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停電から家族を守るための家造りと備え

2019.10.6

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのまいです!

大きな地震や猛烈な台風、記録的な豪雨や想定外の積雪など大規模な災害が頻発する昨今、防災の大切さを改めて実感している人も多いのではないでしょうか。台風15号による千葉の大停電では、2週間以上経過した今でも電気が復旧していない世帯が140世帯以上あるそうです。

今回は自然災害に対して家はどのようにして備えていけばいいのか、また浸水や停電の復旧後の処理を見ていきましょう!災害に負けない家づくりをすれば安心して暮らすことができます。

停電に負けない住まい造り

大停電に備えて省エネな暮らし

窓の配置を考える

家づくりを考えるときは窓の配置にひと工夫をすると、もし照明器具が使えなくなっても少し安心です。

もしものときには月の明るさは貴重になります。月の光を採り込むには窓の位置が重要で、東から南の方角にかけて部屋の高い位置や天窓を設けると、室内にいながら月あかりを感じることができます。普段の暮らしの中でも、風情を感じられるのでオススメです。

停電したときの暖の取り方

これは雪国の地方に限りますが、寒い季節の「薪ストーブ」は電気が使えなくても薪を燃やすことで暖が取ることができ、わずかですが炎のあかりが心をほっとさせてくれます。機種によっては調理器具としても使えるため、もしもの備えとしては優秀なパートナーとなり得るでしょう。

海外では炎の燃えている動画が流れるだけのチャンネルがあるほど、炎には癒しの効果があると言われています。停電で不安な夜でも少しホッとできるのではないのでしょうか。

太陽光パネルで電気の貯蓄

太陽光発電システムは、蓄電システムがあるものがあります。メーカーなどで推奨されている日常的な発電量には満たなくても、少しの太陽光パネル設置に加えて蓄電まで検討すると災害時にはとても役に立ちます。照明も含め、緊急時にどのくらいの電力が最低限あればいいのかを家づくりの際に相談して進めると現実的な備えになるでしょう。

もしもの備えがあれば、非常時でも慌てず安心できます。熱源をどうするか、冬だったらどうしのぐか、考えるべきことはいろいろありますが、「住まいの照明」についてもこれからの家づくりに生かしていきたいものですね。

環境にもやさしいオフグリッド

オフグリッドシステム自然エネルギーの1つである太陽光発電と組み合わせたもの主電源として使用しています。一般的家庭のように電力会社から供給される電力は非常用電源として位置付けています。

太陽光発電はエネルギー源が安定しており、CO2等の大気汚染物質を排出しません。さらに太陽光はどこにでも存在するためオフグリッドとの相性も抜群で、独立し安定した電力を作り出すことができます。

 

もしものときに役立つのはアウトドアグッズ

防災グッズはしっかり揃えていたいものですが、置いておくスペースメンテナンスなどある程度の手間も必要になります。いつ来るかわからない災害のためにどこまでやったらいいの?と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで普段も使えていざという時の備えになるのがアウトドアグッズです。昨年実際に起きた北海道胆振東部地震では道内のほぼ全域で停電となりましたが、キャンプ道具を使いながら数日をしのいだという人も多く見られました。アウトドアグッズは持ち歩いて屋外で使うことが想定されているためコンパクトで丈夫なものが多く、条件が悪い場所でも使うことができます。

夏にキャンプへでかける家族が多い北海道らしいエピソードですが、季節の楽しみの準備と防災を一度にできるとなれば前向きに備えを始められるのではないでしょうか。

ランタンとヘッドランプ

LEDランタンテーブルの上に置くこともでき、シェードを付けてフックで引っ掛ければ普通の室内照明のようにも使えます。

冬場の停電時などは、ガスランタンがあると暖も取れて安心です。扱いには十分注意が必要ですが操作も比較的簡単でガスの調整で明るさを変えることもできるので、さまざまな場所で使うことができます。

ヘッドランプは作業時の手元を照らしたり、暗い中を歩いたりするときに額に装着できて両手を使うことができるのでとても活躍します。釣りや登山などのアウトドアシーンを想定してつくられているため、防水性が高いものも多く発売されています。サイズや明るさの切り替えの有無、いろいろなデザインなどを見てお気に入りを見つけてみましょう。コンパクトなので通勤のカバンの中に入れておくと安心です。

バーナーとコッヘルセット

ガス式のシングルバーナーと小さいコッヘルセットがあれば、お湯を沸かしてカップラーメンを食べたり食材を調理することができます。手や顔を洗うのにちょっとお湯がほしいな、というときにも最適です。

アウトドア派でない人にも扱いやすくて手に入れやすいこれらのアウトドアグッズは「キャンプまではしないよ」という方でも夏の夕涼みにベランダで過ごす時や、グッズを持つことで楽しみが増えるかもしれません。この機会に楽しみながらの備えをはじめてみてはいかがでしょうか。

 

万が一のときの対処法

もしも停電したら冷蔵庫はどうすればいいの?

停電してしまってからドアの開閉がまったくない状態であれば「2〜3時間程度」冷気が保つことができ、その後は緩やかに庫内の温度が上昇していきます。

停電後慌てて中の食材を出してクーラーボックスに移したり、逆に冷蔵庫で新たな食品を保管するのは避けましょう。できるだけ開閉しないのがポイントで、開閉する度に庫内温度が上昇してしまいます。

冷凍庫も冷蔵庫と同様に極力開閉しないことが望ましく、凍っている保冷剤などが冷凍食品の周りにあると冷凍食品の温度上昇を緩やかにすることができます。

3時間以上停電が続いたら

3時間ほど過ぎた辺りから庫内の温度は緩やかに上昇していきます。肉や魚などの食材などは調理して食べてしまうか、もし火が使えない環境であれば処分するのがよいでしょう。野菜は冬場なら屋外でしばらく持ちますが、夏場は傷みが早いことを考え室内よりは風通しの良い日陰に置く方が良いそうです。

小さいお子様は要注意、水濡れからの漏電

冷凍庫内の霜や食材が解凍されることで水分が出て、床が水浸しになってしまうことがあります。停電後は水漏れに備えてタオルや雑巾を床に敷いておくなど対策をし、普段から「ドレンパン(冷蔵庫の中から出る水を受けるトレイ)」に水が溜まっていないかチェックしておきましょう。

すぐにする対処法

停電になったら、冷蔵庫のコンセントは抜いておきましょう。停電後電気が復帰したときの通電により冷蔵庫の水漏れで漏電の危険があります。

モーターを使った家電は起動時の電流が大きく、停電復旧時にほかの家電もあわせて一斉に復帰するとブレーカーが落ちたりヒューズが飛んだりする恐れがあります。そうならないためにも停電になったらコンセントは抜いておきましょう。

 

まとめ

昨年の北海道に続き、今年起こった千葉の大停電ではたくさんの教訓を得てみなさんも備えをしなくてはならないと思ったのではないでしょうか?

北国は万が一冬場に大停電になってしまうと暖を取れなくなり、冬場であれば室温はマイナス10度以下になってしまう可能性があります。本州や南部の方面では夏場の停電は熱中症や食中毒など感染症の恐れがあります。

そんなときに普段から馴染みのある建物やアイテムが備えになれば、とても心強いですね。

ぜひみなさんも備えのあるおうちへのリノベーションや取り組みをご検討してみてください!

以上、まいでした!次回もお楽しみに!

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