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二級建築士の資格に独学で合格する方法【学科編】

2019.3.1

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのまあこです。

前回に引き続き、本日は二級建築士の資格に独学で合格する方法【学科編】をお届けしたいと思います。

 

二級建築士 学科試験

学科試験は4種類にわかれ、5肢択一のマークシート方式です。内容は計画、施工、法規、構造に分類され、それぞれ25点満点の、合計100点満点です。

合格基準は、下記のようになっております。

  1. 1科目13点以上
  2. 4科目の合計点数が60点以上

この2つの条件をクリアする必要がありますので、戦略的には全科目15点以上を目指す事になりますね

 

試験勉強は実際の仕事を意識しながら行うと良し!

試験勉強はただこなしていくだけではなく、実際どんな仕事でいかされるのかを思い浮かべながらしてみると面白いと思います。こちらでは試験問題お仕事内容をリンクさせてご紹介します!

計画・環境・設備【25問】

計画の分野は試験内容については類似しているものが多く、過去問題を数多くこなすことが攻略への第一歩です。また、新しい建築士制度では建築積算も計画に振り分けられています。建築積算では建築数量積算基準に基づいた問題が出題されていますが、これらの出版物にも目を通しておくとよいでしょう。

(公益財団法人 建築技術教育普及センター より引用)

計画の分野の中に、環境・設備を問われる試験問題があります。ここでは音、熱、光などの環境工学、設備機器の概要を含む建築設備について出題されています。

問題集を数回繰り返すと見ただけで解答が分かるようになっていく簡単なものですが、選択肢一つ一つを吟味し、誤っている記述はどう変えれば適当な表現になるかを考えてみるなど、より理解を深めることが大切です。

(公益財団法人 建築技術教育普及センター より引用)

実際のお仕事で活かせるところ

一般に建築士というと、お客さまからヒアリングした内容をもとに設計図を作成する仕事をイメージがあると思います。そういった設計するには、住む人の行動や心理を理解する力建物を設計するための基礎部分の研究とそこからの応用力が必要です。

計画の分野ではその建物を利用する人の視点に立って、どのような人に利用されるものなのかや、人が行動がしやすいようにするにはどうしたらいいのかなどを考えながら設計していく力を身につけることが出来るでしょう。

また、計画の分野の中には設備についての問題も出題されます。建築物には下記のようなさまざまな設備が必要とされます。

  • お風呂
  • キッチン
  • トイレ
  • 洗面化粧台
  • エアコン
  • 暖房機器
  • 湯沸機

住宅の場合はある程度規格化されており、設計を簡単に出来るようになっているものがほとんどです。しかしこれが大規模なビルやマンション、公共建築物などになれば複雑になります。設計をするにあたり、設備についての専門的な知識は必要不可欠です

法規【25問】

建築法規の試験は法令集を持ち込み、試験中調べて解答してOKです

必ず法令集に答えは載っていますので簡単かと思われがちですが、実際の試験ではそれを見つけ出すことに意外と時間がかかります。限られた時間の中でその答えを見つけることが 出来るように、インデックスの貼り方を工夫したり、赤線、青線を引いたりして 法令集をパワーアップするわけです。

法令集のドレスアップ方法はさまざまなので、本屋に売っているマニュアル本を参考にしたりして、独自のものにして行くと良いでしょう

(公益財団法人 建築技術教育普及センター より引用)

実際のお仕事で活かせるところ

建築士は、建築物の安全性を確保することという大きな役割があります。依頼主の多くが建築物に対する憧れを抱いてさまざまなリクエストをつけます。しかし、日本国内の建築物には建築基準法という、建築に関するルールが適用されるため、好き勝手にデザインすることはできません

日常生活はもちろんのこと、台風や地震などの災害に耐えられる強度があるのかどうか、ルールに照らし合わせて基準を満たしていたときに初めて建てることができます。法律と設計図を見比べながら、見定めをするのが建築士の仕事になります

構造【30問】

構造は計算の分野です。計算問題が不得意な受験者も多いと思いますが、決して捨てないで下さい。基本的な公式や考え方などを覚えておけば解けます。

電卓を持込めないことからも、煩雑な計算はないと予想できます。学習するときには頭の中だけではなく、ノートにきちんと計算式を書いて覚えるのがコツです。

(公益財団法人 建築技術教育普及センター より引用)

実際のお仕事で活かせるところ

建築物の大前提として、しっかりと地の上に立ち、通常の使用方法ではビクともせず、雪の重みや強風や地震でも倒れないといった強度必要があります。その強度のもととなる設計が、構造設計と呼ばれるものです。

例えば、適当な紙を数枚用意して、1kgの重りを載せても耐えれるような橋を製作するとします。ただし条件があり、橋の製作に使用する材用は紙と、それをくっつける糊だけしか使えません。また、橋の重さは100g以内です。重りは橋の中心から吊るします。製作期間は1週間です。……どうでしょうか?このような状況で、あなたはどのようにして橋を製作しますか?

この問題をクリアする方法はいくつかあると思いますが、実際の会社の仕事だったらどうでしょう?とりあえずで造っていくわけにはいきません。

安心や安全を施主に理解してもらうためには、数字できちんと見せることができる科学的な理論が必要なのです。そのためにも構造の分野を学び、きちんと数字で証明できる力をつけましょう

施工【25問】

施工の分野では、鉄筋工事やコンクリート工事などの各種工事はもちろん、測量、契約についても出題されています。各種工事では、建築工事標準仕様書・建築工事共通仕様書を根拠にした問題が多くあります。

注意して欲しいのは、試験で用いられるこれら仕様書の用語と、日ごろ現場で使っている言葉が異なる点です。現場では、商品名一般的なよび名が使われており、試験用語とのすり合わせが大切です。

(公益財団法人 建築技術教育普及センター より引用)

実際のお仕事で活かせるところ

建築士は現場監督の仕事も行います。建築の工事現場を仕切るためには、下記のようなさまざまな管理が求められます。

  • 品質管理
  • 安全管理
  • 工程管理
  • 予算管理
  • 資材管理

上記の管理を全て先頭に立って指揮をとっていくためには、相当の知識が必要です。現場での動きはそう簡単にスムーズに進むものではありません。施工で生じた問題は施主や下請け業者との協議が必要となります。

設計の知識はだけでなく工事内容の知識がないと、しっかりとした主張が出来なかったり解決策が見つからないことがあります。建築士は試験の科目としても実務的にも、さまざまな知識が必要とされます

 

学科試験 まとめ

二級建築士の資格試験は、範囲がとても広いので勉強は大変かと思いますが、問題そのものは難しくない内容です。ひっかけ問題はほとんどありませんし、知識を問う素直な問題ばかりです。過去問がそのまま出題されたりするのも特徴なので、問題集は徹底的にやりましょう。

筆記試験の合格率は30%~40%程度。決して楽観視してはいけないものの、この合格率は他の試験と比較しても高めなのでしっかり自分のものにしましょう。

次回は製図編をお届けいたします。お楽しみに!

以上、まあこでした。

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