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遮熱塗料とはいったい何?どのくらい効果があるのか徹底解説!

2020.9.10

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONE GIRLSのまあこです!

夏に向けたリフォームに向けて「遮熱塗料」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?遮熱塗料は、熱を跳ね除けて建物に省エネ効果を発揮する塗料としてとても人気があります。遮熱塗料は特殊な機能性塗料ですので、使用する際はその性質をきちんと理解しておくことが大切です。

今回は遮熱塗料の効果や、メリットとデメリットについてご紹介します!

遮熱塗料とは?

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遮熱塗料とは、汎用塗料(特殊機能をもたない一般的な塗料)と比べて、太陽光を反射する力が強い塗料のことです。正式名称を「高日射反射率塗料」と言い、2011年に日本塗料工業会によってJIS K5675という工業規格が定められています。

通常、日射反射率の低い汎用塗料では塗膜が太陽光を十分にはね返すことができず、光エネルギーの大部分が塗膜を通り越して屋根材にまで届いてしまいます。これに対して遮熱塗料は、樹脂にセラミックを配合したり特殊な顔料を混ぜ合わせることで、太陽光のうち「近赤外線領域」と呼ばれる光線の大部分を反射する力をもっているため、屋根材に届く光エネルギーを大幅に減らすことができます。

遮熱塗料は、日射反射率が一般的な塗料に比べてとても高い塗料ということが分かります!

 

遮熱塗料の効果

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遮熱塗料には具体的にどのような効果があるのでしょうか?遮熱効果が発揮されることでどのようなメリットがあるのかなど、意外と知らない方が多いのではないかと思います。

ここからは、遮熱塗料の効果についてポイント別にご紹介します!

建物を暑さから守る

遮熱塗料の効果の1つは「建物を暑さから守る」ことです。遮熱塗料を屋根や外壁に塗ることで塗布面の表面温度上昇が抑制された結果、室内の温度上昇が抑えることができます。夏場の建物は陽に当たり、屋根や外壁が熱くなることで熱が伝わり暑く感じます。遮熱塗料は、陽に当たった際の熱の伝わりを何とかしようとして開発されました。

日差しそのものを反射してしまうことで、熱の発生自体を防ぐというのが遮熱塗料の狙いなんですね!

省エネ効果

遮熱塗料のもたらす効果の2つ目は、省エネに繋がることです。暑い夏場に冷房はつきものですが、遮熱塗料は1つ目の遮熱効果である室温の上昇抑制効果によって、冷房を節約する効果を発揮します。夏の日中に一般家庭で消費する電力のうち、テレビや冷蔵庫よりも多く大きな割合を占めるのがエアコンだと言われています。この電力消費に伴い電気代がかかるだけでなく、石炭等の火力発電によって消費相当量のCO2が排出されています。

遮熱塗料が室温の上昇を抑えることで、冷房を使いすぎなくなり間接的にCO2も減るということが省エネにも大きく貢献するんですね!

建材の熱損傷を防ぐ

遮熱塗料の効果の3つ目は「建材の熱損傷を防ぐ」ことです。屋根や外壁などの建材は熱の作用を受けることで劣化が進み、耐用年数が短くなることがあると言われています。遮熱塗料は表面温度の上昇を抑制する効果によって、熱の作用を軽減します。

その効果により、熱損傷による建材へのダメージを減らすことができるのですね!

 

遮熱塗料のデメリット

ここまで遮熱塗料のもたらす効果についてご紹介しましたが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

ここからは遮熱塗料のデメリットについてご紹介します!

コストの高さ

遮熱塗料は汎用塗料と比べて遮熱という特殊機能をもっている分、費用金額が高くなる傾向にあります。例えば、延べ床面積30坪程度の一般的な戸建てを塗装する場合、通常3缶ほどの塗料が必要になります。遮熱塗料が登場したばかりの頃は、汎用塗料との価格差が10万円ほどあり、これが原因で最初の数年間は遮熱塗料の売れ行きはあまり良くありませんでした。

しかし近年、遮熱塗料と汎用塗料の価格差は徐々に縮まってきていると言われています!

劣化すると遮熱性能が落ちる

塗装工事で特殊な機能・性能をもった塗料を検討する際は、「その機能がいつまで続くか」「時間の経過とともに性能がどれくらい落ちていくか」といったことを考えておく必要があります。遮熱塗料も例外ではなく、経年劣化に伴って遮熱性能も徐々に落ちていきます。

断熱効果はない

基本的には、遮熱塗料に断熱効果はありません。断熱効果を発揮できないことの最大のデメリットは、断熱材や断熱塗料の強みである「冬場に建物を寒さから守る力」がないことです。遮熱塗料はあくまで太陽光を反射して表面温度の上昇を防ぐことが基本原理なので、外の熱を中に伝えないことはできても、中の熱を外に逃がさないことはできないからです。

塗膜そのものの耐久性が高いわけではない

塗膜の耐久性では遮熱塗料と汎用塗料に大きな違いはありません。遮熱塗料はあくまで日射反射率の高い塗料であって、無機塗料などのように塗膜自体の耐久性能が高い塗料ではありません。「価格が高い塗料=長持ちする塗料」と一括りにして勘違いしてしまう方も多いので、きちんとした知識を持っておくようにしましょう。

その間違った認識を利用して高値で売りつけようとする業者も中にはいるので、注意するようにしましょう。

 

遮熱塗料はどうやって選ぶ?

ひとくちに遮熱塗料と言ってもその種類はいくつかありますが、どのような基準で選ぶのが良いのでしょうか?

ここからは遮熱塗料の選び方についてご紹介します!

JIS規格

遮熱塗料の選定で難しいところの1つは、異なるメーカーの遮熱性能を比較しづらいことです。そこで、2018年10月に日本塗料工業会によって、高日射反射塗料の製品性能に関するJIS規格が定められました。

このJISK5602では、遮熱塗料の日射反射率を明度によってレベル分けし、星1〜3つで認定を行っています。

業者の見積り提案を参考にする

塗料選びのコツとして、塗装業者の提案を参考にするのも1つの方法です。専門塗装業者はプロですが、あくまでそれぞれの会社ごとに経験や考え方は違いますので、なかには優良とは言えない業者に出会ってしまう可能性もあります。

情報を全て鵜呑みにすることもなく、しっかりと相見積もりをとったうえで検討をしていくことが大切です!

 

まとめ

屋根塗装を成功させるためには塗料選びはとても重要な作業です。単なるコストの話だけでなく、5年後・10年後の住環境を左右する力を塗料はもっています。塗料の種類は遮熱塗料だけでなくさまざまなものがありますが、メリットとデメリットをきちんと把握して塗料選びをするようにしましょう。遮熱塗料のなかでもどの種類にするか、コストはそれぞれどのくらいかかるかなどをきちんと理解しておくことで、快適な生活を送るようにしましょう。

塗料の種類が違うことで、生活に大きく影響することもありますので意識して選択するようにしましょう!

以上、まあこでした!次回もお楽しみに!

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