空き家が1円で手に入る時代!?空き家問題を打破する施策とは
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こんにちは!POPCONEインタビュアーのまほです!
今、少子高齢化やその他さまざまな要因で空き家が急増し、社会問題になってます。毎年毎年増え続ける空き家問題ですが、そんな問題の解決できるかもしれない施策が地域によって行われているそうです。

今回は、空き家が増え続ける理由と、空き家を再利用するための破格物件についてご紹介します
目次
空き家が増える理由とは
空き家とは
国土交通省は、1年以上住んでいない、または使われていない家を空き家と定義しています。
空き家を空き家のまま放置していると、下記のような問題でてきます。
- 建物が老朽化し倒壊の恐れがある
- 建材が腐食し周囲に異臭を放つ
- 勝手に知らない人が住みつく可能性がある
空き家を放置すると、結果的に街の景観を損なう結果になってしまったり、空き家がある土地に別の建物や施設を建てるといった機会損失の可能性も秘めているのです。

空き家を放置することは、周囲に悪影響をおよぼす可能性があるのですね……
空き家が増える要因とは
税金の問題
空き家は、税金を理由に放置する人も多いようです。
本来、土地の所有者は固定資産税を納めなければなりません。ですが所有している土地に住宅やアパートなどが建っており、その土地に人が居住するための土地として使われている場合は固定資産税が1/6に減税されます。

空き家を解体することで固定資産税を6倍払わなければならないので、空き家のまま放置する方が多いようです
新築を建てる人が多い
近年では、新築を購入するための融資(ローン)が受けやすくなっていたり、建売物件など比較的リーズナブルな価格で新築を手に入れることができます。そのため中古物件を購入しリフォームする費用と新築を購入する金額の差があまりないため、新築物件を買う傾向にあるようです。
解体費用がかかる
空き家を解体しようと思っても、解体にも高額な費用がかかります。
住宅の解体工事の相場は、
- 木造住宅の場合(1坪) – 約4万円
- 鉄筋コンクリートの場合(1坪) – 約6万円
ですので、一般的に多い物件(35坪〜40坪)を解体する場合には、約100万前後の費用がかかってしまいます。また解体後の固定資産税が上がることもありますので、所有者にとって金銭的に悩まれる方が多いようです。

このような理由で空き家が増えていってしまってるんですね。では、これから空き家をどうしていけばよいのでしょうか?
空き家問題が解決!?1円物件とは
今、空き家が1円という驚きの金額で売買されていることをご存知でしょうか?全国のあらゆるところでこの破格物件を売買する施策がとられてきています。

空き家が1円!?これは一体どういうことなのでしょうか?
空き家が1円で売られる背景とは?
前提として空き家を持っている人には下記のような悩みがあるようです。
- 定期的な点検やメンテナンスが大変
- メンテナンスをしていないと空き家と認定され減税対象にならない
- 固定資産税の負担が大きい など
このような理由により、1円でも引き取ってほしいという方が多いようです。

まさか本当に土地と物件が1円で手に入るなんて驚きですね!タダで引き渡すと贈与税がかかるため1円で売るというのもポイントのようです
空き家の新しい活用方法
1円で購入できる空き家は、建物が古い・立地が悪いなどの理由で通常の相場で賃貸・売買ができなかった物件がほとんどです。
では、購入された方はどのように活用するのでしょうか。
- リフォームをかけて賃貸物件として再利用する
- 自分たちで清掃やリフォームをして別荘として使う
1円物件の多くは、この2つ理由で購入されているようです。
例えば、観光名所としても有名な静岡県の伊豆市にも多くの空き家がありますが、この空き家を購入して観光用の宿泊施設として利用したり、綺麗にして別荘にするなど再利用されています。

伊豆市の物件は、家のお風呂に温泉を引くこともできるようです!探して見ると温泉以外にもとの土地の恩恵を受けれる空き家がまだまだありそうですね!
まとめ
空き家は大きな社会問題になっていますが、1円物件のような破格物件によって少しでも空き家が再利用されていけばいいですね!
破格物件を購入される人は、不動産投資をセカンドビジネスとして考え購入されていたり、別荘として購入されているそうです。空き家の新たな活用方法ができて、問題が解決していくことを願うばかりです。

破格物件に少しでもご興味がある方はぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか?
今回はまほが紹介しました!次回もお楽しみに!