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環境保護に特化した省エネ住宅とは!?

2020.6.9

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのあすかです!

近年、異常気象による災害が世界各地で起こっています。この異常気象の原因のひとつが地球温暖化です。これをうけて地球温暖化防止のために、CO2排出の削減やエコな生活をしようといった考えを住宅にも取り入れたのが省エネ住宅です。最近は省エネという言葉を聞く機会は増えましたが、実際のところ詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は環境保護に特化した省エネ住宅について詳しくご紹介していきたいと思います!

省エネ住宅とは?

省エネ住宅とは、日常生活で使用するエネルギーを抑えることのできる住宅のことです。具体的には毎日の生活の中で使用する冷暖房、給湯、家電製品などの消費エネルギーを少なくすることです。熱を逃がさない断熱と熱を侵入させない日射遮蔽の効果を高めることで、国内のエネルギー消費の約30%を占めているといわれる冷暖房の使用を減らし、環境問題の改善に努めることを目的とします。

省エネ住宅の基準

建物の省エネルギー性能を確保する為の基準を国が定めた指標で、1980年に省エネ法が制定されて以降、改正の度に内容が強化されてきました。「住宅の省エネルギー基準」といった住宅の建築主に対して一定の基準以上の省エネルギー性能の実現に対する努力義務を課し、全国各地の気候条件に応じて8つの地域ごとに基準値を設定しています。省エネ性能の評価には「住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準」と「設備機能などの一次エネルギーを評価する基準」の2つがあります。

省エネ住宅のメリット

光熱費を節約できる

省エネ住宅ではエネルギー消費を抑えるため、エネルギーを作り出したり維持するなどの費用も同時に抑えられます。

遮音性や耐久性が高い

気密性や断熱性が高い住宅は外からの音を遮断します。また、結露の発生を抑えるので家そのものの耐久性も高くなります。

寒暖差が小さい

断熱性・気密性の高い資材を使用して家を建てるため季節による寒暖差が小さくなり、冷暖房のエネルギーが少なくて済みます。

環境に優しい

自然エネルギーを利用し、二酸化炭素の排出量を減らせるので環境に優しい住宅といえます。

税金や補助金などの優遇が受けられる

初期費用がかかる省エネ住宅ですが、地球環境に優しい家ということで国からの支援制度も用意されています。支援には大きく分けて補助金制度減税制度があります。

省エネ住宅のデメリット

初期費用が高い

将来の光熱費が節約できるという側面はあるものの、一般的な一戸建てやマンションと比較すると初期費用は高くなります。

省エネ住宅に精通している業者を探す必要がある

省エネ住宅は地域ごとに断熱材の厚みや使用の種類まで細かく指定されています。そのためその土地の気候をよく知り、省エネの評価基準を満たす計算と施工ができる業者を探す必要があります。

 

省エネ住宅の補助金と税金の優遇制度について

補助金

支援を受けるためには住宅性能表示制度によって家の省エネ性が認定される必要があります。「BELS」はBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略で、正式には「建築物省エネルギー性能表示制度」といいます。審査基準を満たして省エネ性が認定された上で住宅の性能を証明する書類を添えて申請すると、30万円~最大50万円の補助金が受けられます。

減税

住宅ローン減税

長期優良住宅の認定を受けると、住宅ローンを組んだ場合に住宅ローン控除を受けることができます。一般の住宅では最大控除額が400万円ですが、長期優良住宅の場合には最大500万円の控除になります。

フラット35Sの金利優遇

住宅金融支援機構が定めた一定の性能を満たした住宅では「フラット35S」という金利を0.3%優遇する支援制度があります。

各種税金の負担軽減

登録免許税、不動産所得税、固定資産税も一般の住宅より軽減期間が2年長く設定されています。

 

省エネ住宅の選び方と制度について

省エネ住宅を購入するためにはどのような点に注意して選べば良いのでしょうか?そんな省エネ住宅を選ぶときに参考になるのが「性能表示制度」です。性能表示制度には以下の3つがあります。それぞれについて詳しくみていきましょう!

住宅性能表示制度

住宅性能表示制度とは、欠陥住宅などのトラブルを防ぐために作られた法律「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって創設されました。住宅性能表示制度には新築の場合10分野29項目の評価項目があり、省エネ性は「温熱環境」という項目で評価します。

窓の断熱性能表示制度

窓の省エネ性能を星印の数で等級表示します。断熱性能が高い順に星の数が多く、最高は4つ星です。

住宅省エネラベル

建築物の販売または賃貸の事業を行う者が、住宅の省エネ性について表示する努力義務です。登録建築物調査機関による評価に基づくラベル(緑色ラベル)と建築主等が自ら行った評価に基づくラベル(青色ラベル)の2種類があります。それぞれ総合省エネ基準断熱性能基準が適合しているかどうかが表示されます。

 

省エネに特化した低炭素住宅

日本の少子高齢社会や地震対策など日本国内の住宅事情を考慮し総合的な視点から住宅の質を底上げする長期優良住宅を総合型とするなら、低炭素住宅は世界的な環境問題を踏まえながら省エネ化に特化した特化型と言えます。低炭素住宅とは、市街化区域等内に建築された住宅のうち二酸化炭素の排出を抑えた住宅であり、認定基準を満たしたものを言います。低炭素住宅に認定されるためには「定量的評価項目」と「選択的項目」の2つの認定基準を満たす必要があります。

全国には低炭素住宅の認定が取得できないエリアがあります。低炭素住宅は建築地の用途地域が原則「市街化区域」内にあることが認定の条件となりますので、これから建築しようとする土地の用途地域が市街化区域に指定されているのか事前に確認しておきましょう。

 

注目を集める「ZEH」「スマートハウス」とは?

地球温暖化ガスの排出量削減が世界的な課題となっており、国内においても住宅の省エネルギー化は最重要課題のひとつとして位置付けられています。そこでこれまでの省エネに加え「創エネルギー」を導入し、太陽光発電などで創出したエネルギー量と住宅内で消費するエネルギー量が年間でおおむねゼロまたはプラスになる住宅ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の暮らしに注目が集まっています。

また、スマートハウスとはIT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅のことで、具体的には太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、エネルギーマネジメントを行うことで、CO2排出の削減を実現する省エネ住宅のことを指します。

 

まとめ

皆さんいかがでしたか?今回は省エネ住宅についてお話ししてきました。省エネ住宅は一般的な住宅と比べると初期費用がかかりますが購入後の住まいの快適さや光熱費を抑えられるといったメリットがあります。また、国の補助制度優遇制度を上手に利用すれば多少は抑えることも可能です。国としても今後、省エネ住宅をさらに普及させ建築物の耐震基準などと同様に一般化していくことを目指しています。

新築やリフォームを検討中の方は、この記事を参考に省エネ住宅も視野に入れながら検討してみてはいかがでしょうか?

本日はここまで!以上、あすかでした!

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