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【職人さんインタビュー】鳶職人:シンワテック 松原社長

2019.1.25

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのあやです。

本日は職人さんインタビューということで、大阪府寝屋川市にあるシンワテックという会社で、現場の職人としても働く代表取締役の松原さんにお話をうかがいました。会社の成り立ちや職人というお仕事について聞いてきた内容をお届けします。

シンワテックについて

こんにちは!POPCONEのあやです。本日はよろしくお願いいたします

こんにちは!シンワテック代表松原です

本日は会社の成り立ちから職人さんのお仕事など、幅広く教えていただこうと思っておりますのでよろしくお願いします。ではさっそくですが、御社を設立されたのはいつですか?

2018年の2月ですね。なのでちょうど1年くらいです

会社を作ろうと思ったきっかけは何かあったのですか?

私は現場職人16年、営業1年半で、トータル18年程建設業界にいるのですが、営業を経験したときに稼ぎのことや自分の人生のことを考えて独立をしようと思いました

18年ですか!とても長いですね!ちなみに、シンワテックさんは主にどんなお仕事がメインになるのですか?

足場工事を主に行っています。なので俗に言う鳶職人のお仕事ですね。建設現場では足場を組む鳶職人を、足場鳶(あしばとび)といいます。建築図面から建物をイメージして、後から作業に入る他の職種の職人が作業しやすいように足場を組むのが仕事になります

鳶職人のお仕事なんですね!鳶職人と聞くとニッカポッカのイメージがあるのですが……

あ〜!あれ、ガラが悪いって評判悪くって(笑)ここ最近はあんまりみんな履かないんですよ

そうなんですか!女の子であれば一度はニッカポッカの男性にキュンとすることがあるくらい、かっこいいなぁって思うんですけどね

え!?そうなんですか!?

はい!いかにも職人さん!って感じで、私は素敵だなと。あ……話が脱線しちゃいましたね。すみません(笑)

いえいえ(笑)でも、ここ最近はあんまり見かけなくなりましたねぇ

 

職人の仕事や建設業界について

色々と世間話もはさんでいると、職人さんの話題に。ここで職人建設業界について色んな角度から聞いてみました。

建設業界の職人のお仕事について

職人になって良かったと思うことってありますか?

現場職人体を使ってなんぼという仕事なので、シンプルに考えて仕事ができるところですね。特別な能力は必要ないので、体力に自信があれば仕事ができるっていうのは良いですね

体を使ってなんぼ!まさしく現場職人って感じですね。では、逆に大変なことってありますか?

大変……大変かぁ。どうかな?やっぱり現場仕事は体力を使うので慣れないうちは大変かもしれませんね

今、職人さんって求人を出してもなかなか集まらないって聞くのですが実際にはどうですか?

はい。その通りだと思いますよ。時代の変化もあるでしょうし、一概には言えないですが、今の若者は体より頭を使って仕事するという子が増えてきているように感じます。その点からみてみると現場仕事はちょっと避けられがちなのかも知れませんよね

時代の流れとおっしゃいましたが、松原社長が職人になりたての頃と最近の職人とは何か違いますか?

いい意味でもありますが、体育会系の感じでは無くなってきたかな?という部分ですかね。僕達の時代だと言われたことはなんでもやるといったような感じでしたが、今の子は自分の仕事とそうではないことをしっかりと分けて動いたり、容量の良い子が多いですね

人材の特性の変化ってどこの業界でも耳にしますね。その点は建設業界だけではない部分かも知れませんね

九死に一生エピソード

腰周りにいろいろと工具がありますが一番お仕事で使うものってなんですか?

ハンマーです。足場を組む時にしっかりと固定しないと外れてしまったりしてしまうので、ハンマーで叩いて固定するんですよ

これが足場かぁ〜。この幅の細さのところを歩くんですよね?怖くないですか?

怖いですよ。僕実際落ちたこともあって……

え!?落ちたんですか?

いや実際には「落ちかけた」ですね、20mくらいの建物で作業していた時に足を滑らせてしまって。そのときに僕の3mくらい下に作業している子がいたんですけど、その子の足に瞬時に摑まって助かったんです

え〜!?すごい!掴まった松原さんもすごいですけど、下にいた方もよく一緒に落ちなかったですね!まさに九死に一生です

そうなんです。僕にとっての命の恩人ですね

建設業界の営業について

では少し別の角度からになりますが、営業時代は具体的にはどんなことをされていたのですか?

僕は一社しか経験がないのでそこが全部の会社に通ずるとは言えないですが、僕がやっていたのは基本は新規開拓の飛び込み営業でした。大規模修繕などを行っている企業さんに飛び込みで行き、自社の説明をして仕事をください!ガツガツした感じのスタイルでしたね

飛び込みは大変なイメージですが、実際はどうでしたか?

もちろん門前払いのところもありましたが、話を聞いてくださったりお仕事貰えたりももちろんあるので、とても勉強になりましたね。実際に独立した今でも、そのときの営業で出会ったお客様とお付き合いがあったりもします

良いですね!松原社長のお人柄があってというところですね。関わった企業さんとはその後も長くお付き合いすることが多いのですか?

いえ、そういったわけでもなくさまざまですね。単発だけで終わる場合もありますし、定期的に工事をするたびに呼んでもらえることもあります。まだ一年目なのでこれからといったところですね

 

社長が考える今後の会社や建設業界への展望

松原社長は、今後の目標ってありますか?

まずは僕自身が社長という立場になったので、自分自身の人間力を磨いていきたいと思っています。というのも思ったことを割とハッキリと言ってしまうところがあるので、伝え方や気配りといった点において、まずは自分自身がまだまだ成長していく必要があるなと感じているからです。そこから会社としての目標である人材をもっと増やしていくというものに繋がっていけばと考えています

人間力ですか……一番にその部分が出てくるのは素晴らしいと思います。では建設業界に求めることって何かありますか?

弱者強者の関係ではなく、みんなが気持ちよく仕事ができる業界にしたいですね。先日、僕が営業にいかせていただいた企業さんの社長と話をしていたんですが、やはり建設業界では現場の職人って立場が弱いんです

立場が弱いですか?

工事スケジュールを組んで進めて行くのですが、クライアントさんの中にはたまにどう考えても無茶なことを言ったり、現場作業員に対しての扱いが雑だったりすることもあるんですね。僕たちも、自分たちの仕事は物づくりに関わる大事な仕事と認識して動いているので、その想いは同じはずなのにどうも温度感がずれてしまうときにもどかしい思いをすることもあります

温度感がずれちゃうと、方向性も自然と違ってきちゃいますよね

はい、すごく残念ですよね。「物造りに関わっている」というシンプルな気持ちはみんなにあるはずですので、これからの建設業界では立場などを意識せずに関わる人みんなが気持ちよく働ける環境を作って行きたいねとその社長が言ってくださっていて、その想いに僕も賛同したいと思っています

確かに、クライアントさんがいてこそのお仕事かも知れませんが、みんなが良いものを造ろうとしているのは同じ気持ちですもんね!

まだまだ僕自身もこれからですが、建設業界を盛り上げていけるように頑張りたいと思います

応援しています!本日はありがとうございました

 

まとめ

足場工事をメインで行う会社のシンワテックさんへの取材で、初めての職人さんのお仕事に触れましたが、現場での生の声建設業界に対する思いを聞くことができて勉強になりました。

職人さんと聞けばピリッとされている印象が強かったのですが、松原社長も気さくな方で職人さんへのイメージも私自身大きく変わったように思います。

現場仕事は体力勝負という部分もあって大変なことも多いかと思いますが、松原社長の持ち前のガッツで掲げた目標を成し遂げられるよう、今後の活躍を私も応援したいと思います。

 

以上、あやでした。

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