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測量資格の最難関!「空間情報総括監理技術者」とは?

2020.6.21

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのあすかです!

皆さんは空間情報総括監理技術者という資格をご存じでしょうか?近年、建築土木の分野で重要な役割を果たす測量技術は飛躍的な進歩を遂げるとともに取り扱う情報もきわめて多様化してきました。空間情報総括監理技術者は測量における空間情報を総合的に扱うことができるハイレベルな技術者のことを言います。

今回はそんな空間情報総括監理技術者について詳しくご紹介します!

空間情報総括監理技術者とは?

空間情報総括監理技術者とは、測量を基に広範な空間情報を専門的に把握し活用させる専門的な技術を有することを認定する資格です。公益社団法人日本測量協会が認定している極めて専門性公共性の高い民間資格です。

空間情報総括監理技術者資格の目的

国土管理に必要な様々な業務を効果的に遂行するため、空間情報分野に関する高度な専門知識と豊富な知見・経験を有し、かつ空間情報を利活用する要求に対して問題抽出・分析に基づく要求仕様の策定、製品・品質仕様の策定、運用管理の立案、さまざまな技術・技術者のコーディネート等の業務を行うに充分な能力を有する者を認定することを目的とします。

 

空間情報総括監理技術者になるには?

空間情報総括監理技術者については下記の通りです!

 

空間情報総括監理技術者の受験資格

  • 測量士の資格を有する者
  • 技術士の資格または博士の称号、またはこれらと同等の能力を有する者
  • 空間情報関連業務に15年以上従事し、かつ当該業務の責任者を2回以上経験している者

上記の「技術士の資格または博士の称号と同等の能力を有する」について評価の対象となる事項は下記の通りです。

  • 研究実績:査読付き論文、解説記事・自由投稿論文
  • 著書:空間情報技術関連の技術図書
  • 国家資格:空間情報技術に関する資格
  • 民間資格:空間情報技術に関する資格
  • 特許:登録特許の発明者
  • 受賞:空間情報の研究、技術開発に関する受賞などを総合的に評価されます。

空間情報総括監理技術者の試験内容

空間情報総括監理技術者の試験には筆記試験面接試験があります。筆記試験科目は以下の通りです。

  • 空間情報技術に関連する知識や経験があるかどうか
  • 空間情報技術の応用力、構想力、提案力、説得力、監理力を持っているかどうか
  • 業務を遂行できる人格や責任感、リーダーシップを持っているかどうか

空間情報総括監理技術者の資格難易度と合格率

この資格試験が難しいところは、まず受験資格を得ることにあります。国家資格の中でも難しいとされている測量士技術士の両方の資格を取得しておく必要があります(技術士は同等の能力があれば可能)。

併せて空間情報関連業務に関する実務経験も15年以上必要になり、さらに責任者としての経験もいるとなればかなり限られた人しか受験できない試験です。そんなスペシャリストだけが受験できる試験の中でも10人中3人程度しか合格することができない試験であることから試験の難易度としては相当高いことがわかります。

測量資格の最難関としてハイレベルな資格にふさわしくパソコンを持参しての筆記試験は難関試験ですが面接試験で落ちる人は少ないようです。

空間情報総括監理技術者試験の合格率

  受験者数 合格者数 合格率
平成30年度 100名 30名 30%
平成29年度 86名 24名 27.9%
平成28年度 81名 21名 25.9%

 

空間情報総括監理技術者の将来性

平成17年から新たにスタートした比較的新しい資格ですが、この資格を取得するための試験の特徴は試験そのものの難しさよりも受験資格の取得に時間がかかり難易度が高いことです。この資格に合格することで空間情報総括監理技術者の称号を得ることができ、国土交通省の測量上級主任技師の職種と同等クラスの技術者として(社)日本測量協会より認定されます。

また、有資格者として国土地理院をはじめ国土交通省地方整備局地方公共団体等で働くことが可能になり空間情報関連事業の入札業務における評価要素のひとつとして活用してもらえる可能性もでてきます。空間情報総括監理技術者は業界では最高クラスの民間試験です。難易度が高く資格取得者の数も少ないので取得できればアピールポイントとしてかなり有効な資格です。また、高収入を目指すことができる資格でもあります。

 

まとめ

空間情報総括監理技術者は空間情報を扱うスペシャリストであり、国土監理の整備並びにその活用に貢献することが求められています。地理空間情報分野の高度な技術が求められる計画(調査)・解析、技術監理等の技術的な役割を担う技術者として自身をさらに一歩、先に進めていくことができる資格です。

空間情報に関わる技術者の皆さん、ぜひ資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?

本日はここまで!以上、あすかでした!

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