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現場作業者の命綱!?高所作業に欠かせない「安全帯」とは

2019.5.2

Construnction Industory Media

こんにちは。POPCONEのとまこです。

建設現場や解体現場では常に危険がつきものです。足元が不安定な場所や高い所へ登らなければいけないことも多くあります。そんな高所作業時に作業者が安全に作業するため安全帯を使用します。そんな安全帯とはどのようなものなのか、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、高所作業に欠かせない安全帯についてご紹介します!

安全帯について

安全帯とは?

安全帯とは、高い場所で作業を行う鳶職人や工事現場で主に使用されているベルトに命綱がついていて、作業員の墜落による大きな事故を防ぐ目的で使用される保護具のことをいいます。一般的には命綱のロープの先にフックがついている「ランヤード」墜落時に身体を保持するための「胴ベルト」がまとまったものが安全帯と呼ばれています。

胴ベルト

胴ベルトとは文字通り、身体の胴に巻き付けて使うベルトです。腰道具とも呼ばれています。ベルトにストラップをつけることでインパクトドライバー、セットハンマー、クリッパー、モンキーやドライバーなどポケットに入らない道具を自分好みに合わせて腰に巻くことができます。

胴ベルトの種類はスライドバックル式胴ベルトワンタッチ式胴ベルトがあります。それぞれの特徴は下記のようになっています。

スライド式バックル ワンタッチ式バックル
メリット 安価 脱着がカンタン
デメリット 脱着しにくい 高価

 

ランヤード

ランヤードとは胴ベルトに取り付けられる命綱です。ベルトに通すDの形をしたD環、Bの形をしたB環六角環や開閉できるフックなどの金具をつなぐひも一式をランヤードといいます。

ランヤードは大きく分けるとロープ式、ストラップ式、巻取式の3つに分けられます。ランヤードのひも部分安全帯で最も大事な部分です。ひっかけたり角で擦れてしまうと使えなくなってしまいます。

 

安全帯使用環境

建築工事、解体工事、鳶(足場組立)、土木など作業を高さ2m以上の場所で行う際には、墜落による事故を防ぐために安全帯着用義務が法律(労働安全衛生法)で定められています。

高所作業をすれば必ず落下するわけではありません。しかし指示に沿わずに安全帯を使用せずに高所作業を行ってしまうと、万が一の時に大きな事故につながりかねません

安全帯を着用していれば大きな事故につながる可能性は低くなります!

安全帯の使い方とは

安全帯を使用する際はただフックをかければいいわけではありません。フックをかけていても、かけどころによっては大きな事故につながってしまうことがあります。

フックは丈夫な構造物単管パイプなどに取り付けましょう。もし人が墜落した場合、衝撃荷重はその人の体重のおよそ10倍近くと言われています。よって丈夫でないものにかけてしまうと万が一のときに衝撃に耐えきれず安全帯をしている意味がなくなってしまうのと、二次災害につながってしまう可能性があります。

また、フックの取り付ける位置は腰より高い位置にしましょう。取り付ける位置を腰より低い位置や足元などにしてしまうと、腹部への衝撃が強くなります。それによって内臓破裂や骨折などの重大なけがになる可能性が高くなります。

二丁がけとは

二丁がけとは安全帯にランヤードを二丁つけるスタイルのことをいいます。本来安全帯に一つしかついていないフックが2つついていて、不安定な場所で作業することが主な鳶職人では主流のスタイルになります。不安定な場所での作業の場合、いつ墜落してしまうかわかりません。

その中で安全に作業するためになるべく安全帯がかかっていない時間がないように2丁使います

建設現場によっては二丁がけ安全帯でないと現場に入れないこともあります。

 

安全帯の点検について

安全帯は命綱です。そのために日々の点検を怠ってしまうと大きな事故につながってしまいます。安全帯は一度でも強い衝撃がかかってしまうと安全上の問題で新しいものに変えるようにしてください。ロープに傷が入ってるものはもちろん使えません。

安全帯の使用期限とは

安全帯の使用期間について法令では定められていません。使用前点検を欠かさずきれいでも、劣化の恐れがあります。詳しい耐用年数につきましてはメーカーの表記をご覧ください。一般的には各種ランヤードの使用は2年、胴ベルトの使用は3年までといわれています。未使用の場合でも製造から7年以上経過したものは使用不可で破棄されるそうです。

命に係わる道具となりますのでこまめにメンテナンス、交換をすることをおすすめします。

 

まとめ

今回は安全帯についてご紹介してきました。今まで安全帯と聞いてもどんなものかピンとこなかった方も今回の紹介で分かっていただけたら嬉しいです!

高いとこで腰が引けてしまっては仕事になりませんが、安全帯を使用することで安心感ができ、作業にも集中できるようになります。使用の際は自分のためにこまめな点検と思い切って交換するようにしましょう。

 

以上、とまこがご紹介しました。次回もお楽しみに!

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