ガーデニングを成功させるには?初心者でもできる基礎知識をご紹介!
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こんにちは!POPCONEインタビュアーのとまこです!
ガーデニングは憧れるけど「広い庭がない」「何をしたらいいのか分からない」などと諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。ガーデニングには、植物の成長を感じる楽しさがあったり、窓からの景色が美しくなったりと、暮らしが豊かになるメリットがあります。

今回は初心者でもできるガーデニングの基礎知識をご紹介します!
目次
ガーデニングとは?
ガーデニングとは、家庭で行う園芸や庭づくりを指す言葉です。ガーデニングができる場所は自宅の庭をはじめ、ベランダやバルコニー、テラスや屋上など日当たりや風通しがよく植物が育つ環境であればスペースや広さは関係なくどこでも楽しむことができます。

玄関前のポーチなどの小さなスペースに飾る寄せ植えもガーデニングに含まれます!
家庭菜園との違い
家庭菜園は野菜を収穫することが目的ですが、ガーデニングは花を愛でたり草花で彩られた景色を楽しむなどの鑑賞が目的という違いがあります。

水やりや花がらを摘んだり、植え替えをしたりなど日々のお手入れも含めてガーデニングと言います。
ガーデニングの基本
手軽に花を育てたいという方や試行錯誤し凝ったガーデニングをしたい方など、さまざまなニーズに合ったガーデニング方法があります。応用的なガーデニングをする際も、基本をきちんと掴んでおくことは大切です。

ここからは基本的な花の育て方をご紹介します!
下準備
育てたい植物の苗・鉢・用土・元肥・肥料を用意しましょう。半日以上直射日光のあたる日当たりの良い屋外で管理しましょう。

元肥が含まれている用土を使用する場合、元肥は不要です!
植え付け
苗の枯れた下葉を取り、苗を鉢の中心に置いて植え込みます。このとき土を入れすぎると水管理が難しくなります。

鉢の縁から2〜3センチ残してウォータースペースを作ることが大切です!
摘芯(ピンチ)
新芽が出てきたら摘芯(ピンチ)をしましょう。鉢からはみ出した新芽をカットします。摘芯をすると横から新芽が出て枝数も花数もぐっと増えます。鉢全体が葉で覆われるまで2〜3回繰り返すのが理想です。

植え付け後から2〜3週間で摘芯をするようにしましょう。
水やり
水やりのタイミングは、土の表面が乾いたり鉢が軽くなったときです。水をあげるときは葉や花にかからないように注意して、鉢底から流れるまでたっぷりとあげるようにしましょう。

水のやりすぎは根腐れの原因となるので、「乾」「湿」のメリハリがとても大切です!
施肥(肥料やり・追肥)
肥料が不足すると下葉が黄色くなります。また、肥料が多すぎると葉先が茶色くなる場合もあります。肥料は大事な栄養素で育ち盛りの花には欠かせません。

肥料をあげるときは直接花や葉、茎に触れないようにしましょう。
花がら摘み
しぼんだ花をそのままにしておくと、新しい花がつきにくくなることもあります。病気やカビの原因にもなりますので、こまめにハサミでカットすることが必要です。花びらだけ摘むのではなく花茎から切るようにしましょう。

花が咲き終わったら、花茎から花を摘み取りましょう!
切り戻し
再び満開を迎えるために、花の数が少なくなってきたら大胆にカットします。次の花に栄養をあげるために鉢に沿うようなラインで花を枝ごと切ります。

今まで綺麗に咲いてくれた花への感謝の気持ちを忘れず、次の花の栄養のために切り戻しをしましょう。
ガーデニングのメリット
人がガーデニングに求めるものは日々の暮らしの楽しみや癒し効果などさまざまで、多種多様なメリットがあります。

今回は主なメリットを3つに分けてご紹介します!
趣味ができる
ガーデニングは専用の機材や特別な道具を揃えなくては始められない趣味とは違い、育てたい植物の苗と土、日々の水やりの3点セットがあればスタートすることができます。自宅の敷地に余った地面があればそこに直接植える「地植え」で始めることもできます。

比較的にお金のかからない趣味と言えますね!
健康に良い
ガーデニングをしていると、花を育てるために体を動かすことが自然と増えていきます。例えば日当たりのいい場所へ植木鉢を移動したり、花がらを摘むためにかがんだり、水やりをするために歩いたりなど植物の手入れにともなう作業はたくさんあります。

日光を浴びる時間も増えるため、体内時計も整うという効果もあります!
住みやすさの向上
家のまわりに樹木を植えて家の佇まいを素敵にしたいという方や、防犯やプライバシーを確保するために樹木を植えるというケースもあります。例えば玄関を出てすぐに公道がある場合など、外出するたびに家の中が丸見えになるという悩みを解消するためにもガーデニングは役立ちます。

リビングなどの部屋から隣の家が見える場合も、視線を遮るために樹木を植えれば、防犯やプライバシーが確保されます。
害虫・病気対策
植物の種類や家の状況によって害虫の種類も変わってきます。近くに畑などがある場合は、そこで農薬を撒くと害虫が一気にやってくるので注意が必要です。また、風通しが悪いとカビが原因となる病気にかかりやすくなってしまいます。

ここからは主な対策方法をご紹介します!
薬剤を使った対策
農薬は使用目的や作物によってさまざまな種類があります。「殺虫剤」とは害虫対策のための薬剤で「殺菌剤」とは病気対策に使います。農薬は水で薄めて使うタイプとそのまま使えるタイプがありますが、初心者にはそのまま使えるタイプがオススメです。

両方に使える「殺虫殺菌剤」というものもあります。
直接害虫をとる
アオムシやヨトウムシなど大きめの害虫を発見したら、ピンセットや割り箸などで1匹ずつつまんで取り除きましょう。粘着力の弱いクラフトテープなどで虫がついた部分を優しく取り除くのも良いです。

あらかじめ防虫ネットや寒冷紗を張っておくと、虫だけでなく卵が産みつけられるのも予防できます。
まとめ
今回ご紹介したように、ガーデニングは基礎知識をきちんと理解していれば誰でも簡単に始めることができます。害虫や病気など、気をつけなければならないポイントを理解してガーデニングを始めるようにしましょう。
見栄えはもちろんですが、癒し効果や運動不足の解消など身体的にもさまざまなメリットがあります。日頃のお手入れの基本が分かれば誰でも手軽に始めることができますので、新しい趣味のひとつとしてガーデニングを楽しみましょう。

自分がどのようなガーデニングをしたいのかイメージするだけで楽しいですね!
以上、とまこでした。次回もお楽しみに!