produced by ACE

注目される解体工事施工技士の資格!受験資格と合格率は?【建設業で役立つ資格】

2018.11.20

Construnction Industory Media

こんにちは、POPCONEのとまこです。

ここ最近は東京オリンピックへの準備が進められていることもあり、たくさんの建物が建て替えられたりしてます。そんな建て替え工事の現場で活躍するのに必要な『解体工事施工技士』という資格をご存知でしょうか?

本日は解体工事施工技士の資格について、概要や受験資格などをご紹介をしたいと思います。

解体工事施工技士とは?

解体工事施工技士は数年前から施行されている資格で、解体工事に携わる人以外はあまり馴染みのない資格かもしれません。しかし、今後は解体工事を行うにあたり必須となる資格だと注目を浴びています。

解体工事施工技士の資格は何に使えるの?

建設工事は建設業法によってで500万円未満の軽微な工事は許可なしで施工できるとされています。しかし、解体工事だけは例外です。解体工事は500万円未満であっても解体工事業者登録をしないと施工できません。

解体工事業者登録を受けるには技術管理者という一定資格者をもった技術者を置く必要があり、この資格の一つにこの解体工事施工技士も含まれています。

近年、解体物件はオリンピック開催の影響で増えており、大きく複雑になってきています。さらに廃棄物処理の適正化、リサイクル化も必須の時代になりました。そういった解体工事全体を管理する技術者が解体施工技士なのです。

今まで解体工事は『とび・土工』の一部として扱われていましたが、近年ではもっと複雑になっています。

解体工事施工技士が注目され始めた理由は?

今までは特に重要視はされていなかった解体工事施工技士ですが、なぜ近年注目を浴びているのでしょうか?

解体工事施工技士が注目され始めた理由としてあげられるものは、高度成長期時代の建造物の多くが建設から50年以上経ち、老朽化してきている点です。

建物が老朽化してきた今、壊して新しくしなければならない建物がたくさん出てきました。大きな建物や複雑な建物、また有毒物質を含む構造物を適正な工法で安全に解体するには、厳しい管理体制が必要不可欠となってきます。そのためにも、管理を行える資格を持った技術者である解体工事施工技士が現場で必要になるのです。

民間の木造住宅や公共工事でも規模の小さい物件の解体工事には、今はまだ解体工事施工技士の配置は義務付けられてはいません。しかし、近い将来で全ての解体工事に解体工事施工技士の義務付けがされることも考えられるでしょう。

 

解体工事施工技士の試験について

解体工事施工技士の受験資格は?

解体工事施工技士試験を受験するには一定の実務経験が必要になります。必要な実務経験の期間は学歴によって異なり、詳しくは下記のようになります。

  • 指定学科の大学を卒業後、解体工事の実務経験が1年6ヶ月以上
  • 指定学科以外の大学を卒業後、解体工事の実務経験が2年6ヶ月以上
  • 指定学科の短大、高等専門学校を卒業後、解体工事の実務経験が2年6ヶ月以上
  • 指定学科以外の短大、高等専門学校を卒業後、解体工事の実務経験が3年6ヶ月以上
  • 指定学科の高校を卒業後、解体工事の実務経験が3年6ヶ月以上
  • 指定学科以外の高校を卒業後、解体工事の実務経験が5年6ヶ月以上

こちらの資格は自動車免許と同じように更新制で、5年に1度講習を受けて更新をしなければならないので注意が必要です

解体工事施工技士試験の難易度と合格率は?

解体工事施工技士の試験は比較的難易度が易しめと言われています。過去5年の合格率は下記のようになっています。

平成29年度 48.8%
平成28年度 48.9%
平成27年度 47.7%

合格率を見ても約半数が合格できている割合です。しかしながら、簡単だと安心するにはまだ早い!専門知識が必要なので何もせずに合格出来る甘い試験ではありません。しっかり試験勉強をして挑みましょう

解体工事施工技士の試験合格は独学でも可能

取得までの勉強期間は平均半年から1年と言われており、半年間の勉強期間で資格を取得する人も多くいます。自力で合格をめざすなら効率よく要点を抑えていくことが大切になります。勉強には下記の5つのポイントをクリアした参考書がおすすめです。

  • 過去5年分以上の問題が収録されている
  • 分かりやすい解説がついている
  • 四肢択一試験と実務経験式試験のそれぞれ用意がある。
  • 計算式方法などが理解しやすい
  • 経験記述などの例文が多く収録されている

解体工事施工技士の試験は、過去問題が出題される場合も多く、過去問題を繰り返し解くことで独学でも合格することが可能です。勉強においてのポイントは、たくさんの参考書を解くのではなく同じ参考書を回答率90%以上にまで持っていくことです。

根気強く勉強していくことが合格に繋がっていくのでトライしてみてください

 

まとめ

これからは資格の時代です。当然、資格だけで仕事が出来る訳ではありませんが資格を持っていなければ、仕事の幅に限度が出て来てしまうのも建築業界には大いに言えることです。

解体工事施工技士の資格は解体工事を取り扱っている土木・建設関連企業などさまざまなところで需要があります。解体工事自体においても、今後ますますレベルの高い管理体制が要求されることが予想されます。

レベルの高い工事に対応できるようになるためにも、解体工事施工技士の資格は大切です!

まだまだ建築業界にはそんな使える資格がたくさんあります。引き続きPOPCONEでも紹介して参りますので、チェックしてみてくださいね!

以上、とまこでした。

 

関連記事

この記事に出てきた人

オススメ記事

大型自動車の免許取得に必要な講習とは?

建築現場や交通機関で活躍する大型自動車の定義とその種類とは?

躯体三役のひとつ「鳶(職)」ってどんな仕事?

マンションを生まれ変わらせるマンションリフォームマネージャーの仕事

運営会社 / 関連事業