室内ドアの種類と特徴とは?目的に合わせたドア選びをご紹介!
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こんにちは!POPCONEインタビュアーのあすかです!
室内ドアは私たちが生活する上で、ストレスのないスムーズな移動や緊急時のリスクを下げるなどとても重要な役割を果たします。ドアには開き戸や引き戸などさまざまな種類がありますが、それぞれの特徴を理解して目的に合ったドア選びを行うことが大切です!

今回は室内ドアの種類や特徴についてご紹介します!
目次
室内ドアの役割
家の中にはリビングや寝室、お風呂などさまざまな部屋ごとにドアが存在しています。それぞれのドアにはプライベートを守る役割があり、一緒に生活する家族と良い距離感を保つ上でも重要です。

防犯対策やバリアフリー対応など、機能面も日々進化しています!
室内ドアの種類と特徴
室内ドアを選ぶ際はデザインだけでなく、遮断性・気密性・採光性・ドア周辺のスペースなどの機能性も大切です。生活動線をシミュレーションし、ドアを開ける方向などさまざまな面を考慮して選ぶようにしましょう。

室内ドアの主な種類と特徴をご紹介します!
開き戸
開き戸は室内ドアの中で最も一般的なタイプです。前後に開閉するので、開く側にはある程度のスペースが必要となります。ドアの中央や左右などにガラスが入っているデザインが多く、適度な光を取り入れたり圧迫感をなくしたい場合はガラスを取り入れたものを選ぶと良いですね。

開き戸には片開きタイプと両開きタイプがあります!
片開きタイプ
片開タイプは1枚の扉を開閉するタイプのドアで、最も一般的に使用されています。室外側に開く外開きタイプと、室内側に開く内開きタイプがあります。

シングルタイプと呼ばれることもあります!
両開きタイプ
両開きタイプは2枚の扉で開閉するタイプのドアです。グレード感を演出することができますが、まわりに広いスペースが無いと設置が難しいです。

大きさの違う2枚の扉で構成される両開きドアを親子ドアと言います!
引き戸
引き戸は、扉を左右に並行移動させて開閉するタイプのドアです。開き戸とは違い前後に空間が必要ないので、スペースを確保しづらい場所に適しています。

上から吊るして、床面にレールがいらないタイプを吊り戸と言います。
片引きタイプ
1枚の扉を左右どちらかに滑らせて開閉するタイプのドアです。片引きタイプには控え壁が必要なので、場所によっては設置できない可能性があります。

扉を開くと幅いっぱいに開口部がとれるため、大きな物の出し入れがしやすいというメリットがあります!
引違タイプ
2枚以上の扉を行き違いにさせることで開閉するタイプのドアです。左右どちらからでも開け閉めできるので楽ですが、注意をしないと指を挟んでしまう可能性もありますので気をつけましょう。
引分タイプ
2枚の扉を中央から左右にスライドさせるタイプのドアです。左右の壁に扉が収まるスペースが必要となります。

スペースが大きい分、グレード感を演出することができます!
折れ戸
折れ戸は、蝶番につながれた2枚1組の扉をたたむことで開閉するタイプのドアです。開閉にそれほどスペースを取らず、開口いっぱいに開けることができます。

折れ戸は廊下などの収納スペースやクローゼットに使用されることが多いです。
両折れ戸
折れ戸が2枚並んだタイプで、中央から左右にたたむことで開閉するタイプのドアです。両側に折りたたむことで扉を開くので、狭いスペースで広く開口部を取ることができます。

1枚1枚の扉が小さくて軽いというメリットもあります!
中折れ戸
扉の一部が折れてたたまれることで開閉するタイプのドアです。開閉に必要なスペースが少ないので、ドアが廊下の通行を邪魔することがないというメリットがあります。

折りたたまれる場所にほこりが溜まりやすくなってしまうので、頻繁に掃除をするようにしましょう。
室内ドアの選び方
室内ドアにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。家を建てたりリフォームを検討する上で、デザイン性と同じように実用性はとても重要です。

ここからは室内ドアを選ぶ上でのポイントをご紹介します!
基本性能や品質
ドアはついデザインや色だけを重視して選びがちですが、住まいの一部として長く使い続けるものですので、質のことも考えなくてはいけません。傷や汚れに強い素材を選んだり、ガラスデザインを取り入れる際は割れにくいガラスを選ぶようにしましょう。

お手入れのしやすさも重要なポイントです!
間取り
ライフスタイルや家族の変化を想像して間取りを考えることは大切です。目的に合ったドア選びにより、多目的に部屋を活用することができます。

部屋の広さや目的に合わせてドアのタイプを選ぶようにしましょう。
光と風
光を上手に取り入れると空間をより広く明るく見せることができ、風通しを良くすることですっきりとした印象を持たせることもできます。幅と高さを目いっぱい生かして余分なスペースを減らすことで、開放感のある明るい空間を演出することもできます。

ガラスデザインを取り入れることで、光の入り方も変わってきます!
バリアフリー
家族の介護が必要になったときや、家の中を車椅子で移動しなければならないときなど、ちょっとした段差が障害になってしまうことがあります。そんなときは段差をなくし、開口部の広い引き戸を使用することで車椅子もスムーズに行き来ができるようになります。

ドアを1枚変えるだけで、生活のしやすさはぐんと変わります!
まとめ
室内ドアを選ぶ際は、開け閉めする十分な空間が取れるかや左右のスペースがあるかなどさまざまな要素が関わってきます。お部屋の目的やライフスタイルによっても適しているドアのタイプは変わってきますので慎重に決めましょう。
室内ドアは一度選択したらなかなか変えることができません。それぞれのタイプの種類や特徴を理解して選びましょう。

デザイン性も実用性も兼ね備えた心地いい空間を作るためにも、ドア選びは大切ですね!
以上、あすかでした。次回もお楽しみに!