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人の生活と心を明るくする照明コンサルタント、照明士

2019.11.20

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEインタビュアーのあやです!

これから本格的な冬が到来してきますが、冬と言えばイルミネーションプロジェクションマッピングなどのイベントが増えるのが楽しみですね!そんな光を楽しむイベントの照明がどのようにして作られているのかを考えたことはありますか?そのような屋内、屋外関係なく照明の芸術をコンサルティングするお仕事があります!それが照明コンサルタントです。

今回は照明コンサルタントとはどういう仕事なのか、またどのようにして資格を取得することができるのか見ていきたいと思います。

野外音楽イベントでも光の演出はたくさん使われていますよね!イベント以外にも、全国各地にある有名な建築物ではライトアップも盛んに行われています。そこに照明コンサルタントがどのように関わっているのかも気になりますね!

照明コンサルタント、照明士ってどんな仕事?

照明コンサルタント

照明コンサルタント照明器具に関する知識を生かし、住宅や店舗や事務所などにマッチした照明器具の提案をして照明設計のアドバイスといったコンサルティングを行うのが仕事です。建造物や内装の構造を見て照明器具を設置する位置を決めるほか、照明の効果的な当て方照明器具の選び方省エネになる方法など照明に関するさまざまな点をアドバイスしていきます。

照明コンサルタントの中には照明器具メーカーに勤務する方もいます。また、インテリアコーディネーターがキャリアップのために目指すケースもよくあります。

照明士

照明士は、空間の演出に必須な照明についての幅広く専門的な知識を身につけていることを示す資格です。照明コンサルタント資格を習得後により深い専門知識を身につけたい人にオススメです。

専門講座として毎年6月~7月に受付が開始され、演習問題とレポートを回答・提出、翌年3月に行われるスクーリングの受講を経て認定された照明学会の正会員「照明士」の称号を使用できるようになります。認定後は年会費10000円が必要です。

照明コンサルタントの活躍の場

照明コンサルタントや照明士が活躍できる主な会社には、ハウジングメーカー照明メーカー照明販売店などがあります。

また、建築設計事務所、インテリアデザイン会社や工務店、モデルハウスからのニーズもあるほか、日常生活を過ごすプライベートな空間へのニーズも増えているため多方面にわたって活躍の場が広がっています。

照明コンサルタントはこんな人におすすめ!

照明コンサルタントはクライアントが思い描くイメージにマッチした照明プランをアドバイスするだけでなく、商業施設などのライトアップ演出を手掛けることもあります。そのため、単なる照明器具の選定だけにとどまらず、その取り付けや配線あるいは省エネルギーや環境への配慮も含めた総合的な知識や技能が求められます。

そこで電気関係などの技術的な分野が得意でインテリア的センスやコーディネート感覚を併せ持った方がこの仕事に向いていると考えられます。

また、この仕事は自分が考案した照明プランをクライアントのみならず建築士施工関係者分かりやすく説明する必要があるので、会話の中でどれだけ自分のイメージを表現できるかがカギになるでしょう。そのためコミュニケーション能力は重要になり、人に伝えるための言葉を磨いておく必要もあります。

光のイメージを人に伝えるのはとても難しそうですが、その場所の雰囲気を演出する照明だからこそ大きなやりがいがありそうですね!

 

照明コンサルタント、照明士の仕事の流れ

依頼主から要望や不満、トラブルの内容をヒアリング

照明コンサルティングの依頼を受けたあと直接依頼主のもとを訪ねてヒアリングを実施します。
日々その空間にいて感じる照明への不満や悩み、疑問を聞きだしていきます。

光の状態を確認する

実際に照明に問題がある建築物や店舗などに足を運び、自身の目で現状を確認します。
目視以外に図面や写真でも確認します。

問題点を洗いだし、原因を説明する

現場の状況を確認したら、なぜ照明に不満を感じているのか問題点を追及し依頼主に説明します。

改善策の提案

続いて改善策をいくつか提案し、どのように対処すべきかを依頼主に決断してもらいます。予算や改善にかかる期間もあわせて提示し、営業中の店舗や事務所ですぐに改善することが難しければ長期的な計画も作成します。

実際に目で見て確認し依頼主とコミュニケーションを取りながら、よりよい照明環境を作っていくのですね!

 

照明コンサルタントの資格の取り方

照明コンサルタントの試験は18歳以上から受講することができます。

照明コンサルタントの試験内容

試験内容は以下の通りです。

  • 照明の基礎
  • 光源
  • 照明器具
  • 照明計算の基礎
  • 屋内照明計画
  • 設計の基礎
  • オフィス照明
  • 工場照明
  • 店舗照明
  • 住宅照明
  • 住宅の配線と配線器具
  • 屋外照明
  • スポーツ照明
  • 非常時用照明
  • 視覚弱者のための照明
  • 非常時用照明
  • 照明の保守と経済
  • 照明と省エネルギー
  • 最近の照明界の話題

照明コンサルタントの試験方式

通信講座の場合

自宅にて通信講座を受講し教材はDVDとテキストです。演習問題は第1回から第5回までよなり各回ともテキストから計10問が選択形式の問題として出題されます。各回とも解答提出期間は15日間、合格点は60点以上です(100点満点)。
※60点未満の場合は再試で再提出しなくてはなりません。再試提出期間は1週間。

第6回はレポートでテーマを750字程度にまとめて提出。すべてが合格点に達したら、スクーリングを受講して修了となります。
※受講期間中、1ヵ月半ごとに全6回の解答を提出します。

スクーリングの場合

スクーリングは先生から直接講義を受けることです。全国どこかの会場で必ず受講しなければなりません。スクーリングの開講地は札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡ですので、お近くの会場で受講してください。

留年制度

不合格になった場合は次年度に限り再受講ができます。それでも不合格だった場合は留年受講料が発生しますが翌年にその演習問題を再履修をし、合格すると補習終了となります。演習問題終了後スクーリングを行った後に照明コンサルタントとして認定されます。

合格率は85パーセントと易しいものになっているので、勉強さえしっかりすれば取得しやすい資格となっています!資格の更新期間は5年ごととなっているので忘れずに更新しましょう!

 

照明士の資格の取得方法

照明士の試験を受けるには照明学会の会員になる必要があります。

照明士の試験内容

試験内容は以下の通りです。

  • 照明設備
  • 視覚の基礎
  • 色彩学
  • 初等幾何光学と測光量
  • 光環境の見え方とその役立ち
  • 市街地のトラフィック
  • 視覚情報表示とシステム
  • 防災照明システム
  • 生物環境
  • 工業分野
  • 光エネルギーの障害
  • 照明関係の安全基準

照明士の試験方式

照明士はコンサルタントの上位の資格ですので、光の見え方などより深いところまで勉強します。

試験方式は照明コンサルタント同様に以下の通りです。

  • マークシート(WEBまたは郵送)
  • レポート
  • スクーリング(特別講義)

 

まとめ

近年は建築物のライトアップが盛んに行われるようになり、特に冬はイルミネーションや点灯式などのイベントも増えてきます。光の当て方によって建造物を幻想的に浮かび上がらせたり、飲食店や住居を光の演出により穏やかに過ごせる環境に変化させることが可能です。光には周囲を明るくするだけではなく、人々の暮らしや気持ちを豊かにする力があります。

そのようにして生活に必要不可欠の明かりをコンサルティングして、人々の心や生活を明るくする照明コンサルタントはこれからも活躍できる仕事と言えます。

こだわった空間に照明コンサルタントの想いが詰まっていると思うと、見ているだけで楽しめそうですね。

以上、あやでした。次回もお楽しみに!

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