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住環境のドクター!シックハウス診断士

2019.10.8

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのまほです!

目や鼻のどが痛くなるめまいがする吐き気がする頭痛がするといった人の体に問題を与える家シックハウスと呼びます。建材や家具などから揮発性の化学物質が発散し、その化学物質を吸い込んでしまった人の体に何らかの悪影響があることが原因のひとつとされています。

今回はシックハウスの専門家シックハウス診断士についてお話していきたいと思います。

シックハウス診断士の仕事

シックハウス診断士とは?

シックハウス診断士とは、シックハウス症候群についての幅広い知識を身につけ、シックハウス症候群に悩まされている方の住宅の調査や室内空気環境の測定などをもとに専門家としてのアドバイスをします。また、住宅を新築・改修する際に安全で快適な住環境を提案したり、医療・建築・法律などの幅広い分野にわたっての情報提供を行います。

シックハウス診断士の仕事内容は?

シックハウス診断士はシックハウスを予防・解消するために住む人の体質や生活スタイルなども考慮して住宅の空気環境の測定や診断を行ったり、新築・改築などにおける安全な住まいのためのアドバイスを行ったり、住環境の状態をさまざまな角度から診断します。

また、建築だけでなく医療法律化学物質についての情報提供や、家具・生活用品建材の選択方法や利用方法についてのアドバイスも行います。

 

シックハウス診断士になるには

シックハウス診断士には診断士補(二級)診断士(一級)に分かれており、段階的に技能を高めることができます。では、各級について詳しく見ていきましょう!

シックハウス診断士補(二級)

  • 建築、医療、法律、化学、測定などシックハウス分野に関わるさまざまな問題の基礎知識を身につけている。
  • シックハウス問題を取り巻く諸制度を理解し、併せてシックハウス診断士の社会的役割を理解している。
  • シックハウス診断士の業務を補助できる

シックハウス診断士(一級)

  • 依頼者に対し、室内空気測定から住環境改善、生活改善など医学、化学、建築、法律など多角的な面から具体的な提案をできる能力を有している。
  • 個々の住まいにとどまらず、地域社会における住環境のコーディネーターとしての能力を有している。
  • 日々変わるシックハウスを取り巻く情報を収集し、診断士個人の活動にとどまらず、社会に向けて正しい情報を発信する能力を有している。

各級ともにシックハウス症候群の予防や解消の幅広い知識を身につけたプロであり、シックハウス症候群を排除する住環境を提案・コーディネートするのが主な仕事になります。

シックハウス診断士の受験資格

シックハウス診断士補(二級) 誰でも受験可
シックハウス診断士(一級) シックハウス診断士補(二級)保持者

 

シックハウス診断士試験について

試験方式

シックハウス診断士補(二級) マークシート方式(90分/出題100問)
シックハウス診断士(一級) マークシート方式(90分/出題100問)
記述式(90分/出題20問)

試験内容と合格基準

シックハウス診断士補(二級)

  • シックハウス症候群
  • 化学物質
  • 関連法規
  • 結露、生物的要因
  • アレルギー
  • 一般的対策
  • 測定、診断

合格基準100問出題中70点以上になります。

シックハウス診断士(一級)

  • 総論
  • 建築分野
  • 生物、結露分野
  • 測定分野
  • 免疫学分野
  • 医療分野
  • 家政分野
  • 日常分野
  • シックハウス診断士の役割

合格基準はマークシート式(100問)・記述式(20問)ともに70点以上になります

 

シックハウス診断士の現状と将来性

2000年前後に大きな問題となったシックハウス問題、その結果2003年に建築基準法が改正され、内装に使う建材が指定されたり、24時間換気システムの導入などの対策が決められました。この制度のおかげで以前ほどはシックハウスの問題を聞かなくなりました。

24時間換気システムについてはこちらの記事もご覧ください!

 

しかし、すべての住まいでシックハウス問題が起きないわけではありません。もっとも被害が大きいと思われるホルムアルデヒドに規制がかかった効果は大きいですが、それ以外の化学物質から影響を受ける可能性もあります。

24時間換気が義務付けられたことで他の化学物質も換気され室内に充満しにくくはなっていますが、建築基準法はすべての化学物質を規制したわけではありません

近年では、接着剤などの原料が発生する物質でアレルギーを引き起こす問題が取り上げられ、シックハウスが問題視されていたり、シックハウスの幅広い知識を持った専門家であるシックハウス診断士の重要は拡大しています

 

まとめ

シックハウス症候群は室内のさまざまな空気汚染から倦怠感やめまい、頭痛、湿疹などを引き起こす厄介な病気です。一戸建て、マンション、事務所などどんな建物でも起きる可能性があります。

シックハウス診断士はシックハウスについての幅広い知識を学ぶことでこれらに対して専門家としてアドバイスができるエキスパートです。特に建築系の仕事をしている人にはおすすめの資格ですので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

本日はここまで!以上、まほでした!

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