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バリアフリーリフォームってどんなことをするの?気になる工事内容や費用についてご紹介!

2020.7.15

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのとまこです!

高齢者人口の増加によりバリアフリーリフォームの需要はますます高まっています。バリアフリーリフォームというと高齢者のいる家庭の話と思われがちですが、実は住宅を快適に使用していくためには早め早めにリフォームしていくことが大切です。

では、バリアフリーリフォームの工事には具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

今回はそんなバリアフリーリフォームの種類や導入するポイントなどを詳しくご紹介します!

バリアフリーとは?

バリアフリーのバリアとは英語で障壁(かべ)という意味です。バリアフリーとは生活の中で不便を感じること、様々な活動をしようとするときに障壁になっているバリアをなくすことです。

バリアフリーという言葉は、もともとは建築用語として道路や建築物の入り口の段差など物理的なバリア(障壁)の除去という意味で使われてきましたが、現在では障害のある人や高齢者だけでなくあらゆる人の社会参加を困難にしているすべての分野でのバリアの除去という意味で用いられています。

 

バリアフリーリフォームとは?

バリアフリーリフォームとは障害をお持ちの方や身体機能が低下したお年寄りなど、介護を必要とされる方にとって日常生活動作を行う上で障壁となる設備やシステムを取り払うことで住まいにおいて事故のない快適な暮らしを実現するための改修のことです。

バリアフリーリフォームをする際には将来を見据えたリフォームを心掛けることが大切です!

 

バリアフリーリフォームの種類とそれにかかる費用

バリアフリーリフォームと言ってもその種類はさまざまです。ここでは、工事項目別に具体的な内容を説明していきます。

手すりの設置

立ち上がる際の補助や移動時の転倒防止などのため、廊下や玄関、水まわりなどに手すりを設置します。階段や段差などバランスを崩しやすい箇所には前もって設置しておくと良いです。手すり取り付けの相場は5万円~15万円程度です。

段差の解消

ほんのわずかな段差であっても子供やお年寄りにとっては転倒の原因になります。また、数段でも階段があると車椅子では通行できません。段差の解消方法は必要に応じて段差をなくし床をフラット化もしくはスロープ化します。部屋と部屋の段差を解消するスロープの場合1箇所2000円~、床重ね張り工事の場合は70,000円前後/6帖、玄関前の段差をスロープにする場合は400,000円~が相場です。

滑りにくい床材に変更

室内であっても転倒による怪我や骨折などの事故は少なくありません。そこで転倒などによる怪我防止のために滑りにくい床材を選びリフォームすることをおすすめします。洗面所など水を使用する場所の床材だけでもリフォームしておくと安心です。

玄関まわりは濡れることも考えてノンスリップタイルを使用したり、廊下や居間は滑りにくくクッション性や静粛性に優れたコルクタイルを選択するなど各部屋に適した床材を選ぶことが大切です。コルク床の相場は250,000円~300,000円程度/6帖。

照明器具の交換リフォーム

階段や廊下など夜に危険な箇所の足元を照らす照明を設置します。高齢になると視覚機能が低下します。明るい場所から暗い場所、暗い場所から明るい場所に移動した際の視力回復にかかる時間は20代で約30秒、60代以上になると1~2分かかります。

照明交換リフォームのポイントとしては人感センサー付きの照明がおすすめです。足元照明設置の場合の相場は10,000円~20,000円程度/1箇所になります。

扉を引き戸に変更

多くの住宅では一般的に開き戸が用いられています。開き戸は気密性が高く、遮音・防音・遮熱・断熱などの効果があります。しかし、バリアフリーの観点から見ると開閉に大きな動きが必要となるためバリアフリーリフォームでは引き戸に変更することをおすすめします。

また、扉を固定するためのサッシが下部にある一般的な引き戸の他にもバリアフリーに対応した吊戸式の引き戸もあります。引き戸へ変更したときの費用相場は40,000円~100,000円程度です。

廊下の幅を変更

ほとんどの一般住宅では廊下の幅は人ひとり通れる程度の広さで設計されていますが、車椅子を使用される方がいる場合、廊下が狭いとすれ違うことができない、または車椅子自体が通れないことがあります。

車椅子は車輪が巻き込まれないようやや大きめに曲がる必要がありますので車椅子の内輪差まで考慮した幅、最低でも850mm、できれば900mm以上余裕を持った幅で検討しましょう。850mm以上の幅変更にかかる費用相場は1,000,000円~になります。

トイレのバリアフリーリフォーム

和式トイレは足腰に負担がかかりやすいため、和式トイレを使用している場合は洋式トイレに変更しましょう。

また、介助が必要な場合や車椅子の場合でもトイレを使いやすくするためにはトイレの拡張が有効です。便器前に1m以上、便器横片側につき1mずつ以上を目安にトイレスペースを確保するといいでしょう。トイレの全面交換の場合の費用相場は500,000円~になります。

浴室の全面交換

浴室は家庭内の中で最も高齢者の事故が起こりやすい場所です。ですので安全に入浴できるようさまざまな点で工夫が必要になります。部分的に対策をすると項目が多い分非常に高額になってしまう可能性がありますので、介助がより安全に補助するためにも浴室の全面的な交換がおすすめです。

また、浴室のリフォームは在来浴室よりも安全面を考慮して造られているユニットバスに交換するほうが費用も抑えられ高い安全性が期待できます。ユニットバスの全面交換の場合の費用相場は500,000円~です。

 

バリアフリーリフォームのタイミングを見極める

急に介護の必要性が出た場合などはリフォームは緊急を要しますが、そうでない場合はなかなか時期を決めにくいのが現状です。

例えば、床の段差解消や滑り防止など事故防止といった視点から見たときに必要だと感じるバリアフリーリフォームは早めに行うことをおすすめします。しかし、トイレや浴室の手すりの取り付けなどのバリアフリーリフォームは必要なときが来てから行うのがいいでしょう。もし手すりを取り付けた側と反対のほうが不自由になった場合にその手すりは邪魔なものになってしまいます。

バリアフリーリフォームのタイミングの見極め方としては「事故防止のためのバリアフリーリフォーム」なのか「身体が不自由な人の暮らしのためのバリアフリーリフォーム」なのかを見極めることが必要です。

リフォームには大変なエネルギーと時間が必要で経済的にも負担がかかります。そこで将来を見据えて事前に下準備を整えておくことをおすすめします。例えば、手すりをつける可能性のある壁には前もって「下地」を入れておいたり、床の段差は取り除いておくなどです。

 

バリアフリーリフォームの助成金制度

条件に合ったバリアフリーリフォームをすると介護保険自治体から補助金がもらえます。

介護保険制度を活用

介護認定のレベルに関係なく給額は原則ひとり最大18万円です。20万円までのリフォーム費用を1割負担で出来るということです。また、工事費用の合計が20万円になるまで何度も活用することが出来ます。

基本的には生涯一度きりの制度ですが、転居した場合や要介護区分が3段階上昇した場合は再度支給限度額18万円が設定されます。

支給条件

  • 要介護認定で「要支援」または「要介護」の認定がされていること。
  • 福祉施設に入所しておらず、病院にも入院していないこと。
  • 改修する家の住所が被保険証の住所と同一で、本人が実際に居住していること。

以上3点をすべて満たす必要があります。

支給対象リフォーム

すべてのバリアフリーリフォームが支給対象になるわけではありません。支給の対象となるのは以下の工事になります。

  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替え
  • その他、上記の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

自治体からの補助金

障害者認定をされている場合、ほとんどの自治体でバリアフリーリフォームの補助金を受けることができます。各自治体により助成額がそれぞれ異なるので市町村の窓口で相談してみましょう。

 

まとめ

住まいのバリアフリー化とは年齢や障害のあるなしに関わらず、家族やお客様が快適に過ごす環境づくりです。導入するタイミングや施工の見極めは難しい部分ではありますが、ご家族状況に合わせて考えていきましょう。また、介護保険の助成制度や自治体の補助金などを活用しバリアフリーリフォームを賢く進めていきましょう。

本日はここまで!以上、とまこでした!

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