produced by ACE

カーテンウォール施工技能士ってどんな資格?資格情報について解説!

2020.10.31

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONE GIRLSのとまこです!

皆さんはカーテンウォールという言葉をご存じですか?建築業界に携わっている方であればご存じだと思いますが、そうでない人にとってはあまり聞き覚えのない言葉だと思います。

カーテンウォールとは建物の荷重(自重及び積載荷重)を直接負担しない、建築構造上取り外し可能な壁です。そして、建設物のカーテンウォール施工工事に必要とされる技能を持った技術者のことをカーテンウォール施工技能士といいます。

今回はそんなカーテンウォール施工技能士について詳しくご紹介します!

カーテンウォール施工技能士とは?

カーテンウォール施工技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で建設物のカーテンウォール施工工事に必要とされる技能を持った技術者のことを言います。

カーテンウォール施工技能士の仕事

カーテンウォールとは、別名で帳壁とも呼ばれる高層ビルの外壁の部分です。建物の荷重は建築構造上、屋根などで支えるのでカーテンウォール自体は建物の荷重がかからず、取り外し可能な壁となっています。カーテンウォール施工技能士の具体的な仕事内容としては、工場で造られた部品を現場で組み立ててカーテンウォールを取り付ける作業になります。

カーテンウォール施工は高層ビルでよく用いられる工法ですが、軽い建築機材のため地震などの際にしなりが少なく割れにくいことが特徴です。

 

カーテンウォール施工技能士になるには?

カーテンウォール施工技能士になるには、国家資格である各都道府県の職業開発能力協会が実施するカーテンウォール施工に関する学科及び実技試験に合格する必要があります。

カーテンウォール施工技能士の受験資格

カーテンウォール施工技能検定の受験資格は、学歴等に応じて下記のとおりになっています。

2級の受験資格

 学歴等 必要な実務経験年数
実務経験のみ 2年
専門高校卒業 0年
専修学校(大学入学資格付与課程)卒業 0年
短期大学卒業 0年
高等専門学校卒業 0年
高校専攻科卒業 0年
専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 0年
大学卒業 0年
専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 0年
専修学校または各種学校卒業
(800時間以上)
0年
専修学校または各種学校卒業
(1600時間以上)
0年
専修学校または各種学校卒業
(3200時間以上)
0年
短期課程の普通職業訓練終了
(700時間以上)
0年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間未満)
0年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間以上)
0年
専門課程または特定専門課程の高度職業訓練修了 0年
応用課程または特定応用課程の高度職業訓練修了 0年
長期課程または短期養成課程の指導員訓練修了 0年
職業訓練指導員免許取得
長期養成課程の指導員訓練修了 0年

1級の受験資格

 学歴等 通常 2級合格後
実務経験のみ 7年 2年
専門高校卒業 6年 2年
専修学校(大学入学資格付与課程)卒業 6年 2年
短期大学卒業 5年 2年
高等専門学校卒業 5年 2年
高校専攻科卒業 5年 2年
専修学校(大学編入資格付与課程)卒業 5年 2年
大学卒業 4年 2年
専修学校(大学院入学資格付与課程)卒業 4年 2年
専修学校または各種学校卒業
(800時間以上)
6年 2年
専修学校または各種学校卒業
(1600時間以上)
5年 2年
専修学校または各種学校卒業
(3200時間以上)
4年 2年
短期課程の普通職業訓練終了
(700時間以上)
6年 2年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間未満)
5年 2年
普通課程の普通職業訓練終了
(2800時間以上)
4年 2年
専門課程または特定専門課程の高度職業訓練修了 3年 1年
応用課程または特定応用課程の高度職業訓練修了 1年 1年
長期課程または短期養成課程の指導員訓練修了 1年 1年
職業訓練指導員免許取得 1年 1年
長期養成課程の指導員訓練修了 0年 0年

カーテンウォール施工技能検定の試験内容

カーテンウォール施工技能検定は、実技試験学科試験により行われます。実技試験か学科試験のいずれか一方のみに合格した場合には、次回以降の受験の際にその合格した方の試験が免除されます。

2級カーテンウォール施工技能検定の試験内容(学科)

試験科目 範囲
1.カーテンウォール施工一般 カーテンウォールの種類、構造及び取付方法
2.施工法 金属製カーテンウォール工事に使用する機械及び器工具の種類、用途及び使用方法
金属製カーテンウォール工事の施工計画
金属製カーテンウォールの取付方法
金属製カーテンウォール工事における養生
金属製カーテンウォール工事の施工設備の用途、種類及び使用方法
金属製カーテンウォール工事の関連工事の種類及び工程
3.材料 金属製カーテンウォール用材料の種類、性質及び用途
金属製カーテンウォールの取付けに使用する材料の種類、性質及び用途
金属製カーテンウォール工事の関連工事に使用する材料の種類、性質及び用途
4.建築構造 建築構造の種類及び特徴
建築物の主要部分の種類及び構造
5.製図 日本工業規格の建築製図通則
6.関係法規 建築基準法関係法令のうち、金属製カーテンウォール工事に関する部分
7.安全衛生 安全衛生に関する詳細な知識

2級カーテンウォール施工技能検定の試験内容(実技)

試験科目 範囲
金属製カーテンウォール工事作業 金属製カーテンウォール工事の段取り
金属製カーテンウォールの取付け

1級カーテンウォール施工技能検定の試験内容(学科)

試験科目 範囲
1.カーテンウォール施工一般 カーテンウォールの種類、構造及び取付方法
カーテンウォールの性能
2.施工法 金属製カーテンウォール工事に使用する機械及び器工具の種類、用途及び使用方法
金属製カーテンウォール工事の施工計画
金属製カーテンウォールの取付方法
金属製カーテンウォール工事における養生
金属製カーテンウォール工事の施工設備の用途、種類及び使用方法
金属製カーテンウォール工事の関連工事の種類及び工程
3.材料 金属製カーテンウォール用材料の種類、性質及び用途
金属製カーテンウォールの取付けに使用する材料の種類、性質及び用途
金属製カーテンウォール工事の関連工事に使用する材料の種類、性質及び用途
4.建築構造 建築構造の種類及び特徴
建築物の主要部分の種類及び構造
5.製図 日本工業規格の建築製図通則
金属製カーテンウォール工事の施工図の読図
6.関係法規 建築基準法関係法令のうち、金属製カーテンウォール工事に関する部分
7.安全衛生 安全衛生に関する詳細な知識

1級カーテンウォール施工技能検定の試験内容(実技)

試験科目 範囲
金属製カーテンウォール工事作業 金属製カーテンウォール工事の段取り
金属製カーテンウォールの取付け
積算

 

カーテンウォール施工技能士の将来性

帳壁とも呼ばれるカーテンウォールは建物の荷重がかからない構造の壁であり、荷重が問題となる高層建築や地震に強い柔構造の建物などの近代建築に欠かせない必須の技術です。カーテンウォール施工は今後も需要が大きくなることが予想されます。また、この有資格者は建具工事業における一般建設業の専任技術者になることも可能です。ただし、2級の場合は1年以上の実務経験が必要です。

 

まとめ

今回はカーテンウォール施工技能士についてご紹介しました。カーテンウォール施工技能士とは、建築物の外壁であるカーテンウォールを取り付ける業務を行う技術者のこと言います。このカーテンウォール施工技能士を名乗るためには国家資格であるカーテンウォール施工技能検定に合格する必要があります。近代建築では必須の技術であり建築業界内のスペシャリストとしてさらなるキャリアを重ねて行くことが出来るでしょう。

カーテンウォール施工技能士に興味を持たれた方は、ぜひ資格取得を目指してみてはいかかでしょうか!

本日はここまで!以上、とまこでした!

この記事に出てきた人

オススメ記事

塗装工におすすめの資格「塗装技能士」について解説!

「クレーン運転士」とは?仕事内容や資格取得方法・年収まで解説!

「建設機械整備技能士」になるには?受験資格や難易度について解説!

ウェルポイント施工技能士ってどんな資格?仕事内容や資格取得について解説!

運営会社 / 関連事業