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管理建築士ってどんな資格?受験資格や特徴について解説!

2020.9.25

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのまあこです!

皆さんは管理建築士という資格をご存じでしょうか?管理建築士は、その建築士事務所の業務に係る技術的観点からその業務が円滑かつ適正に行われるよう、必要な意見を述べる役割を担っています。

そこで今回は、管理建築士になるための受験資格や気を付けなければいけないポイントなどをご紹介します!

管理建築士とは?

管理建築士とは、建築士事務所の技術的な事項を総括する建築士を指します。2008年の建築士法改正によって建築事務所を管理するための要件が強化された制度が管理建築士です。1級事務所は専任の1級建築士、2級事務所は専任の2級建築士、木造は専任の木造建築士を事務所ごとに置く必要があります。管理する内容は、業務量業務の難易度業務を担当する建築士の適正などです。

管理建築士は建築設計事務所ごとに置くことが義務付けられています。

管理建築士になるには?

管理建築士になるには、建築士として設計その他の国土交通省令で定める業務に3年以上従事した後、国土交通大臣の登録を受けた機関が行う管理建築士講習の課程を修了することが必要です。

管理建築士講習の受講資格

管理建築士講習を受講するには建築士として3年以上の設計業務経験が必要になります。具体的な設計業務の内容は以下の6つの業務が該当します。

  • 建築物の設計に関する業務
  • 建築物の工事監理に関する業務
  • 建築工事契約に関する事務に関する業務
  • 建築工事の指導監督に関する業務
  • 建築物に関する調査又は鑑定に関する業務
  • 建築物の建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理に関する業務

業務経験年数の計算方法

  • 業務経験年数は、建築士免許証の登録日から管理建築士講習の受講申込締切日までを業務期間として算入できます。
  • 長期療養、行政処分等により業務を行っていない期間は算入できません。
  • 同一時期に複数の物件の業務を行っていた場合でも、重複期間として経験年数に算入することはできません。

管理建築士講習の難易度

年度 受講者数 修了者数
令和元年 1,320人  1,314人
平成30年 1,285人 1,284人
平成29年 1,243人 1,239人
平成28年 1,285人 1,283人
平成27年 1,453人 1,453人

管理建築士講習の例年における合格率は99%超えと難易度としては簡単です。また、試験中は講習テキストの持ち込みが可能です。

 

管理建築士は兼務は不可

管理建築士は、建築士事務所に常勤し専ら管理建築士の職務を一人で行う専任性が求められるため、建築士法24条より管理建築士は専任である必要があるとされています。他社の代表取締役や社員、個人事業主などを兼務している人や自社の監査役といった人は管理建築士になることができません。また、ひとつの建築士事務所に管理建築士は一人という考え方がされるため、一人の建築士が複数の建築士事務所で管理建築士になることやひとつの建築士事務所登録に複数の管理建築士を置くことはできません。同一法人内に複数の建築士事務所がある場合、例えば本社の管理建築士を勤めるものが支社の建築士事務所の管理建築士を兼務することはできません。

同じ会社だとしても建築士事務所ごとに管理建築士が必要です。

 

管理建築士が不在になると事務所は廃業?

管理建築士は、建築士法によって定められた制度のため建築士事務所内において管理建築士が不在となった場合、廃業事由に該当します。そのため、管理建築士が不在になれば30日以内に廃業等の届出をしなければいけません。管理建築士は建築士事務所を経営するには必要不可欠な資格です。

 

まとめ

今回は管理建築士についてご紹介してきました。管理建築士の資格を持っていることは、建築士事務所を経営する上で必要になることはもちろん、転職などでも有利に働きます。管理建築士は誰でもなれるわけではなく、特定の条件をクリアした建築士だけがなれる資格です。この記事を見て、管理建築士に興味を持たれた方はぜひ資格取得に向けて挑戦してみてはいかがでしょうか。

本日はここまで!以上、まあこでした!

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