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安心で安全な居住空間造り!マンションの大規模修繕工事とは?

2019.7.24

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのなっちです!

マンションは建てられてからしばらくすると大規模修繕という大きな工事が必要になりますが、この大規模修繕について意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

今回はそんなマンションの大規模修繕工事についてご紹介していきます。

マンションの大規模修繕工事

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大規模修繕工事とは?

大規模修繕工事とは、マンションの性能を維持し老朽化を防止するために、計画的に行われる修繕です。工事はマンション全体と大規模になるため、多額の費用を要します。

具体的には下記のような修繕工事を行います。

  • 鉄部塗装工事
  • 外壁塗装工事
  • 屋上防水工事
  • 給水管工事
  • 排水管工事

適切な工事が定期的にきちんと行われていると安心ですね!

大規模修繕工事をやらないとどうなる?

マンションは大きくて頑丈な建物ですので、「簡単に劣化しなくてメンテナンスが簡単そう」と思っていませんか?しかしどんなにきれいに見える建物でも、実際は時間とともにゆっくりと老朽化が進行しています。

雨や風紫外線振動排気ガスなどの過酷な環境から私たちを守ってくれるマンションですが、その代償として各部が徐々に劣化していきます

こうした経年劣化を放置すると以下のようなリスクがあります。

マンションの強度・安全性が下がる

マンションの外壁は年月とともに劣化していきます。劣化により塗膜が剥がれ、コンクリートにヒビが入るとそこから雨水が侵入してきます。そうなると内部の鉄筋が錆び、建物の強度も低下してしまうので地震などの災害に弱くなり、居住者の安全性が脅かされることになります。

マンションの事故のリスクが高まる

劣化がひどくなると外壁のコンクリート片やタイルが剥がれ落ち、居住者や通行人を巻き込んだ大事故に発展する恐れがあります。またベランダの手すりの劣化も危険です。手すりが腐食したり錆びて脆くなっていると、体重をかけた瞬間に壊れて転落してしまう恐れもあります。

必要な修繕をしないで事故などが起きた場合は管理組合の責任が問われ、多額の損害賠償を請求されることもあります。

快適な生活ができなくなる

外壁や天井に汚れ・錆びが発生し、外観が悪くなると、居住者は快適に暮らせなくなります。雨漏りが起きたり、排水管の詰まりによって汚水が逆流すると、当然生活に支障が出てきてしまい、水道から赤水や異臭が出るようになると健康被害にも繋がります

安心で安全な暮らしの居住性を維持するには計画的かつ定期的なメンテナンスが必要不可欠ですね!

 

大規模修繕工事費用の相場と周期

大規模修繕にかかる工事費用の相場

  郊外の団地型 一般的な分譲マンション 超高層マンション
一戸あたり 80万円前後 100万円前後 140万円前後

 

大規模修繕工事費用の目安としてよく言われるのは一戸あたり100万円です。しかし郊外の団地型や超高層マンションなど、マンションによって金額も変わってくるので、おおよそ70万~150万円と幅をもたせて考えておくといいでしょう。仮に40戸のマンションであれば、2,800万~6,000万円の費用が大規模修繕の工事費の目安ということになります。

また、どのような工事内容にするかによって金額は変わりますが、大規模修繕の費用は2回目、3回目と回数を重ねるごとに増加するといわれています。

大規模修繕工事の周期は決まっているの?

マンションの安全性快適性保つために大規模修繕工事はなくてはならないものです。では大規模修繕工事をする時期はいつがいいのでしょうか?

実は何年後に行わなければならないなどとは決められていないんです。しかし、経年劣化が目に見えて現れてくるのは、新築から10年を過ぎた頃だと言われています。国土交通省がマンションの1回目の大規模修繕の目安を12年目として推奨しているのはそのためです。

劣化具合は建物の立地条件など様々な条件で変わってきます。マンションの大規模修繕工事をタイミングよく行うためには定期的な点検が必要です。

 

自分でできるセルフチェック

マンションや建物の定期点検は専門業者にしてもらうのが一般的ですが、近年では大型台風やゲリラ豪雨地震などが多発しそれにより建物の劣化が早まる場合もあります。そこで、自分でもできる建物のセルフチェックポイントをまとめました。

外壁・天井(塗装面)

  • ひび割れができている
  • コンクリートが欠けている
  • 塗膜が剥がれている
  • 塗膜が変色している
  • 塗膜表面を触ると手が汚れる
  • 雨漏りまたは雨漏りした跡がある

外壁(タイル面)

  • タイルが剥がれている
  • タイルが浮いている、または叩くと軽い音がする
  • タイルにひび割れができている
  • タイルの目地が欠けている
  • タイル表面に白い塊または粉が発生している(エフロエッセンス)

鉄部(塗装面)・鉄製ドア・玄関ドア・手摺り

  • サビ色(茶色)が発生している
  • サビ汁(茶色)が流れている
  • 塗膜が剥がれている
  • 塗膜が浮いている
  • 塗膜表面を触ると手が汚れる
  • サビにより穴があいている

バルコニー床・屋上床(防水面)

  • 防水面が変色している
  • 防水面が剥がれている
  • 防水面にひび割れができている
  • 排水溝に枯葉や土などが溜まっている
  • 排水溝が破損または錆が発生している

セルフチェックをすることで建物の劣化や不具合を早期発見し、それにより早期対応が可能になり、劣化を最小限に抑えることができます!

 

まとめ

マンションの立地条件などにより劣化の進行具合は変わりますが、どんな建物でも経年劣化は平等に訪れます

劣化を放置したままにしておくと劣化の進み具合は加速し、安全面健康面大きな影響を及ぼすことにも繋がりかねません。生活に支障が出るまで劣化が進行して初めて行うのではなく、建物を常に最良の状態に保つために定期的な大規模修繕工事は欠かせないものなのです。

専門業者による定期点検の実施や、自分でもできるセルフチェックを活用し、来る大規模修繕工事に向けて長期計画を立てしっかりと準備を整えておきましょう。

本日はここまで。以上、なっちでした!

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