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街中で見かける「測量」はどんな作業なの?

2019.7.8

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのまほです。

「測量って何?」って聞かれて答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。今回は測量とはなんのために行っているのかを調査したので、解説していこうと思います!

すごく難しそうなイメージですが、実際何をしているのでしょうか?

測量とは?

測量には、土地の位置や状態確認、地図の作成などの国や地方公共団体が行うものから、新築の家を建てるときの土地の状態や価格の査定など一般向けに行われるものもあります。

測量と言っても、いつくか種類があるみたい!今回は一般的に使われる測量にスポットをあてて紹介していきたいと思います。

 

私たちに関わる測量

私たち一般人に関わる測量には、現況測量境界確定測量などがあります。

現況測量

現地測量は新築の建物をつくるとき、どのような建物が建てられるのか、土地の面積、高低差、真北の向きなど土地を購入するときに必要な情報を明確にするために行います。

また、市や区ごとに建物の高さ、玄関や窓の向きなど条件が異なるものも含めたものが現地測量になります。

境界確定測量

境界確定測量は土地の境界を確定させるための測量のことを言い、土地を売買する場合に用いられることが多いです。地価高騰の影響が大きい都心部では、買主側から求められることが増えています。

用地測量では隣接地の所有者との立会いが必要になるため、現地測量に比べて時間と費用がかかります。

近隣の土地所有者が関わることもあるんですね!

 

測量作業の手順

では、測量作業はどのような手順で進んでいくのでしょうか?

① 事前調査

初めに事前調査として、過去に作成された測量図や登記簿謄本などを調査します。これは測量するにあたり、費用の見積もりを作成するための作業になります。

② 隣接地の所有者への挨拶

現地作業をする前に近隣の方々に対して測量の趣旨を説明し、協力してもらうためにあいさつをします。

あいさつ回りは、やっておくと今後の作業もスムーズに行いやすくなり、近隣トラブルを未然に防ぐことができます。

③ 現地測量作業

現地の調査、周辺の塀やフェンスなどの設置状況などを調査します。

④ 隣接地の所有者立会いのもと境界確定

関係者立会いのもと、境界確認を行います。その場に立ち会った全員の承認が得られないと境界を確定することはできません。

⑤ 境界標を埋没する

関係者全員の承諾を得て、境界を示す標を設定します。コンクリート杭や金属プレートなど土地の状況によって埋設方法が異なる場合があります。

⑥ 書類と測量図の作成

以上の測量調査の結果にもとづいた図面の作成や登記申請に必要な書類を作成します。

 

測量作業の流れとしては大まかにこのようになります。一番大事なことは、近隣の方々への配慮だと思います。特に新築でマイホームを建てる人にとっては、今後のご近所付き合いはとても大切なのでトラブルのタネになってしまうことは事前に防いでおきましょう。

業者の人たちからも、こころよくあいさつをされると気持ちよいですよね!

 

測量関連の資格

では、測量作業しているのはどんな人なのでしょうか?ここからは測量をするために必要な資格を紹介します。

測量士

測量士は、国土地理院が試験をおこなう国家資格で、ある地点の距離や面積を測る仕事をします。都市開発や道路や鉄道などの公共事業、建築現場など、土木・建設工事を開始するときには、必要不可欠な専門技術者です

。仕事は、作業計画の立案や測量計画・製図などの室内で作業する内業と、屋外に出て実際に測量する外業に分けられます。

資格に興味がある方はぜひ、こちらもご覧ください!

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、用地測量をするために必要な不動産の表示に関する登記を代行する国家資格です。

不動産の表示に関する登記は、所有者にその申請義務が課せられています。しかし、その手続きはとても複雑で一般の方には理解しづらいことがあります。土地家屋調査士は、依頼に応じて不動産の表示に関する登記の申請手続を代理します。

具体的には、不動産(土地又は建物)の物理的な状況を正確に把握するためにする調査や測量をするのが仕事になります。

 

測量の作業に必要な道具は?

測量の作業をするにあたって、必要な道具にはどんなものがあるのでしょうか?

トータルステーション

EDM(光波距離計)とセオドライト(角度、水平角、鉛直角を測る機械)が合体し1台で距離と角度が測れる機械です。 距離と角度を同時に測れるので、座標を簡単に出すことができるのが特徴です。

GNSS測量機

GNSS(Global Navigation Satellite System / 全世界的衛星測位システム)とは、 GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の測位衛星システムの総称です。 GPSは、アメリカの測位衛星のことです。

2011年より、GRONASS(ロシア)、Galileoガリレオ(ヨーロッパ等)も加わったので、名称をグロナスと国土地理院や日本測量協会が称しています。
24個の衛星を利用し、衛星から出た電波が受信機に到達する時間で位置を求めています。

ピンポール

ピンポールはトータルステーションの相方として、ターゲットの役目を果たしています。

一人がピンポールを支えて、もう一人がトータルステーションで計測をするので、二人での作業が必須になります。

 

まとめ

測量はあまり馴染みがないかもしれませんが、私たちが住んでいる家を作るときには必ず行われているなくてはならないものです。

その歴史も深く、日本地図を作った伊能忠敬が当時の測量の技術を駆使して作成した地図は、現代の技術で日本地図を作成しても誤差はほとんどないそうです。どれだけ時代の変化がおきても、測量という作業は変わらず人の生活を支えていくことに変わりはないことが分かりました。

いずれはAIの普及によって、人の手を使わずに行われるようになっていくのか、密かに楽しみにしています!

以上、まほでした!また次回もお楽しみに!

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