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欠陥住宅は身近にある?見分け方と注意するポイント

2019.12.25

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのれいこです!

テレビなどでふと耳にする欠陥住宅。なんだか他人事のように思ってしまいがちですが、欠陥住宅は私たちが想像している以上に多く存在しているのが現状です。欠陥は生活の安全にも関わりますので、非常に大きな問題です

今回は欠陥住宅の見極め方対処法についてご紹介します!

欠陥住宅とは?

欠陥住宅

欠陥住宅とは構造・耐火・耐震・健康の安全性が欠けたものを指します。欠陥住宅という言葉がよく聞かれるようになったのは1995年の阪神・淡路大震災です。建物の倒壊による事故の原因住宅構造の欠陥と指摘されたことから一般に知られるようになりました。

現在なんと9割の住宅が耐震性が低いと言われています。

欠陥住宅の事例

欠陥住宅で多い例を下記にまとめました。

  • ひび割れ
  • 変形
  • 傾斜
  • 雨漏り
  • 腐食

他にも床や内壁の汚れ塗装の剥がれなどがあります。

ひび割れ

欠陥住宅の事例で最も多いのがひび割れです。築年数1年未満の新築に発生することが多く、使用された材料が乾燥することにより引き起こります。しかし、もしこれが構造上の欠陥によって発生するひび割れとなると大きな問題です。

3.00mm以上のひび割れはかなり進行している状態となっているので、すぐに補修が必要です。

変形

ひび割れの次に多いのが変形です。床や開口部、建具に多いですが、屋根などすぐには分かりにくい箇所で発生している場合もあります。

屋根に隙間や変形が発生している場合は、中の木材が雨に濡れカビが発生し腐ってしまうこともあります。

傾斜

床で多いトラブルとして、たわみ浮きがあります。主に発生する場所はトイレや洗面所玄関や階段の入り口です。地盤沈下床材の耐久性不足などさまざまな原因が考えられます。

家の中のすべての場所を水平にするのは難しいですが、目視や身体で感じるようであれば欠陥の可能性が高いです。

雨漏り

窓や扉など、室内と外をつなぐ開口部の周囲を防水シートなどで処理雨水の侵入を防ぐのですが、この処理がきちんとできていないことが雨漏りの原因となります。雨漏りは外から分かりにくく、柱や壁の内部が腐ってしまう場合もあります。

雨漏りを放置しておくと躯体内に湿気がたまるため、シロアリが発生してしまう可能性も高くなります。

腐食

木部の腐食に限らず、ベランダやバルコニーなどの鉄製部分のサビも含めて通常の使用に支障をきたす場合は欠陥に含まれます。

浴室や洗面所台所などの水回りに注意が必要です。

 

欠陥住宅の見極め方

天井部分を確認する

事例でもお話したとおり、欠陥住宅で多いのが雨漏りです。もし屋根から雨漏りしている場合、天井や壁に雨漏りの痕が残っている場合があります。工事の際に直接確認したり、写真に残してもらうのもよいでしょう。

屋根裏も目視で確認することができればさらに安心です!

床の傾きを確認する

建物の基礎部分や柱、または床自体の施工に問題があると床が傾いてしまいます。水平器やボールを床に置き、傾きがあるか確認します。ボールが転がるようであれば欠陥住宅と考えるべきでしょう。

天井部分の確認と同じように工事の際に直接確認するのも大切です。

業者との信頼関係をしっかり築く

家を購入すると売主とは長い付き合いが始まりますので、業者との信頼関係は非常に大切です。まずは会社選びの段階で人柄や能力などをふまえ信頼できる相手か判断できるようにしましょう。

万が一不具合が起きても、トラブルに発展しない関係性を築くことも大切です!

 

欠陥住宅の対処法

施工業者へ連絡する

欠陥や不具合が見つかった場合、まずは施工業者へ連絡しましょう。施工業者の連絡先が分からない場合は、不動産会社や大家さんに確認してもらい早めに連絡することが大切です。

国や自治体での各行政機関では、住宅トラブルの相談窓口も設けられています。

瑕疵担保責任について

新築住宅で欠陥が見つかった場合、一定期間内であれば瑕疵担保責任に基づき修繕してもらえる権利があります。瑕疵とは見えない欠陥や不具合を指します。販売した住宅に瑕疵があった場合、売主がその責任を持たなければならないこと瑕疵担保責任と言います。

瑕疵担保責任民法570条にて規定されています。

瑕疵は伝える義務がある

売主が瑕疵を知っていて買主へ伝えなかった場合、もしくは虚偽の内容を伝えた場合は民法の規定によって売主は責任を負わなければなりません。

第572条 売主は、第五百六十条から前条までの規定による担保の責任を負わない旨の特約をしたときであっても、知りながら告げなかった事実及び自ら第三者のために設定し又は第三者に譲り渡した権利については、その責任を免れることができない。

契約が終わり物件の引き渡しまでに瑕疵が見つかった場合は、売主は買主へ瑕疵の内容を伝え不動産会社などの仲介業者にも伝える必要があります

瑕疵担保責任の注意点

瑕疵担保責任は買主にとっては有利な内容となっておりますが、いくつか注意点があります。

  • 責任を求めるには期限がある
  • 事前に欠陥のことを伝え、責任を取らなくてもいいとする契約もある

住宅を契約する際に、瑕疵担保責任の内容をきちんと確認しておくことが大切です。

瑕疵担保責任免責とは?

中古の建物の場合は年月が経つにつれ経年劣化自然損耗があり、瑕疵かどうかの判断が難しくなります。そのため、中古の物件は瑕疵担保責任を負わないという契約も可能です。その場合は不動産売買契約書に特約が付いている場合が多いので、契約書の内容をきちんと把握しておきましょう。

瑕疵担保責任免責売主が個人などの宅建業者でない場合に限られます

 

まとめ

住宅を購入する前に欠陥があるかどうかきちんと見極めることも重要ですが、万が一欠陥が見つかった場合にも対処法を自分で知っておくことが大切です。今回ご紹介したように、住宅トラブルについては行政機関の相談窓口や民法などさまざまな対処法があります。分からないことがあれば遠慮なく施工業者や不動産の方に確認し、意思疎通のないようにしていくこともトラブルを未然に防ぐために大切です。

せっかくの新居で不安な思いを抱えて過ごすことのないよう、きちんとした知識を持って住宅選びをしましょう。

以上、れいこでした。次回もお楽しみに!

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