ゴルフ場の建設にかかる費用は一体いくら?
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こんにちは!POPCONEインタビュアーのなっちです。
4月から6月にかけて、ゴルフのハイシーズン。ゴルフといえば、クラブやウェア、シューズに練習場代などお金がかかるスポーツと言われていますが、ゴルフをプレイするゴルフ場の建設にはどのくらい費用がかかっているかご存知ですか?
ゴルフ場はプレイするグリーン以外にも設備も揃えなくてはなりません。

今回はゴルフの建設についてご紹介します!
目次
ゴルフ場建設
ゴルフ場にはどんな設備が必要?
ゴルフ場は通常、18ホール必要です。ただし、ゴルフ場によっては27ホールあるところや、逆に9ホールしかないゴルフ場もあります。ゴルフ場によってホールの長さやコースの全長はさまざまです。
その他にもゴルフの難しさ、面白さをだすために以下のようなものが作られています。
- ラフ(草木が生い茂っている箇所)
- バンカー(砂場)
- ウォーターハザード(池や川)
- 樹木などの障害物
障害物が各所に作られていることによって、プレイヤーはどのようにして1ホール1ホール攻略するか考え、楽しめるようになっているのです。このようにゴルフ場を建設するためには広大な面積が必要で、かつ樹木を維持するために大量の水や建設物が必要になります。
ゴルフ場以外の設備も充実
コース上以外にもゴルフ場には必要な設備があります。ゴルフ場利用後に使用する以下のような設備です。
- レストラン
- ロッカールーム
- お風呂やシャワールーム
- 売店
- ゴルフクラブのレンタルショップなど
ゴルフ仲間の中で「どこどこのゴルフ場のレストランが美味しい」「どこどこのゴルフ場のお風呂が良い」など、プレイする場所以外でゴルフ場を選んだりすることもあるため、ゴルフ場以外の設備もしっかりと充実させておく必要があります。

ゴルフは半日かけて行うスポーツです。プレイをするグリーンはもちろん、休憩スペースなどさまざまな設備が整っているのですね!
建設にかかる費用
ゴルフ場建設には1ホール2億円の費用がかかると言われています。18ホールの建設費用に加えて、広大な土地代、樹木や池を作るための費用、グリーンを維持するための人件費、クラブハウスの建設費用などがかかります。
ゴルフ場建設には莫大な費用と広大な土地が必要になり、また環境問題の観点からも1990年代は年間20~30箇所のゴルフ場が新規でオープンしていた一方で2000年以降は新規でゴルフ場が作られることは少なくなりました。

1ホール約2億円!?驚きの数字です……!これが18ホールあり、それ以外の設備も必要となるとひとつのゴルフ場を作るのに数十億以上はかかるということです。
ゴルフ場の維持
ゴルフ場の維持費
ゴルフ場を運営していく中で必要になってくる費用が維持費です。維持費には大きく5つの費用が必要です。
- コース維持費(土地代やコース管理費、資材費、労務費)
- キャディ費用
- レストラン費用
- 売店仕入れ費用
- グリーンキーパー など
土地代や管理代、管理する人の人件費などゴルフ場の維持費には高額の費用が必要です。
ゴルフ場の経営が成り立つ理由
ゴルフ場の建設費や維持費はかなり高額ですが、それでもゴルフ場の経営が成り立っているのはその競技人口にあります。日本のゴルフの競技人口はスポーツ全体の中でなんと4位で約1,200万人います。
サッカーは7位で約750万人、野球は8位で約730万人と言われているので、実はゴルフの競技人口はサッカーや野球よりも多いのです。

ゴルフの競技人口がこんなに多いなんてとても驚きですね!確かにゴルフはビジネスで始める人や趣味で始める人など周りにたくさんいますね!
まとめ

今回ご紹介したゴルフ場の建設についてまとめました!
- 1ホールの建設費用として約2億円かかる
- プレイホールだけでなくレストランやお風呂などの設備にも費用がかかる
- 土地代や管理費などの維持費がかかる
- 日本はゴルフの競技人口が多い
ゴルフ場はとても高額な費用がかかって作られているのですね!
まだやったことがない方、これから始めようかな?と思われている方は、ぜひゴルフ場を利用してみてはいかがでしょうか?
以上、なっちが紹介しました!次回もお楽しみに!