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日本中が間違っている?エスカレーターの正しい乗り方

2019.12.7

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのれいこです!

普段の生活で、当たり前のように乗っているエスカレーター。しかし、正しい乗り方をしている人は意外と少ないようです。私たちが思っているエスカレーターの知識は、はたして正しいのでしょうか?

今回は、エスカレーターの正しい乗り方をお伝えしていきたいと思います!

エスカレーターの歴史としくみ

エスカレーターの歴史

エスカレーターという名前が初めて登場したのは1859年。日本で「エスカレーター」が商標として登録されたのは1900年のことです。商標権を維持できる50年が経過した1950年に、ようやくエスカレーターは一般名称として定着しました。

日本で初めてのエスカレーターが設置されたのは1914年東京・日本橋の三越呉服店(現三越百貨店)です!

エスカレーターの仕組み

外観は階段と似ていて、自動で昇降する階段状の踏み面(ステップ)と、ステップと連動して動くベルト状の手すりが特徴です。建物のインテリアに大きな影響を与えるので、外観に工夫を凝らしたものも多いです。ドライブチェーン(騒動鎖)で上部を回すと階段が動き、上下の鎖車を回って循環運動をするしくみです。

最近では操作を行うことで複数のステップが水平部分をつくり、車椅子を乗せられるタイプもあるようです!

 

エスカレーターの危険性と安全性

エスカレーターは便利な反面、ひとつまちがえると大きな事故につながる危険性を持っています。ここからはエレベーターが持つ危険な側面と、それに対してとられている安全策をご紹介します。

危険性

転倒・転落

エスカレーターによる事故の95%以上転倒です。乗降口でうまく移動できずにつまずいたり、体勢を変える際にバランスを崩してしまうことが多いようです。重大事故に至ることは少ないですが、後ろの方を巻き込んで転倒した場合は大きな怪我をさせることもあり危険です。また、手すりに寄りかかったり座ったりするとバランスを崩し転落してしまうこともあり危険です。

ショッピングセンターなどの大型施設では吹き抜け部分にエスカレーターを設置することが一般的となっているため、高層階からの転落により大事故に繋がることも少なくありません。

挟まれ・巻き込み

エスカレーターは天井などの構造物の横を通過するため、手すりの外に身を乗り出していた場合に手すりと構造物の間に身体が挟まれ負傷の原因となることがあります。また、動いているエスカレーターのいずれかの部分に衣服などが挟まった場合、そのまま身体が巻き込まれてしまうケースもあります。

どちらも大きな事故に繋がることが多いので、防止のための法的規制もつくられています。

設備不具合

日本ではあまり聞くことがありませんが、世界的にみるとエスカレーターの施工不良での事故は何件かあります。エスカレーターの急回転や逆回転などは個人の意識で止められるものではないので非常に危険です。

定期的に行われている点検作業はとても大切ということが分かりますね!

危険に対する安全性の発達

エスカレーターには安全に利用することが出来るよう、安全対策や安全装置が設置されています。

  • 非常停止ボタン
  • スカートガードパネル用安全装置
  • 移動手すり入り込み口安全装置
  • 踏段異常検出装置
  • 踏段チェーン切断検出装置
  • 移動手すりスリップ検知装置
  • 駆動チェーン切断検出装置
  • 電磁ブレーキ

その他にも、さまざまな安全対策が実施されています。

たとえば、利用者に音声で安全な利用を呼びかける自動音声案内もそのひとつですね!

 

エスカレーターの間違った認識

地域での違い

地域によって片側を空けて乗る・空けないで乗るなどエスカレーターに関する暗黙のルールのようなものがあります。特に東京では左側に立って右側を空けるのに対し、大阪は右側に立って左側を空けておくというのは浸透していますよね。これには「大阪万博説」などいくつかの説がありますが、いつ始まったかやきっかけに関する明確な根拠は判明していないようです。

東京と大阪での文化の違いはいくつかありますが、これほど明確に違いが現れているものも珍しいですよね!

エスカレーターは歩く?止まる?

片側を空けることについてお話しましたが、そもそもエスカレーターは立ち止まって乗るように作られていると日本エレベーター協会が広報しています。エスカレーターを歩くことで立ち止まっている人と接触するなどのトラブルが多発してしまいます。

しかし、特にラッシュ時の駅などで実際に立ち止まって利用していると嫌な顔をされてしまうため、日本では立ち止まって利用することが浸透していないようです。

 

エスカレーターの正しい乗り方

エスカレータの正しい乗り方、一般的な注意事項は下記の通りです。

  • エスカレーターは立ち止まって利用する
  • ベビーカーを乗せない
  • 黄色い線の内側に立つ
  • 移動手すりにつかまる
  • 衣類のすそに注意する
  • 傘の先などをステップの溝に差し込まない
  • 乗り口付近や降り口付近では立ち止まらない

子ども向けの注意事項もあります!

片側を開けない方が効率がUPする!?

そもそも「エスカレーターは片側に乗る」というのは歩く人がスムーズに登れるようにという気配りから始まったものですが、それがいつの間にか「暗黙のルール」のようになっています。しかし、エスカレーターを効率よく使うという観点からみると、全員が2列で並んで乗る方が最大人数で乗ることができて効率がいいです。

近年では「2列でお並びください」などのアナウンスをデパートや駅でされるようになりました。

歩かないルールは少しずつ浸透されている

JR東日本が東京駅で「エスカレーター歩行対策」を試行しています。その際、「お急ぎの際は階段をご利用ください」といった大型の掲示も出して呼びかけています。立ち止まってる人との接触防止や転落防止を考えたときも、やはりエスカレーターは歩かず利用することが安全と言えます。

手すりを持って乗る

転倒防止のため手すりを使用するようにしましょう。

エスカレーターの手すりは基本的に上りでは手すりの方が速く、下りではステップの方が速くなるように調整されています。これはエスカレータの下側に転ばないようにするための工夫です。その他にも、手すりは力をかけると少し滑るのであらかじめスピードを速く設定しておくという理由もあるそうです。

安全に利用できるように、さまざまなことを計算してつくられているのですね!

 

まとめ

普段当たり前のように利用されているエスカレーターですが、実は正しい使い方をしている人は少ないようです。正しい乗り方はまだまだ日本では賛否両論かと思います。片側通行やエスカレーター歩行をやめて、周りの方から嫌悪な態度をされてしまうこともあるかもしれません。しかし老若男女の方が利用するものだからこそ、安全第一で正しい知識を身に着けることが大切です。

呼びかけや政策によってこれからもっと正しい知識が広まっていくといいですね!

以上、れいこでした。次回もお楽しみに!

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