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プレハブとはどんなもの?プレハブ住宅のメリット・デメリットを解説!

2020.5.6

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONE GIRLSのみきです!

住宅の新築に向けて情報収集をしているときなどに、プレハブ住宅という言葉を耳にしたことがありませんでしょうか。プレハブと聞くと災害時の仮設住宅をイメージする方も多いかと思いますが、その他にも多くの工場建築やコンクリート造建築も同様の工法で建てられています。

今回はプレハブ住宅の特徴メリット・デメリットについてご紹介します。

プレハブとは?

ウォータールー構造はガレージトラス, ウォータールー構造プレハブガレージ

プレハブの歴史は長く、日本においては1941年に初めて開発された木製パネル式組み立て住宅がプレハブ住宅の起源とされています。まず、工場で部材を加工し組み立てたユニットを製作します。家を建てたい現場へそのユニットを搬送し、現地で住宅を構築する工法を「プレハブ工法」と呼び、プレハブ工法で建てられた住宅を「プレハブ住宅」と呼びます。

「プレハブ」とは、英語のプレファブリケーション(Prefabrication)を日本語的に略した言葉です!

 

プレハブ住宅の種類

プレハブ住宅は、主要構造部(柱・梁・壁)に使われる建材の種類によって、下記の3種類に分類することができます。

  • 木質系プレハブ住宅
  • コンクリート系プレハブ住宅
  • 鉄骨系プレハブ住宅

ここからはそれぞれの特徴についてご紹介します!

木質系プレハブ住宅

木材木質系パネルで主要構造部がつくられているのが木質系プレハブ住宅です。さらに、工場で製作する部材範囲などを基準として、下記3種類の木質系プレハブ住宅に分類することができます。

軸組式 工場で部材をプレカットし、そのほかは住宅建設現場にて作業を行う方式
パネル式 工場で生産された木質系パネルで構成する方式
軸組パネル併用式 プレカット材による軸組に既成パネルを張る方式

コンクリート系プレハブ住宅

コンクリートを主原料とした工場生産の部材にて主要構造部がつくられているのがコンクリート系プレハブ住宅です。現代では下記の3種類の方式があります。

組積式 コンクリートブロックなどで組積・構築する方式
組立式 工場にて製作したコンクリート部材(柱・梁・床・壁など)を現地で組み立てる方式
併用式 組立式、組積式に鉄骨を併用した方式

木質系プレハブ住宅に次いで歴史が長く、1949年につくられた組立鉄筋コンクリート構造の建物が起源です!

鉄骨系プレハブ住宅

鉄骨系プレハブ住宅は、工場生産した軽量鉄骨の骨組みを建築現場で組み立ててつくられています。近年日本で数多くつくられているプレハブ住宅が鉄骨系プレハブ住宅で、ハウスメーカーの主要な住宅ラインナップの一つです。

また、鉄骨系プレハブ工法は、改修工事や災害時などの仮設用住宅・仮設用店舗・仮設用事務所などに活用されています。

このような建物は「規格建築」と呼ばれています!

 

プレハブ住宅のメリット・デメリット

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プレハブは工法のひとつであることを説明しましたが、主にどのような特徴があるのでしょうか?

ここからはメリット・デメリットについてご紹介します!

メリット

プレハブ住宅の最大の特徴であり、メリットとなるのが下記の3つです。

  • 工期短縮とトータルコストの低減
  • 均一な品質の施工が可能
  • 耐震性が確保された住宅

それぞれの内容についてご説明していきます!

工期短縮とトータルコストの低減

プレハブ住宅の場合、着工に向けて事前に部材を工場で生産して準備を整えておくことができます。そのため、一般工法と比較して大幅な工期短縮がしやすくなります。工期が短くなることで、施工に携わる職人の人件費を抑えることが可能になり、工事期間中の仮住まい費用を抑えることもできます。

住宅仕様・機能性以外の部分で住宅建設のトータルコストを下げることができるといえるでしょう。

均一な品質の施工が可能

一般工法の住宅は、良くも悪くも施工を手がける各職人の技術力・経験が生かされることとなります。プレハブ工法以外では、同じ設計の住宅をつくったとしても職人が異なることで、高品質な住宅ができることもあれば低品質の住宅がつくられてしまうこともあるなど、住宅品質に大きな差が生じることがあります。

それに比べてプレハブ工法の住宅の場合は、多くの部材を工場で生産するので、各部材の品質は一定基準が保たれます。

その結果、つくられる住宅も均一な品質となりやすいということですね!

耐震性が確保された住宅

耐震性の高い住宅をつくるためには、耐震設計施工品質を兼ね備えている必要があります。耐震性の高い設計・仕様となっていたとしても、設計基準を満たした正しい施工を行わなければ、高い耐震性を得ることはできないからです。プレハブ住宅は各部材を工場で生産することで、設計基準を満たした一定品質の部材をつくることが可能です。

プレハブ住宅は施工ミスなどがない限り、設計上の耐震性能を満たした住宅になるということです!

デメリット

プレハブ住宅のデメリットとしてあげられる主なものが下記の3つです。

  • 設計の自由度が低い
  • 間取り変更を含めたリフォームが難しい
  • 臨機応変な施工が難しい

それぞれの内容についてご説明していきます!

設計の自由度が低い

プレハブ工法のデメリットは、設計の自由度が低いことです。特に、敷地いっぱいに住宅を計画するのには不向きです。広めの敷地に余白を残した計画にする必要があるため、土地を生かしきれないことがあるでしょう。また、土地形状によってはプレハブ住宅を建てられないこともあります。

四角ではない不定形な土地・狭い土地・法規制の厳しい土地などが該当します。

間取り変更を含めたリフォームが難しい

プレハブ住宅は建築基準法などの法規制があり、特殊な認可を受けていることが大半です。そのため、住宅完成後にリフォームなどの設計改変を行うことが困難な場合があります。単純な内装仕上げの張り替えなどは行えますが、間取りの変更など躯体に関わるリフォームを行うためには、一般工法の住宅と比較して技術的に難しい場合が多いです。

リフォーム費用が高くなるなどのデメリットもあります。

臨機応変な施工が難しい

注文住宅などの場合、着工後に新たな要望が出てきたときに計画変更を行うことができます。しかし、規格品であるプレハブ住宅では、基本的に臨機応変な施工対応はできません。プレハブ住宅に特化した職人を中心に施工を行っているケースが多く、着工後の計画変更は施工品質の低下などを招く恐れがあります。

 

まとめ

プレハブ工法の種類や、それぞれの特徴についてご紹介しました。「今まで認識していたプレハブの意味とちょっと違っていた」という方も、もしかしたらいたのではないでしょうか?

正しい知識を持って、それぞれの目的に合った選び方をすることが大切ですね。

今後プレハブ住宅を検討している人は、メリット・デメリットをきちんと理解したうえで選択するようにしましょう!

以上、みきでした。次回もお楽しみに!

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