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【電気工事管理技士】電気工事現場の監督者になれる資格について

2019.4.10

Construnction Industory Media

こんにちは。POPCONEのあすかです。

本日は電気工事の監督者になれる電気工事管理技士の資格についてご紹介します。

電気工事施工管理技士の概要と仕事内容

電気工事施工管理技士とは電気工事の施工計画の作成、工程・安全・品質の管理等を行い、電気工事の監督を行うことができる国家資格です。

電気工事の施工管理は電気工事施工管理技士の資格がないと行えませんので、電気工事業務を幅広くこなしたい人や、独立・起業を目指す人にとっては無くてはならない資格と言えます。

電気工事施工管理技士の仕事内容は?

電気工事施工管理技士は下記のような建設工事現場の管理をすることが主な仕事です。

  • 照明設備工事
  • 変電設備工事
  • 発電設備工事
  • 送配電線工事
  • 構内電気設備工事
  • 非常用電源設備工事
  • 電車線工事
  • 信号設備工事

実際の住宅や小規模程度の店舗の工事は、電気工事士の資格で行うことができます。施工管理までは考えていないけれど電気工事を行えるようになりたいという方は、下記の記事も合わせてチェックしてみてください。

電気工事施工管理技士の行う施工管理とは?

電気工事施工管理技士の行う施工管理とは電気工事が設計図通りに予算内に安全に進めるために、施工計画・工程管理・安全管理・品質管理を軸にして行われます。具体的には以下のこと等を行います。

  • 発注者との連絡調整
  • 電気資材の発注
  • 安全管理
  • 役所等への申請書類の作成、申請業務
  • 工事を行う社内技術者や下請け業者の選定、工事日程や内容の指示
  • 現場やその周辺の調査
  • 工程作成
  • 工程管理
  • 電気施工図の作成
  • 電気工事の見積
  • 打合せ、定例会への出席

この他にも施工管理の仕事は工事の発注者、設計者、工事現場に従事する多数の作業員、役場等の検査員など大勢の人と関わる仕事です。工事に関わる人と良好な関係を保つことも、順調に工事を進めるために必要な技術とされています。

電気工事施工管理技士は実際に電気工事が行える資格ではありません。そのため、工事現場の施工管理以外の仕事内容としては、ビルやマンションなどの電気設備の定期点検の実施や、空調、換気設備等の管理等も電気工事施工管理技士の仕事として行われます。

電気工事施工管理技士として独立した場合、施工管理以外のこれらの点検業務を専門にすることもできます

 

電気工事施工管理技士の資格試験について

資格には種類があるの?

1級と2級がありできる仕事の規模に違いがあります

1級電気工事施工管理技士は、特定建設業の営業所毎に置くことが義務付けられている専任技術者、主任技術者、管理技術者になることができます。特定建設業の許可を得た営業所は、請負金額が3,000万円以上の電気工事を受注することができるため、1級電気工事施工管理技士は比較的大規模な工事現場で活躍することになります。

2級電気工事施工管理技士は、一般建設業の専任技術者若しくは主任技術者になることができます。一般建設業の許可を得た営業所は、請負金額が3,000万円未満の電気工事を受注することができるため、2級電気工事施工管理技士は比較的中小規模の工事現場で仕事を行うことになります。

電気工事施工管理技士の受験資格

電気工事施工管理技士の資格は、取得するために一定の学歴や実務経験が必要になります。この学歴や実務経験は2級よりも1級の方が厳しく設定されています。

1級電気工事施工管理技士の受験資格

  • 大学の指定学科卒業……実務経験3年以上
  • 短期大学または5年制高等専門学校の指定学科卒業……実務経験5年以上
  • 高等学校の指定学科卒業……実務経験10年以上
  • 2級電気工事施工管理技術検定合格者……合格から5年以上
  • 第一種、第二種、第三種電気主任技術者の免状交付者……実務経験6年以上
  • 第一種電気工事士免状交付者

2級電気工事施工管理技士の受験資格

  • 大学の指定学科卒業……実務経験1年以上
  • 短期大学または5年制高等専門学校の指定学科卒業……実務経験2年以上
  • 高等学校の指定学科卒業……実務経験3年以上
  • 第一種、第二種、第三種電気主任技術者の免状交付者……実務経験1年以上
  • 第一種電気工事士免状交付者
  • 第二種電気工事士免状交付者
  • 学歴に関係なく……実務経験8年以上

電気工事施工管理技士は、建設現場において電気工事を統括する立場になります。また、電気工事の不手際による事故は火災や爆発などの被害が大きい事故に繋がることが大きいため、とても責任の重い仕事を行うことになりますそのため、比較的他の施工管理技士試験よりも長い実務経験が求められているのです。

受験をする場合は、まず始めに自身の受験資格について確認しておきたいですね

電気工事施工管理技士試験の難易度と合格率

電気工事施工管理技士の試験は、一次試験に学科試験、二次試験に実地試験が行われます。

学科の合格率 実地の合格率 最終合格率
1級 30~40% 60~70% 25%
2級 50~60% 40~50% 25%

 

2級では電気工事における広く浅く基本的な知識が求められ、1級ではより専門的で難易度の高い第一種電気工事士に近い知識が必要になります。

 

電気工事施工管理技士試験の勉強方法

独学で試験合格を目指す人が意外と多い

合格率を見ると難易度は高めに思われますが、実務や学歴による基礎知識が身についていれば独学でも充分合格を狙うことができます。ただし独学の場合は、下記のようなメリット・デメリットがあります。

独学のメリット

  • 自分のペースで、好きな時間に好きなだけ勉強できる。
  • かかる費用は参考書の購入代くらいなので、他の勉強パターンよりコストが抑えられる。

独学のデメリット

  • わからないことがあっても自分で解決するしかない。
  • 不得意な問題が続くと、勉強する気がなくなってします。
  • 実地試験だけ不合格になった場合は、自分の技術を第三者に見てもらう必要がある。

忙しい電気設備業界で働いていると、勉強時間を確保するのはなかなか難しいと思いますが、「1日30分だけ必ず勉強する」「仕事の休憩時間を勉強に使う」など自分なりのルールを決めて勉強するだけでも、合格にグッと近づくでしょう。

オススメの勉強方法は?

電気工事施工管理技士試験の対策として1番おすすめの勉強は過去問を繰り返し解くことです。過去問を繰り返し解くと自分の苦手と得意を把握でき、試験問題に慣れることができ、本番で実力を発揮しやすくなるという利点があります。自然に言葉が出てくるくらいまで繰り返し問題を解くことがベストですが、最低でも同じ問題を3回は解いてみると、問題の解き方がスッと浮かぶようになります。

そこまでしなくても大丈夫と過信するのは危険です。ちょっとの気のゆるみがミスにつながりますので、事前に対策をしてください

 

まとめ

本日は電気工事施工管理技士の資格についてお伝えしました。電気工事施工管理技士の資格が必要な仕事は、工事現場においてとても責任重大な仕事だと言えます。建設現場で電気工事に携わる仕事をする場合、電気工事施工管理技士の資格は自身にとって間違いなく有利になります。建設業界での転職や昇進はもちろんのこと、工事の発注者や設計者、職人に説明を行う際にも説得力が増し、スムーズに仕事を進められるようになるでしょう。

電気工事の仕事で活躍をしたい方は、資格取得を目指してみてくださいね

本日はここまで。以上、あすかでした。

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