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木造建築に特化した国家資格「木造建築士」

2020.3.14

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのまあこです!

TVや雑誌などで建築士の話題が取り上げられることも多いですよね。建築士の方が造った建物を見て、「将来、自分も建築士になりたい!」と憧れを抱く方もいるのではないでしょうか?そんな建築士に関する資格のひとつである木造建築士は、木造住宅のスペシャリストと言われる国家資格です。

今回はそんな木造住宅のスペシャリスト「木造建築士」についてご紹介します!

木造建築士とは?

建築士には1級建築士2級建築士木造建築士の3種類の国家資格があります。建築士の資格の中でも木造建築をメインで取り扱えるのが木造建築士です。

木造建築士の仕事内容

木造建築士と1・2級建築士の仕事内容の違いは、扱える建築物の規模木造建築物に対する専門性です。

木造建築士が扱える建築物の規模は2階建て以下、延床面積300㎡以下と2級建築士よりも規模が小さいものに限られますが、それ以外の設計施主との打ち合わせ図面作成申請手続き工事現場の設計監理などの仕事内容は2級建築士と同じです。建築士法に照らし合わせると2級建築士の資格があれば木造建築士の業務内容については対応可能ですが、特に期待されるのが伝統的な木材の専門知識です。

近年では自然の木材を使った家や店舗にこだわる人が増えてきており、そのような人達に有効なアドバイスが出来るのは木造建築士の強みです。また、神社仏閣などでしか使用しない木材の知識など高い専門性が求められたり、歴史的建造物の修理や建築を宮大工と一緒に任されることもあるなどやり甲斐のある仕事と言えるでしょう。

木造建築士は1・2級建築士ではカバーしきれない木造建築物ならではの専門知識を有し、木造建築物の設計や建築の他に歴史的建造物の維持や保存についてもその力を大いに発揮する貴重な存在でもあります!

 

木造建築士になるには?

木造建築士になるには各都道府県が行う木造建築士試験に合格する必要があります。

木造建築士の受験資格

木造建築士の受験資格を得るには、建築に関する学歴資格に応じた実務経験が必要となります。

  • 大学、短期大学、高等専門学校で指定科目を修了した場合には実務経験0年
  • 高等学校、中等教育で指定科目を修了し卒業した場合には卒業後実務経験3年以上
  • 都道府県知事が特に認める者で、建築整備士を取得している場合には実務経験0年。その他については建築士法第15条第三号に該当する者は所定の年数
  • 建築に関する学歴なしの場合には実務経験7年以上

木造建築士の試験内容

木造建築士の試験には学科試験設計製図試験があります。

学科試験では建築計画建築法規建築構造建築施工と建築に必要な知識が幅広く出題されます。1科目25問制五肢択一式となっており、学科試験の合格者のみが次の設計製図の試験へ進むことが出来ます。設計製図試験については事前に公表されている課題建築物についての設計図書の作成となります。

他にも木造ならではの条件などがあり真壁構造耐力壁の配置など木造建築の総合的な知識が試されます。

学科試験に合格するには100点満点中おおよそ60点以上の正答が必要となり、各科目ともバランスよく得点する必要があります。

 

木造建築士の資格はどんな人におすすめ?

受験生のほとんどが学生であることから2級建築士の資格を取る前のステップアップ試験というイメージもありますが、実務経験がある方が受験する場合は大工の方が設計を行う上で必要なため大工向きな資格でもあります。

日本の歴史的建造物の維持や神社仏閣などの伝統的な建築物に携わったり、木造専門の大工として活躍していきたいのであれば大きなメリットのある資格と言えます。

 

木造建築士の年収

木造建築士の平均年収は約350万円となっています。同じ木造建築士でも務める企業の規模携わる業務の専門性経験値によって収入は異なります。また、木造建築士の資格を持つことで住宅を専門に扱う工務店や、木造建築に特化した建設会社などの就職や転職が優位になります。

業務の内容によって他の資格を取得し組み合わせることで信頼感専門性が増し、収入アップにも繋がります。

 

建築士・建築家・設計士の違い

建築業界には建築士建築家設計士のように一見同じような仕事内容でも呼び方が異なった職業がたくさんあります。ではその違いとは一体なんなのでしょうか?

建築士とは資格の名称のことを言います。一級建築士・二級建築士・木造建築士といった国家資格を取得し、その仕事に就いてる人のことです。

建築家とは建築士のように資格として保証されているわけではありません。建築家にとって資格の有無は特に関係なく、建築の設計や監理を職業とする人であれば建築家と名乗ることが出来るようです。

また、設計士に関しては世間一般的に図面を描く人という意味で使われることが多く、設計の仕事を生業とする人のことを設計士と言います。

 

まとめ

今回は建築士資格の一種である木造建築士の資格についてご紹介しました。専門性の高い国家資格で日本古来の伝統的な木造建築などに使われる技術の継承という面では非常に大切な資格でもあります。

また、国内の建築状況は大半が木造建築ということもあり、木造の知識はあるに越したことはありません。建築士として自分が手掛けた建物が出来上がる喜びは大きくとてもやりがいのある仕事だと言えます。

これから建築士を目指す方や木造建築物の分野で活躍をしたい方にはおすすめの資格です!

本日はここまで!以上、まあこでした!

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