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【照明】明るさの単位「ルーメン」とは?ワット・ ルクス・カンデラとの違いは?

2019.1.7

Construnction Industory Media

こんにちは! POPCONEのにゆです。

本日は近年LED照明がどんどん増えてきた中でよく目にするようになった、照明の明るさの単位であるルーメンについて解説したいと思います。

明るさの単位「ルーメン」とは

ルーメン(lm)とは明るさを示す単位のひとつです。明るさを示す単位にはワット(W)の方が馴染みがあると思いますが、2つはよく似たようなものといえます。

現在では照明器具の多くがルーメン表記を採用しています。なぜかというと、白熱電球に変わってLED電球など少ない消費電力で強い明るさを出すことのできる照明器具が普及してきたことにより、新しい単位を用いる必要が出てきたためです。

そもそもワットとは、明るさではなく消費電力を表す単位でした。そのため白熱電球の性能を示すにはぴったりだったのですが、LEDの性能を表示するには不便でした。

現在市販されているLED照明のほとんどはワット(W)ではなくルーメン(lm)という単位で表記されています。この単位の違いは『ワットはどの程度の明るさか』と覚えている人にとっては非常にわかりにくいところですよね。

では、ルーメンという単位はいったい何を表しているのでしょうか?

ルーメンは光の明るさと量を表す単位

ルーメンは照明器具の光の量のことを表しています簡単にいうと、ルーメンが大きい照明器具を使えばいくつも照明器具を買わなくてもその場を明るくできるイメージです。

さらにいえば、ルーメンは光束こうそくも表します。光束とは、光源から放たれる光が放射状に伸び、その無数の線が集まった集合体のことを指します。この光の線が寄り集まった光束の量を測定したものがルーメンと呼ばれています。

 

ワット(W)は明るさを表す単位ではなかった!?

ワット(W)は消費電力を表す単位

白熱電球によく使われるこのワット(W)という単位ですが、明るさを表す単位と認識されている方も多いですよね。しかし先述した通り、実はもともと光の明るさを示す単位ではなく消費電力を示す単位なのです。

白熱電球は消費電力と明るさが比例していたので、光の明るさとしても(W)の単位が使われてきました。しかし、白熱電球より消費電力が少ない蛍光灯やLED照明でこのワットを表示させると、数W~数十Wという小さな数字でしか表記されなくなり、白熱電球の大きなワット数で慣れてしまった人にとってはどれを選ぶか迷ってしまいます。

それを解決するためにルーメンという単位が使われるようになったんですね!

LED照明はワット数が白熱電球よりもはるかに低い

消費電力を抑えながら白熱電球と同じくらいの明るさを持つ蛍光灯・LED照明は、同じ明るさでもワット数は白熱電球より低くなります。

白熱電球のワット数が大体何ルーメンにあたるのかを以下にまとめてみました。

白熱電球のワット数 同程度のルーメン
60W 810lm以上
40W 485lm以上
30W 325lm以上
20W 170lm以上

 

お住まいの照明を白熱電球からLED照明に変える際は、上記の対応表を参考にして購入するべき照明の明るさを選んでみてください。

 

「ルクス」や「カンデラ」も明るさの単位

懐中電灯や自転車のライトを購入するとき、明るさの単位がルーメンではなく、カンデラ(cd)ルクス(lx)だったときはありませんか。蛍光灯などの室内灯用の電灯などは明るさの単位にはルーメンが用いられていますが、ルーメン以外の2つの明るさの単位はいったいどういう意味があるのでしょうか?

ここからはカンデラルクスについて解説していきます!

カンデラ(cd)は「光度こうど」のこと

(引用:https://www.cateye.com/jp/enjoy_lights/unit.html)

カンデラは光度こうどとも呼ばれる、一定の角度に放たれる光束の量を表す単位です。ルーメンが全方位の光束量を示すのに対し、カンデラは一方向への光束量を示しています。

ルクス(lx)は「照度しょうど」のこと

ルクスは照度しょうどと呼ばれる、単位面積あたりのルーメンを測定した単位です。具体的には照明によって照らされている面の明るさを指し、部屋の中で光に照射される壁や床の明るさを表しています。

 

今後はルーメンが明るさの単位として主流に

1970年代後半から蛍光灯が普及し始めましたが、その際は白熱電球と明るさを比較しやすいよう、蛍光灯にも何W相当という表記が使われてきました。しかし30年後、2000年代後半になると、さらに消費電力を少なくしつつ明るさを維持したLED照明が、家庭にも普及し始めました。

LED照明は2011年7月からは照明器具の規格を定める『日本電球工業会』の主導によって、LED照明の明るさの表記はルーメン(lm)で統一されることになりました。これらの時代の流れから今後はますますLEDの普及が進んで行くので、ルーメンの単位の認識をぜひ深めていてくださいね。

 

まとめ

本日は明るさの単位『ルーメン』についてご紹介をさせていただきました。

ワットに比べると若干ややこしい点は否めませんが、消費電力ではなく絶対的な明るさを示す単位なので、ルーメンについて知っておくと必要な照明器具が選びやすくなります。

ただし、照明器具選びは、単純に以前つかっていたものと同じ明るさを選べばよいというわけではなく、消費電力や光の広がり方など、お住まいの快適性にかかわるさまざまな要因が関係しています。

お住まいの環境に合わせたベストな照明器具を選んで、素敵なお家造りをしてみてくださいね。

以上、にゆがお届けしました。次回もお楽しみに!

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