荷物を持ち上げる際には、正しい方法で作業を行わないと重大な事故を招く可能性があるため、玉掛けを行うには指定された資格を取得することが義務付けられています

フックに掛ける方法

玉掛けにおいて、フックに荷物を掛ける方法はさまざまあります。

  • 目掛け:ワイヤーロープのアイをそのままフックに掛ける方法
  • 半掛け:玉掛けようワイヤーロープの中心部をフックに掛ける方法
  • あだ巻き掛け:フックにワイヤーロープを1回巻き付けて掛ける方法
  • 肩掛け:フックの肩の部分にワイヤーロープを巻き付ける方法

この中で、最も標準的な方法は目掛けです。それぞれの掛け方に滑りにくい、あるいは太いワイヤーに適しているなど長所・短所があるので、特性を十分に理解した上で吊り荷に応じて掛け方を使い分けることが大切です。

いずれの場合もフック上でワイヤーロープ同士が重ならないように配慮が必要です。

つり荷に掛ける方法

玉掛けではつり荷(運びたい建材や荷物)にワイヤーを掛ける方法にもさまざまなものがあります。具体的な方法は下記の通りです。

  • 目掛け
  • 半掛け
  • 目通し
  • あだ巻き掛け
  • あや掛け

さまざまな吊り荷の状態から合ったフックやワイヤーの掛け方を選ぶためには、知識とっさの状況判断が必要ですね!作業の安全性を守るためにも資格を活用して丁寧に取り組むことが大事です!

玉掛けに使用する用具

玉掛けでは、用具を使用して荷物をつり上げることもあります。その際に多いのがクランプ(縦づり用・横づり用)、ハッカーつりビームなどの用具です。使用するかは、つり上げる荷物の重さや大きさ、形などから判断する必要があります。

このように玉掛け作業では方法や用具が多岐にわたるため、作業を行うには十分な知識が必要です。

 

玉掛け技能講習について

玉掛け資格は国家資格です。取得すればもちろん履歴書に書くことが出来ます。その際の正式名称は「玉掛け技能講習修了」です。

受験資格

玉掛け技能講習の受講資格は、18歳以上であることが定められています。それ以外の条件は特に定められておらず、玉掛け作業に従事することを希望する方であれば、誰でも受講することが可能です。

初心者でも取得可能

未経験からでも受けれるため、受講してしっかり学習すれば比較的簡単に取得できます。そして現場仕事を経験している人が玉掛けの資格を取得する場合は、受講時間を短縮することが可能です。

未経験でも取得後すぐに業務に従事できるので、手に職をつけるという意味でとても嬉しいですね!

玉掛け技能講習

技能講習を受けるには受講料と教材費が必要です。具体的な金額は講習を行う団体によって若干異なりますが、受講料が約2万円教材費が約1,500円程度であることが多いようです。また、場合によっては助成金の支給制度を利用することが可能な場合もあるので、申し込み時には各団体に問い合わせてみることをおすすめします。

学科、実技ともに修了試験があり、無事修了できれば吊上荷重1t以上を含めた全ての移動式クレーン、クレーンデリック、揚貨装置の玉掛け作業が実施できるようになります。

技能講習は最長で4日間におよぶため、仕事をしながら受講をしたいという方は日程の調整が必要です。また、すでに取得している免許の種類によっては一部講習が免除されることもあるので、事前に確認しておきましょう。

試験内容

主な試験内容の内訳は下記の通りです。

学 科 クレーンなどに関する知識:1時間
玉掛けに必要な力学に関する知識:3時間
玉掛けの方法:7時間
関係法令:1時間
実 技 クレーンなどの玉掛け:6時間
クレーンなどの運転のための合図:1時間

 

玉掛け技能講習の難易度は?

玉掛け試験は国家資格ということもあり、専門的な知識が多く難しく思われがちですが、資格としての難易度は比較的簡単です。

試験に合格するには筆記試験実技試験の両方にクリアする必要があります。筆記試験については、講師の授業をしっかり聞いておけば合格点をとることは難しくないでしょう。また、仮に筆記試験の点数が足らなかったとしても、実技試験さえクリアすれば再テストのチャンスが与えられます

実技は作業時の合図や簡単な機械の操作です。現場での経験が少しでもあれば有利ですので、未経験の人は事前に現場で少しでも機械に触れ、本番前の練習時間に理解を深めながら動作を覚えることがおすすめです!

合格率

玉掛け試験の難易度は易しく、正式には公表されていませんが合格率は95%を上回るくらいと言われています。しっかり勉強できなかった方や、極度の緊張で実技試験の合図を間違えたり指示にきちんと対応できなかった方が不合格になってしまうようですので、準備をしっかり行って当日は落ち着いて試験に挑みましょう。

 

玉掛けに必要な資格

玉掛けの際には技能講習以外にどんな資格を取得しておけばよいのでしょうか?

玉掛け資格の際に必ず登場するのはクレーン車です。玉掛け資格が必要となるのは、クレーン車に荷物をかけて運ぶ際ですので実際に働いたときにはクレーンを運転する資格も必要になることが多いです。

クレーン運転の資格

クレーンの運転に関する講習や資格は下記の通りです。

  • クレーン・デリック運転士免許
  • 床上運転式クレーン限定免許
  • 床上操作式クレーン運転技能講習
  • クレーンの運転のための特別教育

クレーン運転の資格は絶対必要?

現場に複数人いるなら玉掛け作業を行う際のクレーン作業を有資格者にまかせることができますが、一人で玉掛け作業を行うなら、同時にクレーンの運転資格も必要です。

複数人で作業する場合でも、クレーンの運転資格と玉掛け資格の両方を持っていれば万が一何かが起こった際に臨機応変に対応できますので、どちらの知識も持っていることで監督者という立ち位置にもなれます。

玉掛け資格の取得を考えているなら、合わせてクレーンの運転資格も取得するといいですね!

 

まとめ

人間の力では持ち上げることができない荷物を持ち上げてくれる心強い味方がクレーン。重いときは100t級の荷物を上げるため玉掛け作業者の役割はとても重要で、ひとつ間違えると働く人たちの命に関わります

用途に応じた用具や適切なつり方を選ぶことは、安全な玉掛け作業の第一歩です。玉掛け技能講習などで学んだことを忘れずに基本に忠実な作業をすることが事故を防ぐ最大の方法です!現場で働く方はぜひしっかりと学んで資格取得の後安全に作業に取り組んでいただきたいですね!

以上、とまこがお届けしました!次回もお楽しみに!

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