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建設現場での熱中症予防について抑えておきたいこと

2019.6.13

Construnction Industory Media

こんにちは POPCONEのまあこです。

これからの季節、過酷な暑さの中で行わなければならない現場での作業。現場作業を行う中でもっとも気をつけなくてはならないことのひとつに、熱中症があります。ここではこれからに向けてぜひ知っておきたい熱中症の症状と予防方法についてご紹介したいと思います。

熱中症の恐ろしさについて

まずは熱中症の症状についてもご紹介します。熱中症は細かく分類すると4つに分かれます。

  • 熱失神
  • 熱けいれん
  • 熱疲労
  • 熱射病

では、それぞれの症状について見ていきましょう。

熱失神

原因 熱を体外に逃そうとして皮膚の血管が広がり、その分脳への血流が減る
症状 めまい・冷や汗・一過性の意識障害など

熱けいれん

原因 汗をかいた時に塩分補給をせず水分だけ取ったため、血液の塩分濃度が低下する
症状 手足のけいれん・筋肉痛・足がつるなど

熱疲労

原因 大量の汗をかいているのに水分補給ができない
症状 全身の倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛など。体温上昇は40℃以下

熱射病

原因 脱水症状の悪化や体温調節機能が働かないため
症状 40以上の体温上昇・発汗停止・意識障害・全身の臓器の障害

 

熱射病死に至ることもある危険な状態で、熱疲労熱射病の一歩手前とされています。熱失神・熱けいれんの時点での早めの対応が必要です。早急な手当てが必要になるため、熱疲労や熱射病が疑われた場合にはすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

 

熱中症のサインとは

熱中症は涼しい場所に移動する、日傘や帽子を利用する、水分補給をこまめにするなど小さなことが予防に繋がります。予防や対策ができていないときでも、いち早く熱中症だと気付いて対処すれば重症にならずにすみます。そのために、熱中症のサインを知っておきましょう。

  • 口が強く渇く
  • めまい・立ちくらみがする
  • 頭痛や吐き気や嘔吐がある
  • 手足のけいれんが出る
  • 身体がだるくなる
  • まっすぐに歩けない
  • が出過ぎたり、出なくなったりする
  • 意識がなくなる、混濁する

何かおかしいと気付いたら、すぐに涼しい場所に移り、水分補給をしてください。熱失神や熱疲労では脳に血液が回りにくい状態になっているため、休ませる時は頭よりも足を高くすることがポイントです。

また、汗をたくさんかくと水分だけでなく塩分も失われます。水分補給をする時は、水やお茶ではなく塩分が入ったものを飲むようにしましょう。

スポーツドリンクには糖分が多く入っているので、熱中症のサインがでた場合は市販もされている経口補水液を選んで飲むようにしてくださいね

 

建設現場での熱中症対策は?

年々夏の暑さが厳しくなる中で、労働環境の観点からもいかに熱中症を防ぐかが、重要な課題になっています。

現場でも下記のような熱中症対策を行われています

  • 熱中症計での注意喚起
  • 現場休憩所の冷房の設置
  • 屋外にもテントにて休憩所の設置
  • 屋外休憩所には大型ミスト扇風
  • 現場休憩所に冷水器、製氷機、自動販売機、塩飴の設置
  • 休憩時間確保の徹底
  • 空調服の利用

みなさんの働く環境では、上記のような熱中症対策はきちんと行われていますか?暑さの厳しい日には、体調不調を訴える職人さんが数人はいる状況です。現場責任者の方は今一度こういった環境の見直しも必要ですね。

 

生活習慣を見直そう

熱中症予防のために職人さんにも行ってほしいのが生活習慣の改善です。

プライベートなまでうるさい!とお叱りを受けそうですが、そこまでしないと熱中症をゼロにするのが難しいというのが現状です。ここでは改善したい生活習慣についてご紹介をしていきます。

熱中症予防のための生活習慣の改善については、下記の2点がポイントです

  1. 睡眠時間の確保と睡眠の質の向上
  2. アルコールの摂取を控える

睡眠時間の確保と睡眠の質の向上

激しい暑さの中での現場作業の後には、体に想像以上の疲れがたまってしまいます。そのため、睡眠をしっかりとって体を休ませる必要があり、理想的には8時間確保するとよいと言われています。睡眠は体の疲れをとるだけではなく、免疫力を高める効果もあるため、夏の体調管理にとっては欠かせないものです。

また、睡眠は時間だけでなく質を高めることも大切です。「暑さで寝苦しく、夜中に目が覚めてしまった」といった状況では体をしっかり休めることが出来ません。

私がオススメする方法は、冷房は少なくても就寝後3時間はかけておくことです。

就寝後3時間というのは、睡眠のリズムと関係があります。ご存知の方も多いかと思いますが、睡眠には一定のリズムがあります。睡眠のリズムは約1.5時間を1サイクルとして考えます。そして、睡眠の質を高めるためには、1.5時間の2サイクル、つまり就寝後最初の3時間の睡眠が最も重要な時間帯になるのです

就寝後3時間は暑さのために目が覚めてしまうということがないように、冷房のタイマー設定も3時間以上にすることをオススメしています。

アルコールの摂取を控える

現場から帰ってお風呂に入って、サッパリしたところで、冷たいビールをクゥーッと飲む!最高の瞬間ですよね!私もお酒が好きなのでお気持ちは分かります。

……しかし、ちょっと待ってください。そのビールもあまり量を飲みすぎると非常に危険なのです。

アルコールは全般的に利尿作用が強く、摂取した以上の水分を排出してしまいます。さらにアルコールを分解するの際にも大量の水分を使うため、脱水症状になりやすいのです。また翌日までアルコールが残り、二日酔いになるような飲み方をすると下記のようなお仕事に支障がでる影響がでる危険もあります。

  • 集中力の欠如
  • 脱水症状
  • 体調不良に気づかない
  • 朝食をとることができず、体調を崩しやすい

健康な人でさえ体の水分が不足しがちな状況なのに、体の水分が不足している状況で作業をしたらどうなるかは簡単に想像が出来るかと思います。重度の熱中症の場合は命の危険もあるため、絶対に二日酔いの状況で仕事をするのは避けなければなりません。

飲みすぎないように……と思いながらもついつい飲んでしまうのがお酒ですが夏場は特にこいった熱中症の危険があることも頭の片隅にはおいていてくださいね

 

まとめ

本日は熱中症についてと現場での予防方法についてご紹介してきました。

  • こまめに水分補給をすること
  • きちんと現場作業の間でも体を冷やし、休ませること
  • 睡眠の質をあげること
  • アルコールは控えめに
  • おかしいなと思ったらすぐに病院

上記の5つは基本中の基本です。暑さが厳しくなってくる中熱中症予防をして、厳しい夏を乗り切ってくださいね

本日はここまで。以上、まあこでした。

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