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シニアに大人気!「マンション管理士」の資格とは?

2020.8.23

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのあすかです!

現在、日本ではマンションに住んでいる人は約1,500万人と日本の人口の1割を超え、さらに増加傾向にあります。しかし、住む人が増えればトラブルが起こるリスクも増加します。そこで法律上義務付けられたのが管理組合の設置です。そして、マンションの管理組合をクライアントとしてさまざまなアドバイスやサポートを行うのがマンション管理士です。

今回はそんなマンション管理士の業務内容や資格取得について詳しくご紹介します!

マンション管理士とは?

マンション管理士とは国家資格であるマンション管理士試験に合格しマンション管理士として登録を受け、マンション管理士の名称を用いて専門知識をもって管理組合の運営その他マンションの維持・管理に関して管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、適切な助言や指導その他の援助等を行うことを業務とする専門家です。

マンション管理士の仕事内容

マンションという建築物は年月の経過により外観や設備などの修理や修繕が必要になります。また、マンションには幅広い年齢層や家族構成の人々が暮らしています。そのため住民間のトラブルは絶えることがありません。多くの管理組合は運営を一般住民が担っているのが実態です。

専門知識を持たない管理組合の担当者に会計処理の方法運営コストの削減といった組織の運営方法から建物の修繕が必要になった場合の工事会社の選定のような事柄まで幅広くアドバイスしたりとマンション管理士の仕事は資格取得で得た法律やさまざまな知識を元にマンションの健全な運営や問題解決のためのさまざまな業務を行います。

 

マンション管理士になるには?

マンション管理士になるにはマンション管理士試験に合格し、公益財団法人マンション管理センターにマンション管理士として登録することが必要です。

マンション管理士の試験概要

受験資格に年齢性別学歴等の制限は一切ありません。試験形式は全50問4肢択一マークシート方式で試験内容は主に下記の4分野から出題されます。なお、試験の免除として管理業務主任者試験に合格するとマンション管理士試験で5問免除され、マンション管理士試験に合格すると管理業務主任者試験で5問免除されます。

マンションの管理に関する法令及び実務に関すること

建物の区分所有等に関する法律、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法、民法、不動産登記法、マンション標準管理規約、マンション標準管理委託契約書等

管理組合の運営の円滑化に関すること

管理組合の組織と運営(集会の運営等)、管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等)、管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と判例、管理組合の会計等

マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関すること

マンションの構造・設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕等

マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針等

マンション管理士試験の合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成30年 12,389人  975人 7.9%
平成29年 13,037人 1,168人 9.0%
平成28年 13,737人 1,101人 8.0%
平成27年 14,092人 1,158人 8.2%
平成26年 14,937人 1,260人 8.4%

マンション管理士の資格試験の合格率はおおむね7%~9%前後で推移しています。合格率からもわかるようにとても低い水準になっていることから難易度の高い国家資格と言えるでしょう。

 

マンション管理士の年収は?

マンション管理士の年収は約300万円~800万円です。企業勤めの場合と独立開業した場合ではかなり格差が見られますが、高い年収を目指すのであれば業務に関連する複数の資格を取得し、できる仕事の幅を広げる必要があります。

また、独立した場合には年収1,000万円超えも可能ですがマンション管理士は業務独占資格ではないためこれ1本だけでは独立してやっていくのは難しく、行政書士や建築士、土地家屋調査士など他の資格も併せて独立開業するのが一般的です。

 

マンション管理士を目指す人ってどんな人!?

マンション管理士を目指す人の特徴として他の試験に比べて年齢が高いことと男性が多いことがわかります。

平成30年度のマンション管理士の受験者データを見てみましょう!

年齢層 受験者数
~29歳 1,114人
30~39歳 2,119人
40~49歳 3,059人
50~59歳 3,219人
60歳~ 2,887人

 

上記データを見てもわかる通り、40~50代が全体の50%を占めています。60代以降も20%以上占めており、逆に若年層は少ないことがわかります。また、受験者数の男女比は男性10,791人に対して女性1,598人約9割近い受験者が男性です。

マンション管理士の主業務はマンション管理組合の運営や相談、住民との権利関係調整、大規模修繕の計画立案といったマンション管理に関する相談や入居者トラブルの仲介など、社会人経験豊富な方のほうが活躍できる場面が多いため年を重ねた方に適した仕事と言えます!

 

まとめ

今回はマンション管理士についてお話ししてきました。マンション管理士の業務はマンション管理組合の運営修繕計画の立案など実務的な部分もありますが、住民が抱えているトラブル問題を把握し解決していくコンサルタント的な部分の業務も多く、人の役に立つことを直接実感できるやりがいのある仕事です。今後さらに築年数の経過したマンションが増えていくことから、マンションに関する幅広い知識を持ったマンション管理のスペシャリストの需要は高まっていくことが期待できます。

定年退職後もこれまで職場で磨いてこられた知識や問題解決スキル、コミュニケーションスキルなどを新しい形で活かせる将来性のある仕事と言えるのではないでしょうか。

本日はここまで!以上、あすかでした!

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