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建物を守る!実は大事な「防水工事」のおはなし

2019.7.28

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEインタビュアーのあやです!

防水工事建物を雨や風などの外的環境から守る工事です。防水と聞くと水だけのイメージを持たれるかもしれませんが、実は水以外からも建物を守る効果があります。

今回は防水工事がどのような効果をもたらすのか、またどのような工事なのかをご紹介します!

防水工事とは?防水工事の必要性

防水工事とは?

防水工事という言葉から、雨漏りや漏水を防ぐためだけの工事というイメージをお持ちではありませんか?

防水工事は実は雨だけではなく、雪、紫外線などからも建物を保護する工事です。防水工事にもさまざまな種類があり、建物の構造にあわせて最適な工法をしていきます。

防水工事は家屋の天敵となる雨水湿気によるカビ腐食から、建物を守る大切な工事なんです!

防水工事による3つの対策

防水工事では建物を水から守るために必要な対策を必要な場所に行っていきます。内容と場所はそれぞれ下記の通りです。

雨水対策 屋上、屋根、ベランダ
漏水対策 台所、洗面所、風呂場、トイレ
地下水対策 地下室、地下に面している部分全般

防水工事にもたくさんの種類があるんですね!

屋内の防水工事

屋内の防水工事は先ほどご紹介したとおり下記のような場所に行います。

  • 台所(厨房)
  • 洗面所
  • 風呂場
  • トイレ

トイレや浴槽など常に水がたまっている場所は漏水の可能性も高くなりがちです。

特に飲食店では漏水・浸水が起こると休業して防水工事を行わなければならず、事前に入念な防水工事が必要となってきます。

屋外の防水工事

屋外の防水工事は下記のような場所に行います。

  • 屋上
  • 屋根
  • バルコニー・ベランダ
  • 開放廊下
  • 立体駐車場

屋外はダイレクトに紫外線や雨水の影響を受けるので、定期的に補修や防水工事を行う必要があります。工法には種類があり、希望や予算に合わせて選ぶことになります。

防水シート 防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける
FRP防水 FRP(ガラス繊維強化プラスチック)の被覆防水層を作る
アスファルト防水 液状のアスファルトとアスファルトシートで防水層を作る
ウレタン防水 液体のウレタンを塗膜することで防水層を作る

 

それぞれ特徴や必要な費用が異なり、中には施工後数日においが残る工法もあるので、防水工事の際は事前に確認し状況に応じて近隣にも配慮する必要があります。

防水工事は屋内でも屋外でも必要なんですね!

 

漏水してるかも?防水工事チェックリスト

防水工事はいったいどのタイミングで行えばよいのでしょうか?

  • 雨漏り浸水が発生
  • 部屋の湿度がいつもより高い
  • 屋上のアスファルトやシートがはげているめくれている
  • 屋上にが繁殖している
  • 前回の工事から3~10年以上たっている

上記にあてはまることがあれば、防水工事の時期が近づいてきているサインです。状況を見て業者に相談し、必要があれば防水工事を依頼しましょう。

 

防水工事をしなかった場合の危険

では、もし防水工事をしなかった場合はどのようなことが起こるのでしょう?

建物内部にサビや腐食が発生

長い年月が経つと建物には大小さまざまなヒビや亀裂入ってきます。防水工事をおろそかにしてしまうと、このヒビや亀裂から雨水が侵入し鉄骨や鉄筋まで入りこみます。最終的には鉄骨や鉄筋がサビてしまい、建物内部がカビ腐食だらけになってしまいます。

建物が知らないうちにカビで腐食してしまうと考えると、ゾッとしてしまいますね……!

劣化により外的環境に建材が負ける

屋外の防水工事をしていないと紫外線強風雨水などの影響により、床面の塗装やアスファルトがポロポロと劣化してきます。そこから水が入り込み、雨漏りや漏水・浸水に繋がっていきます。

湿気が溜まりやすくなり不衛生に

特に飲食店の厨房は防水工事を行い水がはけるようにしておかないと、湿気が発生し不衛生になってしまいます。防水工事は店の環境だけではなくお客様や従業員の身体にもかかわってきます。

これらの危険を防ぐために、防水工事は10年に1度ほどの周期で行うのが一般的です。しかし、建物周囲の環境によっても防水工事の周期は変わってくるので、その建物に合わせて行いましょう

 

防水工事の施行に資格はいるの?

私たちの生活を守る防水工事ですが、施工するにはどんな資格が必要なのでしょうか?

防水工の資格

防水工事の技術者のことを防水工と言います。建築物だけではなく、ダムやトンネル、橋などの建造物に対しても防水加工を施します。

防水工の資格には「防水施工技能士」という国家資格があり、技能検定の防水施工職種においては下記に分かれています。

  • ウレタンゴム系塗膜防水工事作業
  • アクリルゴム系塗膜防水工事作業
  • セメント系防水工事作業
  • シーリング防水工事作業
  • FRP防水工事作業
  • アスファルト防水工事作業
  • 合成ゴム系シート防水工事作業
  • 塩化ビニル系シート防水工事作業
  • 改質アスファルトシートトーチ工法防水工事作業

こちらの資格は防水工事を実施する際に必ず必要というわけではありませんが、依頼する側から見ると資格がある安心して工事を任せられる気がしますね

資格の取得の条件

防水施工技能士の資格は等級が1級と2級に分かれており、1級は上級技能士、2級は中級技能士が持つべきと位置づけられています。

資格取得に必要な実務経験は下記の通りです。

1級 7年以上の実務経験
2級 2年以上の実務経験

資格の取得には学科試験と実技試験に合格する必要がありますが、試験の難易度はそれほど高くはありません。特別な訓練が必要なわけではなく、仕事で身につけた技能を発揮して合格を目指しましょう!

 

まとめ

防水工事は建物の寿命をのばすためになくてはならない工事です。いたるところから水は侵入してきます。生活導線が漏水による被害にあうと本当に困ってしまいますよね。

私たちの生活から漏水、浸水を守ってくれる防水工事です。安心して生活できるよう防水工事の際はきちんとした施工をしてくれる会社を選んでみてください!

以上、あやでした!次回もお楽しみに!

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