多様化するキッチン!種類や設備を選ぶ上で大切なことは?
Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのまあこです!
私たちの生活で欠かせないキッチン。最近はニーズに合わせてさまざまなタイプのキッチンが登場しています。日々生活する上で必須になるからこそ、見た目だけでなく利便性にもこだわって選びたいですよね。

今回は多様化するキッチンの種類や設備をご紹介します!
目次
キッチンの役割
キッチンはかつて台所と呼ばれていましたが、戦後の高度経済成長期をきっかけにライフスタイルが目まぐるしく変化したことからキッチンと呼ばれるようになりました。キッチンは料理をつくるだけの場所でなく、家族が集まりともに楽しんだり、ときには来客をもてなす場としての役割も果たします。

女性の社会進出の影響も、キッチンのあり方を大きく変えました。
キッチンの種類
キッチンタイプの主な種類は下記です。
- アイランドキッチン
- ペニンシュラキッチン
- 壁付けキッチン
- 独立型キッチン
- セパレートキッチン

ほかにもI型キッチンやL型キッチンなどがあります!
アイランドキッチン
アイランドキッチンは島という名前の通り全ての面が壁に接してない独立型のキッチンです。全方向からキッチンを囲むことができるため、家族とのコミュニケーションも取りやすくおしゃれな空間を演出することができます。

ホームパーティや家族で料理する機会が多い方にオススメです!
ペニンシュラキッチン
キッチンの左右どちらかが壁に面しているキッチンをペニンシュラキッチンと言います。アイランドキッチンと比べて設置スペースが小さくて済むので場所をとりません。完全なオープンスタイルではないので目隠し効果もあり、調理や片付けがしやすく実用的です。

ペニンシュラは半島という意味を指しているようです!
壁付けキッチン
壁付けキッチンとは正面が壁に面しているキッチンで、リビングと面している対面キッチンとは対照的なタイプです。壁付けキッチンはスペースをコンパクトに抑えることができるのでリビングを広く確保できることがメリットです。

空間を有効活用したい方や、壁に面していた方が料理に集中できる方などにオススメです!
独立型キッチン
キッチンだけで独立したスペースがあるタイプを独立型キッチンといいます。オープンキッチンが主流になる前は独立型キッチンが主流でした。リビングなどで仕切られ別の空間にあるので、調理の際の煙やニオイが部屋にうつってしまうことがありません。

急な来客が来たときもキッチンが独立しているので、リビングから見えないこともメリットですね。
セパレートキッチン
コンロとシンクで2つに分かれているタイプをセパレートキッチンといいます。キッチン台が2つあり、片方でコンロを、もう片方ではシンクを使えます。コンロ側は壁付けで煙やニオイが発生しにくく、シンク側は対面カウンターなので家族とのコミュニケーションをとりながら料理することができます。振り返るだけでどちらの台も使えるので作業動線が短くて済むのも特徴です。

複数のキッチンタイプのメリットを融合させたキッチンです!
キッチンの設備
キッチンタイプの種類と同じように、設備も日々進化しています。便利な機能はもちろんデザイン性の高い設備も増えており、それぞれのニーズに合ったキッチンを選ぶためにもキッチン設備はとても重要です。料理をする上での利便性だけでなく収納スペースやお手入れのしやすさなど、見た目や清潔感にもこだわりたいですよね。

主に人気のある設備をいくつか紹介します!
システムキッチン
システムキッチンとは、流し台・コンロ・調理台・キッチン収納などが一枚の天板でつながり、全てが一体となるように組み合わせてできたキッチンです。食器洗浄器やオーブンなどをはめ込むことができ、内蔵型の浄水器を設置することもできるなど、キッチンとしての機能性、デザイン性が大きな特徴です。

システムキッチンではないキッチンは一般的にブロックキッチンと呼ばれています。
食器洗い乾燥機
その名の通り食器を自動で洗浄・乾燥する機能を持つ家電製品です。シンクの脇などに置く据え置き型とシステムキッチンの一部にはめ込むビルトイン型があります。手洗いよりも楽にできるので時間を有効活用できることや、高温のお湯で洗浄して一気に乾燥させるので消臭・除菌効果が上がり、衛生面でもメリットがあります。

水をたっぷり使うように思われがちですが、手洗いよりもはるかに少ない量で洗浄することができます!
床下収納
床下収納とはデッドスペースとなってしまう床下部分に収納スペースを設け、空間を有効活用できるように工夫された収納です。床下収納は大きく分けて3種類あり、蓋が外れるタイプ・蓋が扉のようになっているタイプ・収納スペースをスライドできるタイプとあります。

非常食やお鍋やホットプレートといった大きな調理器具など、使用頻度の少ないものを収納するのもいいですね。
ガスコンロ・IHクッキングヒーター
ガスコンロ・IHクッキングヒーターは料理をする上で必須の設備です。従来から利用されているガスコンロだけでなく、最近はIHクッキングヒーターも主流となってきております。

炒め物や煮物など、どんな料理でも使用する設備なのでとても重要ですね。
ガスコンロ・IHクッキングヒーターの違いとは?
ガスコンロはガスを利用し火を起こすので、火力もあり多くの飲食店で使われています。火力の細かい調節が可能なため、料理にこだわりのある方にオススメです。調理器具を選ばないのもメリットです。
IHクッキングヒーターは内部に配置されているコイルによって加熱させるしくみです。火を使わないため、安全性に特化していることが最大のメリットです。一枚の天板なので、お手入れが楽なことも特徴です。

それぞれの特徴を考え、自分に合ったタイプを選びましょう。
まとめ
今回ご紹介したように、キッチンは時代やライフスタイルに合わせてさまざまなタイプが登場しています。部屋の広さや間取り、キッチンを利用する人数など、それぞれのニーズによって求めるタイプは変わっていきます。どのような種類があり、どのようなメリットがあるのかを知ることは大切です。家と同じように一度選択したらなかなか変えることのできない部分だからこそ、後悔のない快適な空間にしたいですよね。

さまざまな種類の中から、自分に合ったキッチンを見つけることが大切です!
以上、まあこでした。次回もお楽しみに!