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意外と知らない!?階段を考えるときの基本知識をご紹介!

2020.6.3

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのまいです!

皆さんは階段にさまざまな種類があることをご存じでしょうか?2階以上の住宅であれば必ず必要になってくる階段は行き来のしやすさを左右する重要な箇所になります。注文住宅などで見かけるデザイン性の高い階段も魅力的ですが、実は自由に設計できるわけではありません。階段の寸法には建築基準法によって高さが定められています。

階段にはどのような種類があり、どのような特徴があるのか把握することでより快適な住居になります。

今回は代表的な5種類の階段の特徴と階段を設計する上でのポイントを詳しくご紹介します!

階段とは?

階段とは、上下階を昇り降りするための構造物で足がのる部分を踏面それに直角な部分を蹴上げと呼びます。

階段の種類と特徴

階段は大きく分けて以下の5種類に分けられます!それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう!

直階段

直階段は文字通りまっすぐ上がり下がりをするシンプルな形が特徴の最もポピュラーな階段です。シンプルな構造なのでコストも安く抑えられます。デメリットとしては限られたスペースに設置する場合に勾配が急になり、また直線であることから転んだときのリスクが増すことがあげられます。直階段の場合は掴みやすい位置に手すりを設置すると安全性が高まります。

かね折れ階段

かね折れ階段は途中でL字型に折れている階段です。折れ曲がることで直階段よりも小さなスペースに階段を収めることができます。直階段で懸念されていた一気に一番下まで落下するという危険性は低くなります。

折り返し階段

折り返し階段はかね折れ階段とよく似ていますが、かね折れ階段がL字型だとすれば折り返し階段はU字型に折り返されています。そのため踊り場に十分な広さが生まれ、勾配が緩やかな安全性の高い階段となります。また、折り返し階段は省スペースで設置出来るので廊下を少なくして住空間をより多く確保することができます。

カーブ階段

カーブ階段円弧を描きながら上り下りをするタイプの階段です。直線で構成する階段に比べ、水平・直角といった枠に収まらない独特のカーブで空間を演出し、優雅で柔らかい印象を与えてくれます。

らせん階段

らせん階段は文字通りらせん状を描きながら上り下りをする階段です。らせん状の為、比較的コンパクトに設置が出来るのと配置場所に自由度があります。他の階段と比べてコストは掛かりますが、デザイン性が高く見た目のオシャレさから高い人気を誇っています。ただ、上の階に大型家具や家電などを運ぶのが難しいというデメリットがあります。

外観の種類と特徴

構造だけでなく、外観も階段の見栄えや使い勝手を左右する重要な要素です。

外観は大きく分けて以下の2種類に分けられます!それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう!

箱型階段

最もポピュラーなのが箱型階段です。踏板と蹴込み板によって箱のように階段裏が覆われているタイプで見た目よりも実用性を重視した構造をしています。箱型階段のメリットは階段下を収納インテリアに活用出来るという点です。

オープン型階段

スケルトンシースルーとも呼ばれるオープン型の階段は蹴込み板がないタイプの階段です。視線が階段の向こうに抜けるため、圧迫感が無くリビング階段として居室に設置しても光や風を遮ることがありません。箱型階段よりもコストは掛かりますが、デザインを工夫すればオシャレな据え置きのインテリアのように活用することも可能です。

注意点としては、段と段を繋ぐ蹴込み板が無いので小さい子が挟まったり隙間から転落する可能性があるということです。子どもが小さいうちは転落防止用ネットを設置することをおすすめします。

 

階段の寸法に決まりはあるの!?

注文住宅と言えば自由に設計できるのが魅力ですよね!しかし、家を建てる際にはさまざまな制約があることも少なくありません。階段もそのひとつです。

階段寸法には建築基準法による決まりがあるので自由に設計することができません。建築基準法施工令では、階段寸法について階段および踊り場の幅蹴上踏面踊り場位置4つを規定しています。建築基準法によると、共同住宅の共用階段を除く一般住宅の階段寸法の基準は蹴上23cm以下踏面15cm以上階段と踊り場の幅75cm以上と決められています。ただし、実際にはこの寸法で階段をつくると上り下りしにくい階段になることが多いようです。

法の基準はあくまで最低限の基準であって、実際の生活の中では上り下りしやすい実用的なサイズを考えていくことが必要です!

 

上り下りしやすい階段寸法とは!?

上り下りしやすい階段とは、傾斜が緩く蹴上げと踏面のバランスがとれた状態を指します。蹴上げが高すぎてしまうと足を大きく上げなければならず、踏面が小さいと足を乗せるスペースが十分でないため転倒のリスクも出てきます。

一般的に上り下りしやすい階段の寸法は「蹴上げの2倍+踏面=60cm」とされています。この計算方法で住宅用の階段を当てはめると、蹴上げが19cm踏面が22cmとなります。60cmは日本人の標準的な歩幅と同じくらいのサイズであることから、老若男女問わず上り下りしやすいとされています。

住まいの中でも階段は特に安全性が重視される場所となるため、手すりの設置踏面に滑り止め加工をしたり照明の設置などの工夫を凝らすことで安全性を高めることができます!

 

まとめ

代表的な5種類の階段の特徴についてご紹介してきました。階段として確保出来るスペースによって選択出来る階段は変化します。住む人が毎日快適に上り下りできる階段を造るためには、建築基準法を守り手すりの設置滑り止め・照明設置など安全性に配慮することが大切です。女性や子ども、年配の方など幅広い世代でも安心して暮らせる階段造りを心掛けましょう。

本日はここまで!以上、まいでした!

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