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【東京オリンピック】新国立競技場はどこまで完成しているの?

2018.10.29

Construnction Industory Media

こんにちは!POPCONEのまあこです。

4年に1度のサッカーの祭典が終わり、次なるビッグスポーツイベントは東京オリンピック2020年7月24日の開会式まであと2年を切りました。

東京でオリンピックが開催されることが決まり、すぐさま建設業界は大忙しの状況となっています。

東京オリンピック開催による建設ラッシュの今、オリンピックの会場は一体どこまで完成しているのでしょうか?本日はメイン会場となる新国立競技場をピックアップしてご紹介したいと思います。

新国立競技場とは?


(画像:大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供)

2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。

現在東京都新宿区にある国立霞ヶ丘陸上競技場を全面建て替えして建設する予定で、開閉式ドーム屋根を備えて、収容人数は約8万人になります。競技会場以外にもコンサートなどのイベントに利用できる計画となっています。

新国立競技場のデザイナーは誰?

新国立競技場のデザイン案は、建築家の隈研吾(くま・けんご)さんと大成建設、梓設計のグループが手がけたA案に決定しました。木材と鉄骨を組み合わせた屋根で「伝統的な『和』を創出する」としているのが特徴で、業務の実施方針、工期短縮、環境計画などが評価されました。

隈研吾(くま・けんご)
1954年、横浜生まれ。1975年に東京大学大学院工学部建築学科を卒業。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009年より東京大学教授。国内だけでなく、世界各地で建築のプロジェクトに携わるなど国際的に活躍。木材を使うなど『和』をイメージしたデザインが特徴的で、『和の大家』と呼ばれています。これまでの作品には『歌舞伎座(下写真)』、『根津美術館』、『サントリー美術館』など。

隈さんは10歳で迎えた1964年の東京オリンピックの際に、丹下健三氏が設計した代々木体育館を訪れてその優美さに感動し、将来の夢を獣医師から建築家に切り替えたそうです。

小さい頃に見た東京オリンピックで見た建設物に心惹かれて建築家を目指し、今度は自分が新たな夢を生む番になるなんて感動的ですよね。

新国立競技場建設の進捗状況は?

2015年5月に解体が終了してからは約3年、準備工事が終了して本体着工となった2016年12月からは1年半ちょっと。果たしてどの程度の進捗状況なのか……。

2017年3月段階で公開された現場はこのようになっていました。

比較すると外周がしっかりと形成され、スタジアムの雰囲気が出てきていますね!

新国立競技場が実際どれくらい完成しているのかですが、本体着工から完成まで36カ月の全体工期のうち、10月で23カ月が経過した段階で進捗は「40〜50%程度とのことです。

思ったよりも進んでいないのかな?と思われる方もいるかと思いますが、現状は想定スケジュール通りとのこと。これまでは基礎工事などが主な内容となっており、2018年の春に入ってから外装や内装、デッキ、屋根などの複数箇所を同時進行で進められるようになったため、これから加速していくようです。

現在建設作業の現場に携わっている方は約2000名だそうですが、これから屋根の大がかりな作業が増えることもあり3000~3500名まで増員されるようです

完成した新国立競技場はいつ見られる?

発表されている完成予定日は2019年11月30日。ちょうどあと1年といったところでしす。来年11月の完成後は旧競技場と同じ『国立競技場』として運営することが明らかになっています。

オリンピックより先に競技場でスポーツを観戦できそうですね。

東京オリンピックが終わったら新国立競技場はどうなる?

新国立競技場は、2020年の東京オリンピックではメイン会場で開会式や閉会式で使われる他にも、主に陸上競技やサッカーの試合に利用されることになります。陸上競技に利用されるので、当然スタジアムには陸上のトラックがあるのですが、このトラックはオリンピック後に撤去されることが濃厚なようです。陸上トラックを撤去して、新国立競技場を球技専用スタジアムとする案が有力になっています。

なぜ陸上競技の機能をなくすかというと、それは収益性の問題。陸上競技はオリンピックにような世界大会では、確かに集客力がありますが、その他の大会ではスタジアムを満員にするような集客はあまり望めません。

そのため、より集客が期待できるサッカーやラグビー、またコンサートなどのイベントに利用しやすい球技専用スタジアムに変更した方がいいとのことです。

オリンピックでは陸上競技が新国立競技場の花形種目だけにちょっと残念ですが、サッカーファンの私としてはW杯が日本で開催され、メイン会場として新国立競技場が選ばれることを夢に待ちたいと思います。

 

まとめ

東京五輪まであと2年を切りました。屋根も完成した2019年3月からフィールド部分が着工開始予定ということで、全景が見えてくるのはもうしばらく先となりそうですが、ひとまずは建設に携わる現場の皆さんをはじめ、無事に完成するよう応援したいと思います。

POPCONEでは引き続き『東京オリンピック』の情報をピックアップしてご紹介していきます。引き続きご覧くださいね!

以上、まあこでした。

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