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最近“畳“があつい?見直される和の魅力再燃!

2019.8.29

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのあすかです!

近頃のマンションは和室のないタイプの物件もあり、畳の需要はここ20年低下の一途を辿っていました。しかしここ最近減少量は底を打ち、畳の需要量が回復傾向にあります。

今回は時代の流れと共になじみ深い畳について紹介していきます。

中国伝来のものが多いなかで、畳は日本固有の敷物です。かつては日本家屋が多く私達の暮らしにより欠かせないものでした。まずはそんな畳の歴史から一緒にみて行きましょう。

昔から人気のある畳とは

畳とは、和室の床に敷く床材のことで、日本独自に発達したものです。日本家屋にはなじみ深く、日本の文化そのものともいえます。

畳のサイズには、京間、中京間、江戸間、団地間などがあり、地方によって用いられる種類に特性があり日本人の生活に欠かせないアイテムです。

畳の歴史

存在する最も古い畳は奈良時代のものです。安土桃山時代から江戸時代にかけて茶道が発展し、これまでは貴族だけが使っていた畳が町人の家にも徐々に広がり始めます。

1603年の江戸時代には御畳奉行という役職が作られ、将軍や大名には特に重要なものになりました。農村にも普及していったのは明治になってからです。

長屋などでは借主が自ら畳を用意しており、手入れをしながら長く使っていけるような知恵も生まれました。それから本格的に栽培が始まり、江戸時代後期には畳を作って生業とする「畳職人」「畳屋」という職業としての畳職人が確立していき、庶民の家にも使用されるようになっていきます。

畳の魅力

現代ではフローリングが広く普及していますが、フローリングには部屋の中が寒い音が響く落ち着かないなどのデメリットもあることから再び畳が見直されています。

最近では畳縁を失くした琉球畳カラー畳などデザイン性の高い畳が増えていて、インテリアでも人気があります。畳と布団の組み合わせを好む外国人からの需要が増しているとも言われていて、海外でも畳の魅力が認知されつつあります。

従来の日本家屋とはまた違う現代の生活ではどんな風に畳を取入れていけば良いのでしょうか。取入れた際のメリット選び方など一緒に見て行きましょう。

 

畳を生活に取入れる

畳はどんな家屋で使用するかによっても種類が変わってきます。

集合住宅やマンションの場合、下に住む方への配慮を考えてより防音効果の高い畳が良いでしょう。小さなお子様はジャンプしたり、走り回ったりと元気いっぱい動きますので、防音効果の高い畳だと安心ですね。いたずら描きをする年齢のお子様のいるご家庭は、科学繊維でできた淡い色のカラー畳があり、汚れも落としやすく掃除も楽です。

コンクリート住宅などの場合は、保温効果に優れた畳を選ぶと良いでしょう。縁なしの畳にすると、お部屋を広々と見せることができます。

畳を取入れるメリット

畳を取入れるはメリットは下記の通りです。

  • 保温性や断熱性に優れている
  • 湿度調整が可能
  • 空気を丸ごとリフレッシュする働きがある
  • 弾力性と吸音効果ある
  • リラックス効果や集中力向上効果がある

畳の原料のい草は蜂の巣のような構造でたくさんの空気を取り込むことができます。そのため湿度が上がると湿気を吸い取って蓄え、乾燥すると蓄えた水分を放出し、部屋を適した湿度に調整してくれます。高湿度な日本の気候にぴったりといえます。程よい厚みと弾力性があるため、子どもやお年寄りのけが予防にもなり、育児や介護中の家庭には最適です。

さらに、い草に含まれる「フィトンチッド」という成分には、森林の香りと同じで、気持ちを落ち着かせる効果集中力を高める効果があることが科学的にも証明され注目されています。

和室の部屋に入ると妙に落ち着くのは畳から香るい草の効果もあったのですね!身近にあっても知らない事が多くて驚きました。

畳選びのポイント

ちなみに、畳み選びのポイントは「い草の本数」です。その本数が多ければ多いほど目が詰まっているため丈夫で長持ちします。もちろん、見た目もきめ細やかになるため、その分お値段は少し高めになります。

また、長いい草が使われているものは良い部分だけで作られているので、高級品になります。

単に畳といえどもたくさんの種類があるみたいですね!今ではホームセンターやショールームなど取り扱いも増えているそうなので相談しやすいですね!

 

進化する畳

以前は家族を構成する人数が多かったため、同じ部屋に複数人が寝るには和室は非常に便利でした。しかし核家族化が進み、1世帯当たりの住居人数が減ったり、椅子やソファーやベッドを使用する家庭が増え、畳の上に座る・座卓で食べる・布団を敷いて寝るという動作が減りました。

ライフスタイルの変化と共に畳を取入れる目的や暮らしの中での付き合い方も変わってきている中で、古き良き日本の文化である畳も現代の流行に合わせてもっと進化していく必要があり、その種類もより増えていっています。

畳の新しい形

最近多く使われている新しい形の畳をいくつか紹介します。

  • 土足で歩ける畳
  • お風呂で使える畳
  • どこにでも敷ける置畳

土足で歩ける畳は塩化ビニール系の新素材で編まれた畳表を使って作られているので、痛みにくく音を吸収する効果があるため、旅館やホテルで使われています。

お風呂で使える畳は特殊な素材で作られているため水に強く、編み方を工夫することで水ハケも抜群衛生的です。温泉施設などでも多く需要があり肌触りも良くとても好評です。

また樹脂の繊維で編んだ「置き畳」は薄くて扱いやすく、どんな部屋でも和室にできると外国人に喜ばれています。置くだけで部屋の印象がガラッと変わり、手軽でとても画期的ですね。一般家庭はもちろん、県内外の介護施設や保育園・幼稚園などからも需要があります。

近年ではさまざまな色が選べるカラー畳や、原材料を化学繊維にすることで 軽くて洗える畳なども開発されており、畳の選択肢の幅が広がっています。まだまだ新しい形の畳が開発されるのが楽しみですね!

畳業界の取組み

現在、畳業界では畳の良さを知ってもらいたいという願いから、全国の小中学校に畳を寄付する運動が広がっています。畳のある生活になじみのない子どもたちも、転げまわって遊んだり、昔ながらの遊びを楽しんだりできます。

その他ある企業では畳張替えの24時間サービスなども実施しており、旅館やホテルなどの日中時間が取りにくい業者などにとても需要があり顧客増加に繋がっているそうです。

 

まとめ

日本家屋からマンションへと暮らしのスタイルが変わり、洋間が主流となった現代でも畳の心地良さは人気があり、今でも国内外問わず和室の需要はあります。最近では洋風に合ったスタイルの畳が多く機能性も充実したものがたくさん開発されていて新たな分野へと広がりをみせています。

手縫いで畳を作る職人さんは少なくなってしまいましたが、海外でも日本の伝統職人芸が評価されています。日本だけでなく海外でも多くの方が畳を生活に取り入れ、更に身近なものになるよう期待したいですね。

畳は日本の大事な伝統文化。これから先も伝統を重んじつつ時代に合わせた畳との付き合い方を模索していきたいですね

今回はあすかがお届けしました!次回もお楽しみに!

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