produced by ACE

【職人さんインタビュー】株式会社Force 池田社長

2019.2.12

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEインタビュアーのあすかです。今回取材にご協力いただいたのは株式会社Forceの池田さんです。

経歴やお仕事内容までいろいろとおうかがいしてきました!

株式会社Forceについて

職人の仕事や仮設工事について

こんにちは!POPCONEのあすかです。池田さん、お忙しい中お時間いただきましてありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

では、まず池田さんのお仕事内容から聞かせていただけますか?

主に大工仕事仮設工事をしています。

仮設工事とはどのようなものですか?

例えば各所の養生をしたり、エアコンのダクトカバーを外しておいてカバーの取り付けをしたりする裏方の仕事です。専門工事の作業をしやすいようにあらかじめ段取りをしておくんですよ。

なるほど!そういったお仕事もあるんですね!

一つの修繕工事でも色んな業者がいるんですよ。あとは現場の仮設事務所を作ったり頼まれたら幅広く対応しています。

ある小学校の現場で既存ゴミ置き場の撤去の依頼があったのですが、当日に急に「明日からのゴミ置き場が無いから仮設のゴミ置き場を今日中に作ってくれ」と言われて……部材もなにもない状態から、朝から次の日の朝まで徹夜で作ったこともありました(笑)

そんなこともあるんですね(笑)
ちなみに大工仕事はどういったものですか。

元々は工事現場の飯場(はんば)と呼ばれる作業員が寝泊りする仮設住宅のようなものを作ったりしていて。最近は仮設住宅や現場事務所を建てたり戸建て住宅やマンションの建築もしたりですね。
そこから派生してこの間の台風の時は瓦の修繕だったりと、色々してますね。

色々されていらっしゃるんですね!

建設業界へのきっかけとは

建設業界に関わり始めたのは、いつ頃からですか?

35歳から始めたので25、6年くらい前からですね。それまでは製薬会社のサラリーマンだったんですよ。

え、そうだったんですか!ちなみに、その頃はどのようなお仕事をされていたんですか?

製薬会社では仕入れ担当で海外出張が多い部署だったんですが、営業に配属になった時にどうしても合わなくて辞めてしまって。
そこでたまたま奥さんの義父が大工をしていて、義父が働いていた建設会社に誘われてアルバイトのような感じで入ったのがきっかけですね。

ではそこからお手伝いという形から始められて職人さんになられたんですか?

そうですね。元々うちの祖父が宮大工だったりもして血筋なのか、好きだったみたいで。あとは結婚して子供もいたんで食べていくためにとにかく続けてきたというのもありますね。

就職した会社が突然の倒産……!?

では、起業したきっかけはどういったものだったんですか?

先ほどお話したアルバイト感覚で入っていた企業で、ある日突然社長が夜逃げしたんですよ!給料の支払いの前日に急に……朝行ったら事務所はも抜けの殻になっていて(笑)

えっ!?そんなことあるんですか!?

後から分かったのが、どうもバブルが弾けたときに大きな借金を抱えながら経営していたみたいです。
大きな現場をこなして集金に回って、そのお金を丸々持って逃げたようで……それで僕も困って呆然としていたんですが、事務所の前が取り立ての人だらけになりまして。工具も部材もすべて差し押さえ。取引先にも「お前社長が逃げるの分かってたんやろ!」なんて言われ責められるし。本当にあの時は困りました。

なかなか大変な経験をされたんですね。

ただ、そのとき2社だけ支払いも出来ない状態なのに「それなら池田くん独立してやってみたら?」と声を掛けて下さった企業があったんです。独立や起業なんて考えたことが無かったんですが、やるしかないな……なんて気持ちでスタートしたんです。

「なんでもバックアップしてあげるから!」と優しい声を掛けてくださった2社には本当にお世話になりました。そことの取引は有り難いことに今でも続いていますし、どんな仕事でも断らず対応しています。1社の社長さんはもう亡くなられたんですが、毎年お墓参りも欠かさず行っています。感謝しかありません。

そうだったんですか。会社さんとのご縁で今のForceがあるんですね !貴重なお話ありがとうございます。

 

建設業界の今

建設業界に入った当初のお話を色々聞かせていただいたので、最近の建設業界についても聞いてみました。

若者の人材不足

池田さんが仕事をしていて、何か大変なことはありますか。

どの現場でも工期が決まっているので、どうしても人員が足りない時に工期に合わせての人員配置を考えるのが大変ですね。
あと「若い子たちは現場仕事が続かない」なんて言われていますが、実際急に現場に来なくなって連絡がつかなくなる子もたまにいるんですよ。その現場はその子1人で回す予定だったので……対応しきれなくて大変です。昨日まで普通にしていてある日急に、となると頭を抱えます。

若い方に限らずですが仕事に対する責任感が薄い方だと大変ですよね。
いま会社には何名いらっしゃるんですか?

6人ですね。

では、6人でいくつかの現場を回されていらっしゃるんですか?

はい、作業の早い遅いだったり相性なんかもあるので。

適材適所で考えていらっしゃるんですね。最近の建設業界全体はどうですか?

やっぱり汚いとか大変というイメージだったりで若い子がなかなか来ないというのはありますね。最近うちにも18歳の子が入ってきて頑張ってくれていますが、人員の確保はどこも厳しいですね。

建設業界での人手不足は、どこも大変なんですね。

時代の流れとともに

経営者として大変なことはありますか?

採算があきらかに合わない仕事を赤字覚悟でやることがあります(笑)乗りかかった船だし、とりあえずやり切るしかないと。ただ、支払いの時点で急に2割値引きしてくれなんて言われて、今後もうそれなら取引しないと仕事を断っている企業さんもあります。
その辺りはケースバイケースなので難しいですね。

持ちつ持たれつだったりしますもんね。他に、昔と違って今ならではの悩みなどはありますか?

そうですね。時代の流れもあって大手は週休2日制が導入されだしているものの、現場作業員は日当で働いてたり、工事のスケジュールは決まってるのでタイトなスケジュールの中で同じ工事をこなすのが大変ですね。

工期やスケジュールもその辺りが考慮されてほしいですね。

他には駐車場代や残業代、職人の面倒をみたり仕事上の付き合いで掛かる経費なんか目に見えないけど細々とかかるんですよ。
大手さんだと経費をキチンと清算してもらえるのですが、そういう現場ばかりではないので工事費の中に経費も含まれると中々厳しいというのが現実です。

そういった経費ってなかなか難しそうですね。ありがとうございます。

 

まとめ

今回は株式会社Forceの池田さんにお話をうかがうことができました!ここには書ききれませんでしたが、実はアニメが好きというお茶目な一面もあるようです。

他の方のインタビューでは、独立することを決めてこの業界に入られる方が多い印象でしたが、池田さんのようにスタッフを抱えて社長さんになられる方もいるのに驚きました。家族のために建設業に就き今まで大変な経験もしてきたように思いますが、終始笑顔で気さくにお話してくださり人の良さが伝わってきました!

以上、あすかでした!

この記事に出てきた人

オススメ記事

飽き性の一人親方が見つけた趣味は仕事だった

繋がり0からの独立!一人親方が大事にしていた3つのこと

建設業界の営業方法とは?【工務店の2代目Kさんの場合】

【職人さんインタビュー】工事現場と不動産のマルチ職人!【株式会社RonE 谷岡社長】

運営会社 / 関連事業