【大阪万博】2025年万博開催は大阪に決定!開催予定地の夢洲ってどんなところ?
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こんにちは、POPCONEモデルのあやです。
先日、2025年大阪万博誘致についての記事を書かせていただきました。
【大阪万博】2020年東京オリンピックの後は、2025年大阪万博!
2025年に大阪で万博を開催するための誘致活動が行われているのはご存知でしたでしょうか?大阪万博の開催は特に関西に住む方々にとって大きなイベントになること間違いなしではないでしょうか。今回はそんな大阪万博について調べてみたいと思います!
そして、来たる11月23日。とても嬉しいニュースがありましたね!なんと、1970年以来55年ぶりの大阪万博が決まりました!東京の二度目のオリンピックに引き続き、大阪での大規模な万博開催も2度目になります。

今回は2025年の大阪万博開催決定にともなって、大阪万博誘致のために行われたPRの内容や、会場予定地の夢洲について触れていきたいと思います。
目次
万博(国際博覧会)とは
そもそも万博にはどのような目的があるのでしょうか。国際博覧会条約では、次のように定められています。
1.博覧会とは、名称のいかんを問わず、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。
2.博覧会は、二以上の国が参加するものを、国際博覧会とする。(出典:国際博覧会条約)

つまり、ただ利益を目的として開催する!というイベントではないのですね。もちろん経済効果の期待もありますが、最先端の技術やさまざまな文化などを世界中のみんなに知ってもらうためのイベントです
決定までドキドキ!大阪が行った万博誘致活動
大阪万博の誘致委員会には大阪府や大阪市、また企業や個人までさまざまな方が参加しています。下記の特設サイトを立ち上げて日本中、そして世界中へ大阪万博のことを発信しています。
EXPO2025
EXPO'70から半世紀。そして再び、大阪から世界へ。いのち輝く未来社会のデザイン
大阪と万博の誘致合戦をしていた都市は?
2025年の万博開催は、大阪の他にどこの都市が誘致していたのか知っていますか?今回名乗りを上げていたのは下記の3都市になります。
- 大阪(日本)
- エカテリンブルク(ロシア)
- バクー(アゼルバイジャン)
中でも日本はヨーロッパの主要国を訪問するなど、積極的な誘致活動をしていました。

過去の大阪万博の成功と、それを活かした2度目の開催という点も開催決定の決めてのひとつです
大阪にポケモン?万博誘致のための斬新なPR動画
大阪万博誘致のために行われた施策の数はとても多いためすべてをご紹介する事はできませんが、特に印象的だったのはPR動画です。中でも斬新だったのは世界的に有名なポケットモンスターのキャラクターを起用した動画ではないでしょうか。
第163回BIE日本プレゼン~コンセプト映像①~
ポケモンのキャラクターを起用した、2025年大阪万博誘致のためのプレゼン動画

この動画、めっちゃ可愛い!(笑)ポケモンファンならわくわくするのではないでしょうか。可愛いだけじゃなく、どのような万博が行われるかもしっかり説明されているのがすごいですね
大阪万博開催予定地は大阪市の「夢洲」

2025年の大阪万博開催予定地は、大阪市の夢洲とされています。この夢洲とは、一体どのような場所なのでしょうか。
過去のオリンピック誘致失敗による「負の遺産」夢洲とは
万博の会場になる夢洲はいわゆる人口島として開発された場所です。夢洲は過去の大阪オリンピック誘致失敗によって生まれたことから「負の遺産」と言われています。
予定していた鉄道用のトンネル工事は残り1kmのところまで掘り進めたままストップされていて、夢洲へのアクセスはトンネルと橋による道路のみで、公共手段はバスしかないのが現状です。
今回の万博が決定する前から、企業や学校に向けて誘致活動していたそうですが効果はなく、夢洲は現在まで負の遺産であり続けてきたのです。
夢洲が万博の開催地になることで進むインフラ整備
今回大阪万博が開催される事で、ストップされていた夢洲の開発工事がようやく再開されるようです。大阪メトロ中央線がコスモスクエア駅から夢洲まで延伸する計画であったり、その他のインフラ整備や会場建設費用で1250億円を予定されています。
経済効果は2兆円を予定しており、文字通り「負の遺産」が「有効な資産」になっていく過程にこれからも注目していきたいですね。

これはまた建設業界の方々が忙しくなりそうですね。これからどのように夢洲が変わっていくのか本当に楽しみですね
夢洲が本当の夢の島に!会場の完成予定図

2025年の大阪万博が決定し、EXPO2025公式ホームページでは下記の完成予定図が公開されています!
明石海峡大橋を背景に美しい景観が広がる
出典元:EXPO2025公式HPより
会場内の5箇所に「空」と呼ばれる大広場を設置。
出典元:EXPO2025公式HPより
出典元:EXPO2025公式HPより

これは本当に夢の島!というか、ここは本当に夢洲ですか……?(笑) 今まで何に使おうか?何かに使ってもらえないだろうか?と悩まれていた場所がこのように開発される予定なんですね、すごく楽しみです!2025年まであと7年後……それまでに東京オリンピックもありますが、今から待ちきれません。早く完成がみたい!
さいごに
今回2025年の大阪万博を開催について調べている中で“賛否”両方の意見を知りました。万博の跡地の問題や、計画である2800万人の集客という課題などがあるようです。しかし、この“否”の意見や不安はなんだったんだ!となるくらい大阪万博が大成功してほしいと願うばかりです。

まだまだこれからも大阪万博の情報をピックアップしていきたいと思います!
では、あやがお送りしました。次回もお楽しみに!
関連リンク
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EXPO'70から半世紀。そして再び、大阪から世界へ。いのち輝く未来社会のデザイン