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【職人さんインタビュー】塗装職人:株式会社色彩工業 菅社長

2019.2.8

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのあすかです。

本日は職人さんインタビューということで、株式会社色彩工業という会社で現場の職人としても働く代表取締役の菅さんにお話をうかがいました。会社の成り立ち職人というお仕事について聞いてきた内容をお届けします。

株式会社色彩工業について

こんにちは!POPCONEのあすかです。本日はよろしくお願いいたします

こんにちは、株式会社色彩工業です。よろしくお願いします

本日は会社の成り立ちから職人さんのお仕事など、幅広く教えていただこうと思っておりますのでよろしくお願いします。ではさっそくですが、御社を設立されたのはいつですか?

僕が28歳の時です。今年でちょうど創立8年目になります

起業されたきっかけはなんですか?

僕は18歳のころから塗装業をはじめて、その時から10年は会社に勤めて、28歳で絶対に独立すると目標を立てていたんです。そしてきちんと10年勤めて28歳になった4月に独立しました。

有言実行ですね!すごいです。では御社のメイン事業は塗装業になるのですか

そうですね。メインは塗装ですが、足場工事から建築全般的に請け負っています

幅広くされているんですね。塗装は屋内のみですか?

いえ、屋内外問わず任せていただいています。弊社は、塗装に関しては外壁から細かい部分までできる強みがありますね

まさにプロの塗装職人がいる会社ということですね!

 

独立するまでのエピソード

今は会社の代表として活躍されている菅さんですが、独立されるまではどのように過ごしていたのでしょうか?菅さんが社長になるまでの過去について質問したいと思います。

幼少期はどんな人だったの?

今は施工も経営もバリバリこなされている菅社長ですが、小さいころはどんな子だったんですか

スポーツ少年でしたね。小学生の時は野球をしていていました。身長が178cmあって、120キロぐらい投げてたので地元でもちょっとした有名人で(笑)ただうちの親父が、野球はやめろと。親父のいうことは絶対という家に育ったので有無言わさず辞めさせられましたね

え!?もったいないですね……

うちの家庭のことは話せば1週間くらいかかるんですが(笑)その後もサッカーをしたり、スポーツは全般得意でしたね

スポーツがお好きだったんですね!その後の学生時代にアルバイトとかはされてましたか?

これもうちの家庭エピソードになるんですが、僕が小学生のときに急に「ラーメン屋をやる」と言って本当に開業したんです。なので小学生のころから家業の手伝いをしていました

お話聞いていてとても面白いです(笑)小学生の頃からお手伝いされていたんですか!それはいちスタッフとしてですか?

そうです。鍋もふってましたし、餃子も焼いてましたよ!学校いって、電車乗ってラーメン屋行って、働いて、電車乗って帰って、寝て……の繰り返しの毎日でしたね

すごいですね。大変だったと思いますが、その経験があってこその今かもしれませんね

建築業界に入ったのはいつ?

建築業界には何歳から入られたのですか?

16歳からですね。最初は洗い屋さんをしていたのですが、18歳の時にそこを辞めることになって、友人に「何か仕事ない?」と紹介を受けたのが塗装業の仕事だったんです

そこから塗装業の道に入ったというわけですね。塗装職人として18歳から会社に勤められていたかと思いますが、今振り返ってみてよかったなと思うことはありますか?

そうですね、やはり大手企業の工事に関われたことは大きかったですね。塗装って屋外だけ塗ることができても、正直なかなかそれだけでは仕事にはならないんですよ

屋内と屋外では何か違ったりするのですか?

細かさが全然変わってきますね。屋内ですと少し変わった塗り方が必要だったり、細かい作業が必要なんですね。例えばマンションリペア工事の塗装とかですと、古くなった建物の内装や外壁を塗り直して補修していくんですが、内装では床の木目を同じように作ったりなど細かい作業が必要です。ここにひとつひとつの作業に技術力の差がはっきり出ます

同じ塗装でも、内容がそれぞれ違うんですね

はい、職人として会社で働いている時にいろんな現場を経験し、職人としての技術を習得することができたのは、自分としても成長に繋がったいい経験だと思っています

 

建築業界で働くことについて思うこと

過去の経歴をおうかがいしたところで、菅社長の軸にしていることや建築業界についてお聞きしたいと思います。

社長が働く上で軸にしている大事なこと

菅社長が働く上で大事にしていることは何ですか?

起業した時にとても大事に思ったのは誰かのせいにして逃げないことでしたね。人間誰しも大変なことや苦労はあえてしたいとは思わないでしょうし、問題が起きた時に投げ出してしまう人も中にはいるでしょう。ですが、僕はやると決めたらどんな事があっても最後までやり抜くと決めて仕事をしています

とても大切な事ですね。でもいざとなれば難しいこともありますよね

そうですね、もちろん簡単なことではありません。ただ自分はやれば出来ると信じて、何が起きても他人を責めずに自分を責められる強さを持つことで視野は大きく広がると思います

自分を責める……ですか

はい、仕事をしていればトラブルだって大なり小なりあります。人間関係にせよ、契約や技術の問題にせよ、人と人が仕事をする中で問題は発生するんですよね

自分の解釈と相手の解釈が違ったなんてことも起きますもんね

そうなんです。その時に「相手がこういったから」や「本当はやりたくないと思っていたのに」と誰かを責めたり逃げたりするのではなく、その時そうすると決めたのは自分で、今の状況を生んでいるのも自分の責任といった風に置き換えることで、その時に本当に自分がやらないといけないことや選ぶべき道、そして同じことを繰り返さない力が培われていくんだと思うのです

仕事だけではなく、人生に置き換えても同じことが言えますね。私も今ハッとしました

確かに、何にでも通ずることですね。この部分はこれからも自分の軸として持ち合わせながら、経営者としてのスキルや従業員の技術を磨いて唯一無二の人になっていきたいと思います

建築業界に求める現場からの声

では、建築業界に求めることはありますか?

人材の確保ですね。今はどこも若い子が少なかったり育っていないというのが印象なので、若手の人材がもっと欲しいです

やはり人材に対しての問題は大きいのですね。具体的になぜ人材が少ないのか思い当たる理由はありますか?

建築業界ははっきり言って厳しい業界です。上下関係もきちんとあって、1から10まで教えるなんてマニュアルもなく、親方の背中を見ながら自分で技術を磨いていくといった風習が今の時代にはミスマッチなのでしょう

確かに今世代は、個々の良さや意見を出せる子は増えたように感じますが、頭ごなしに怒られたり、誰かと競ったりすることに慣れていない子が多くなったかなと感じますね

はい、僕らの時代はぶっちゃけ、勉強できないなら体を使って稼げ!と勉強が苦手な子にとって建築業界は選ばれることは多かったのですが、今はPCひとつで仕事ができたり、例え勉強ができなかったとしても他にいろんなビジネスの情報があって選択肢はどんどん広がってきているので、あえて肉体労働のイメージが強い建築業界は選ばないんでしょうね

そんな時代の中で、社長が思う建築業界で働くいいところはありますか

常に緊張感を持ちながら働くことが出来るのは、いいと思いますよ。建築現場では足場ひとつ組み間違えると命取りになりますひとつひとつの作業が何に繋がっているのか考えながら仕事を行うことは、現場には絶対に必要なんですね

現場はピリっとした雰囲気なんですか?

はい、でも決してギスギスした感じではないですよ。一人一人に責任があるといった意味でのピリピリ感です。緊張感を持つことで、今目の前でやっている作業に対する自分の責任であったり、一つの仕事に関わる周りへの気の配り方などは、それぞれの職人がしっかり仕事に取り組んでいる現場ならではで学べることだと思います。

緊張感って大事ですね。楽しく仕事をすることが主流の世代なので、そういった現場仕事への心構えは知っておくといいと思います

大変だったり厳しい一面もありますが、職人という仕事はスキルを磨けば一生ものの仕事になりますし、自分の造ったものが形に残っていくのはやりがいにもなるので、若手にはどんどん興味を持って飛び込んできて欲しいですね

そうですね。私たちも引き続き建築業界について情報発信し、たくさんの方に興味を持ってもらえるようサポートしたいと思います。本日は色々とありがとうございました

こちらこそ、ありがとうございました

 

まとめ

塗装職人さんのお仕事について触れましたが、現場での生の声建設業界に対する思いを聞くことができて勉強になりました。

また、「誰の人生においても言える、誰かを責めたり逃げたりするのではなく、その時そうすると決めたのは自分で、今の状況を生んでいるのも自分の責任」といった心の中の軸についてのお話は、私の心にもとても印象深く残りました。

今回のインタビューを通して菅社長の人間的に熱い部分にもふれ、株式会社色彩工業はまだまだ大きくなっていくと感じます。さらなる発展を私も陰ながら応援したいと思います!

 

以上、あすかでした。

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