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畳職人におすすめの国家資格「畳製作技能士」

2020.2.27

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのまいです!

と言えば、日本固有の敷物として私たち日本人にとても馴染みの深いものですよね!今では国を飛び越え、海外にも広がっています。そんな日本の伝統的床材である畳の職人を畳職人と言います。昔から変わらない伝統的な技術を習得した畳作りのプロフェッショナル、そんな畳職人におすすめしたい資格が畳製作技能士検定です。畳を全て手作業で作って敷き込むといった非常に高度な技術と精度が要求される資格です。

今回はそんな畳職人におすすめの畳製作技能士検定についてご紹介します!

畳職人とは?

い草といった材料を用いて畳を作り出したり、その修理をする専門の職人のことを畳職人と言います。近年では、機械で作ることが多くなっているため、昔ながらの手作りの技術を持った職人は貴重な存在になっています。

畳職人の仕事

畳は主に畳表(たたみおもて)畳床(たたみどこ)畳縁(たたみべり)という3つの部品で構成されており、これらの部品を組み合わせて畳を製作します。部屋の寸法に合わせて畳表と藁を圧縮して作った床を縫い合わせ、部屋に敷き詰めます。

また、メンテナンスも仕事のひとつです。数年を経て傷んだ畳を表替え(畳表だけを新しく張り替え)裏替え(畳表を裏返して張り直す)で修復し長く使えるようにします。一般的な畳の他にも、神社や寺院などで伝統的な調度具として使われている有職畳御道具畳なども作っています。

畳職人になるには?

畳職人になるには資格や学歴は必要ありません。かつては徒弟制度があり、弟子になって畳職人になるためのノウハウを学んでいましたが、今ではそのようなケースはほとんどなく畳会社に就職をしたり学校で畳職人としての技術を勉強することが一般的となっています。

畳職人として一人前と呼ばれるようになるには10年以上もの長い経験が必要と言われています。

 

畳製作技能士とは?

畳製作技能士とは、畳の製作および敷設に関する技能を認定する国家資格です。

畳製作技能士になるには?

畳製作技能士になるには、各都道府県の職業開発能力協会が実施する技能検定に合格する必要があります。

畳製作技能士検定には、1級2級があります。それでは各級について詳しく見ていきましょう!

畳製作技能士の受験資格

2級畳製作技能士の受験資格

実務経験2年以上(学歴により実務経験が不要になる)

1級畳製作技能士の受験資格

実務経験7年以上、または2級合格後2年以上の実務経験(学歴により必要な実務経験年数が異なる)

 学歴等 通常 2級合格後
実務経験のみ 7年 2年
専門高校卒業 6年 2年
専修学校(大学入学資格付与課程)卒業 6年 2年
短期大学卒業 5年 2年
高等専門学校卒業 5年 2年
高校専攻科卒業 5年 2年
専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 5年 2年
大学卒業 4年 2年
専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 4年 2年
専修学校または各種学校卒業
(800時間以上)
6年 2年
専修学校または各種学校卒業
(1600時間以上)
5年 2年
専修学校または各種学校卒業
(3200時間以上)
4年 2年
短期課程の普通職業訓練終了
(700時間以上)
6年 2年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間未満)
5年 2年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間以上)
4年 2年
専門課程または特定専門課程の高度職業訓練修了 3年 1年
応用課程または特定応用課程の高度職業訓練修了 1年 1年
長期課程または短期養成課程の指導員訓練修了 1年 1年
職業訓練指導員免許取得 1年 1年
長期養成課程の指導員訓練修了 0年 0年

 

畳製作技能士の試験内容

2級畳製作技能士の試験内容

学科試験 範囲
1.畳及び材料 畳の種類、構造、規格及び用途
2.施工法 畳製作に使用する器工具及び機械の種類及び使用方法
寸法取りの方法
寸法の割出し及び割付けの方法
畳の加工方法
畳の補修方法
畳の敷き込み方法
畳の管理方法
3.建築概要 床の構造
室内の採光及び換気
室内の造作及び装飾
4.安全衛生 安全衛生に関する詳細な知識

 

実技試験 範囲
畳製作作業 畳の製作
畳の敷き込み
畳の補修

1級畳製作技能士の試験内容

学科試験 範囲
1.畳及び材料 畳の種類、構造、規格及び用途
2.施工法 畳製作に使用する器工具及び機械の種類及び使用方法
寸法取りの方法
寸法の割出し及び割付けの方法
畳の加工方法
畳の補修方法
畳の敷き込み方法
畳の管理方法
3.建築概要 床の構造
室内の採光及び換気
室内の造作及び装飾
4.安全衛生 安全衛生に関する詳細な知識

 

実技試験 範囲
畳製作作業 畳の製作
畳の敷き込み
畳の補修
積算及び見積り

 

貴重な存在、畳職人

畳の技術において昔も今も変わらずに重要視されているのは手縫いです。この手縫い作業は昭和の時代から現代に至るまでまったく変わっていない部分であり、畳職人であれば基本的なものです。近年、日本の住宅では洋室が増え、畳の製作も機械化されてきています。それでもどのようにして手縫いで畳を作っていくのか知らなければ職人にはなれません。

畳に関してはまだまだ機械ですべてを完璧に仕上げることは難しく、畳職人が作る畳のほうが何倍も質が高いです。昔から変わらない伝統的な技術を習得している畳職人は貴重な存在と言えます。

神社や寺院、茶道や華道など日本の伝統的な世界において畳は欠かせないものとなっています。そのため、これからも畳には一定の需要が残り続けるでしょう!

 

まとめ

今回は畳製作技能士についてお話ししました。

日本固有の敷物として古くから慣れ親しんできた。畳業界でも機械化が進み、人間の手の代わりに機械が大きな部分の施工を補うようになりましたがまだまだ機械では職人の腕には及びません。昔から変わらない伝統的な技術を習得した畳職人にとって技術力というのは目に見えない部分に使ってこそ価値のあるものなのかもしれません。

畳職人の方はもちろん、興味がある方はぜひ畳製作技能士検定にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

本日はここまで!以上、まいでした!

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